副総長、帰宅したのに駐車場から呼び戻される:第9弾アグロナイトメア「6T決着・序盤再現率・後引き品質」研究

第9弾初日は、アグロナイトメアがかなり通った。翌日になると、除去・回復・守護を意識した相手が増えたように感じられ、「昨日ならそのまま死んでいた相手」が6~7ターン目まで生き残る場面が増えた。

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副総長、帰宅したのに駐車場から呼び戻される:第9弾アグロナイトメア「6T決着・序盤再現率・後引き品質」研究

0. 5秒で結論

第9弾初日は、アグロナイトメアがかなり通った。翌日になると、除去・回復・守護を意識した相手が増えたように感じられ、「昨日ならそのまま死んでいた相手」が6~7ターン目まで生き残る場面が増えた。

そこで一度、もっと1コストへ寄せようとした。

結果は地獄だった。

7T、相手残り3。トップ《達筆の怪異》。1/1。
《激烈の副総長》で2ドロー。怪異、怪異。

人事部が終業後に新人を2人連れてきた。

しかし再調整後、またほぼ6ターンで試合が終わる状態へ戻った。さらに副総長自身が6ターン目に顔3点を入れてリーサルを取った。

現在の実戦結論はこうだ。

《達筆の怪異》(通称ゴブリン枠)は1枚でいい。
副総長0枚案は撤回。6T顔3点という「終業ベル係」がある。
課題は最大火力ではなく、1~3Tの再現率と6Tまでのトップ品質を同時に守ること。

1. 2日目に「アグロが通らない」と感じた理由

短期実戦では、特にビショップで除去・回復・守護が増えたように感じられた。盤面だけで削ろうとすると、低打点フォロワーがまとめて処理され、そのまま回復される。

これは「全サーバーでアグロが一晩で死亡した」という統計ではない。ローカルな対戦観測だ。

ただし公開評価も環境が動いていることは示す。2026年8月28日のGameWithではAFネメシス、コンボエルフ、進化ビショップ、実験体ウィッチが上位帯。Game8では同日のアグロナイトメアをなお高く評価している。

つまり正確な読みは、

アグロが消えたのではない。初日より「相手がアグロの説明書を読んでいる」時間に入った。

初日は新カード説明会。2日目は対策会議。

2. 調整開始時点の40枚と基本思想

出発点は《達筆の怪異》1、《魅惑のサキュバス・リリム》3、《キュートな悪魔・リリム》3、《悪辣のレッサーマミー》3、《渇仰の悪魔》3、《強襲の特攻隊長》3、《幽冥の中尉》3、《残虐の炸裂》3、《鉄鎖の繋がり》3、《元素の共鳴・バアル》3、《夜の唱のライブ》3、《透き通る信念・アンサージュ》3、《誠実なる呪い屋・スージー》2、《激烈の副総長》3、《ガロダートVSゼット》1の40枚。

思想はすでに「盤面を全部取る」ではない。

1~3T:盤面を借りて顔を削る。
4~6T:必要な相手だけ止め、スペルと疾走へ移る。
6T前後:手札から終了。

盤面は不動産ではない。短期賃貸である。

3. 3Tで相手13まで行けるなら、最高速はある

ドラゴン相手にきれいに回った試合では、3ターン終了時に相手体力13まで削れた。3ターンで7点。

これは平均7点を証明しない。だが、最高速が存在することは分かる。

実戦ログの診断用KPIとしては、3T終了時の相手HP12~13ならかなり理想、14~15なら十分、16~17なら遅い、18~20なら初動事故級と見ると分かりやすい。公式指標でも勝率でもなく、変更前後を比べる温度計だ。

