6ターンで轢け、海賊だけ別ゲー:第9弾アグロナイトメア、WELCOMEの烙印、レッドエーテル地獄、そして6連勝

作品:『Shadowverse: Worlds Beyond』

第9弾実装日のアグロナイトメアを使おうとしたら、対戦より先に始まったのはカードゲームではなかった。

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0. まず結論

第9弾実装日のアグロナイトメアを使おうとしたら、対戦より先に始まったのはカードゲームではなかった。

在庫確認。生成費確認。ウェルカムカード確認。代替品選定。

つまり、ランクマッチの前に購買部をやらされた。

2026年8月27日17:59更新のGameWith版アグロナイトメアでは、ガロダートVSゼット3枚、誠実なる呪い屋・スージー2枚、夜の唱のライブ3枚が採用されていた。ところが手元では、ガロダートが2枚不足、スージーが2枚不足、ライブが1枚不足。合計5枚の穴。

1. ここから実戦編:未完成工場、6連勝まで伸びる

暫定構築でランクマッチへ出したところ、短期実戦では6連勝まで伸びた。しかも対ウィッチはこの区間で全勝。アグロ寄りのロイヤルにも負けていない。

もちろん6連勝は長期勝率の証明ではない。6戦なら偏りは普通に起きる。ただし「高級部品が足りないとデッキとして機能しない」という心配に対しては、十分強い反証になる。


2. リリムが6枚いる:同一人物によるバット量産工場

現行の第9弾アグロナイトメア例では、魅惑のサキュバス・リリム3枚+キュートな悪魔・リリム3枚。名前も顔もリリム。合計6枚。

魅惑版は1コスト1/1で、ラストワードでバットを手札に加える。キュート版も1コスト1/1で、攻撃時に両リーダーへ1点、ラストワードでバットを手札に加える。


3. 中尉が妙に強い:取っても残る、取らなければ殴る

第9弾の幽冥の中尉は2コスト1/1。ラストワードで新しい幽冥の中尉を場に出し、それを+1/+0して突進にする。新しく出た方はラストワードを失う。

相手から見ると面倒である。


4. バットのドレインは回復装置ではなくHP調整弁

このデッキは自分のHPを守り続けるデッキではない。自傷でHPを下げること自体が、ガロダートのコスト低下などへつながる。

そこでバットのドレインが効く。1/1なら1回復だが、バフが乗れば回復量も増える。


5. 「体力最低のリーダーすべてに3ダメージ」はHP算数の試験

残虐の炸裂は2コストで、体力が最も低いリーダーすべてに3ダメージ。

自分20、相手15なら相手だけ。自分12、相手18なら自分だけ。両方15なら両方。


6. ウィッチ戦:ガロダートVSゼットが出る前に6ターンで終わる

今回の短期実戦では対