最近問題だったのは、5Tでも12~15残る試合が出たこと。一方で別の試合は7Tに相手3まで行っている。

つまり故障箇所は2つ。

A. 序盤で削る動きの再現率。
B. 残り3~5点になった時、トップ1枚をそのまま打点に変える率。

片方だけ直すと、もう片方が壊れる。

4. 怪異3枚案――初動は改善、終業後は新人

《達筆の怪異》は1コスト1/1。他に元コスト1のカードが場にあれば+1/+1される。1Tに単独で出せば、ただの1/1だ。

開始時点の1コストは怪異1+魅惑3+キュート3=7枚。怪異を3枚にすれば9枚。マリガンを無視して最初の5枚だけ見る単純計算では、1コストを1枚以上見る確率は7枚採用で約63.9%、9枚採用で約74.2%まで上がる。

だから「副総長を減らして怪異を増やす」は、序盤再現率だけ見れば合理的だった。

ただし実戦でコストが見えた。

7T、相手3。怪異トップ。
副総長2ドロー。怪異+怪異。

怪異3枚は序盤の出勤率を上げる代わりに、6~7Tの採用ガチャへ1/1を増やす。

そして再調整後、試合が再びほぼ6Tで終わるようになった。

だから現在は、怪異1枚で十分。

1枚なら初動の追加ルートにはなり、終盤のハズレ密度を必要以上に増やさない。

ゴブリン枠、正社員3名ではなくスポット派遣1名で落ち着いた。

5. ラズとリミルが今回の答えになりにくかった理由

《デーモンドラム・ラズ》や《バニーな悪魔・リミル》は、序盤の盤面を作ったり残したりする。

しかし今回の症状は、「盤面が弱い」ではなく「相手HPが減っていない」だった。

5Tで相手12~15なら、こちらの場に1/1が何体残っているかより、顔へ何点通ったかの方が重要だ。

ラズやリミルは対高速や盤面戦では意味がある。しかし「6Tで終わらせたい」「除去される前提で直接打点へ寄せたい」という現在の診断では優先度が下がった。

骨を残しても、相手のHPが残ったら採用会議では負ける。

6. スージー+ライブ被りで見えた「増幅器だけでは殺せない」問題

《誠実なる呪い屋・スージー》は手札の疾走を+3/+0できる。強い。ただし増幅する弾が必要。

《夜の唱のライブ》は条件を満たせば顔2点。しかし相手残り3で、手札がスージー+ライブ、疾走なしだと1残る。

実戦ではその1ターンを渡したことで、ドラゴンが《律する《正義》・イランツァ》級の後半札へ到達し、処理・回復・守りへつながった。

ここから言えるのは「スージーを抜け」ではない。

増幅器、条件付きバーン、序盤専用札が同時に重なると、最後の数点を直接消せない。

なおスージー0/1/2/3枚を同じ39枚・同seedで比較した専用実験はない。数字がないところで小数点を作り始めたら、それは研究ではなくカード占いである。

7. 副総長、帰宅――からの6T顔3で緊急出勤

《激烈の副総長》は6コスト。アグロで6コストは重そうだ。きれいに回る試合は、その頃にはもう終わりかけている。7Tまで行くと相手の大型処理・回復・守護が間に合いやすい。

だから一度は0枚案まで出た。

ところが実戦で、6T、副総長の顔3点で勝利。

これで役割が変わる。

「盤面を取り返して8Tへ行くカード」なら遅い。
「6Tに盤面を焼きながら顔3で試合を閉じるカード」ならフィニッシャー。

過去研究も、副総長を雑に0へ落とす根拠にはなっていない。全7リーダー制約版の最終40枚は副総長3、海賊ロイヤル5,904戦のKEEP_BASELINEも副総長3、8月28日時点のGameWith/Game8共通31枚にも副総長3が入っていた。

古い海賊専用・レジェンド軽量化試験では副総長1+《相承の意思》3の構築が高得点だったが、多数のカードを同時交換している。副総長だけの因果は分離できない。

したがって研究ベース結論は、副総長0最適は未証明。副総長は残留。最適枚数は現在の40枚で直接比較していない。

帰宅させたら6Tに電話する羽目になった。

8. 過去研究の数字を混ぜるな危険

第9弾32対応構築・2,324戦ではアグロナイトメア81.0%、最悪63.9%。これは初日候補の順位・方向であって実ランク勝率ではない。

全7リーダー制約版は8T評価65.5%、先63.1%、後67.9%。14相手構築の短期比較で、84戦中32戦が8T時点未決着だった。

海賊ロイヤル96候補・5,904戦、holdout1,944ではbaseline91.4%、先92.6%、後90.1%、最悪69.4%。ただし18個の海賊ロイヤルだけへの専用結果。

古い海賊レジェンド軽量化91.2% vs75.6%は、多数同時変更のパッケージ結果。

さらに古い全7リーダー試験のビショップ79.2%を、現在の進化ビショップへ貼り付けるのは禁止。同じクラス名でも相手40枚が違えば別の実験対象だ。

9. 「研究ベース」と「カード見て思った」を分離する

証拠を3段階に分ける。

  1. 直接比較済み:同じ条件で差を測った。
  2. 別実験で採用実績あり:候補にはなるが単体寄与は不明。
  3. カード効果からの仮説:次に試すだけ。

《相承の意思》は2。《旅立ちの退出》は3。副総長0は3。怪異3も3から始まり、実戦で「後引きハズレ」という反証材料が増えた。

怪異1は現在、「ほぼ6T決着へ戻った」という実戦結果に合わせた暫定最適化である。まだ同seed大量比較の確定値ではない。

空欄は恥ではない。架空の小数点が恥である。

10. 次に本当に回すなら、勝率より先に見る数字

次のA/Bテストでは、3T終了時の相手HP、5T終了時の相手HP、6T終了率、7T到達率、6~7Tトップが即時顔打点になる率、初手の6コスト以上枚数、6T時点の「引いても何もしない札」枚数、先攻/後攻差、リーダー別最低値を見る。

特に現在は、6T終了率が重要だ。

試合がほぼ6Tで終わるなら、「7Tに強いカード」の価値は下がる。ただし副総長はちょうど6Tで顔3を出すため境界線上で生き残る。一方、怪異2~3枚目は6Tトップで1/1になりやすい。

だから「コストが軽いほどアグロ向き」ではなく、そのカードは、勝ちたいターンに何点になるのかで見る。

11. 現在の実戦結論

  • 怪異:1枚でいい。 初動保険は欲しいが、終盤ハズレを増やしたくない。
  • 副総長:0枚案は撤回。 6T顔3リーサルが実際に発生。枚数最適化は未検証。
  • ラズ/リミル:現在は優先度低め。 盤面より相手HPを減らすことが課題。
  • 即時打点・バーン・疾走は重要。
  • 勝ち筋の締切は6T前後。 7Tへ行くほど相手の回復・守護・大型処理が間に合う。

調整の流れは一周した。

「副総長重い。帰れ。」

「副総長で怪異怪異引いた。お前ら全員帰れ。」

「毎回6Tで終わるようになった。」

副総長、顔3。勝ち。

副総長:「帰ったんですけど。」

現場:「悪い、3点だけ入れて帰って。」

12. 最終結論:アグロは「安い順」ではなく「締切までに打点になる順」

重要なのはカードをコストの安い順に並べることではない。

1~3Tに削れるか。
4~6Tに盤面を無視して顔へ変換できるか。
6Tトップでも仕事があるか。

怪異3は初動だけなら魅力的だった。しかしゲームがほぼ6Tで終わるところまで戻ったなら、ゴブリン枠は1枚でいい。

副総長は6コストだから遅そうに見える。しかし6Tで顔3を出して終わらせるなら、それは遅延札ではなく締切担当である。

答えは「一番軽い40枚」ではない。

「6ターン目までに、引いたカードがなるべく相手HPへ変換される40枚」だ。

盤面部は縮小。顔面部は増員。副総長は、なぜか管理職なのに現場で最後の3点だけ殴って帰る。

参照元

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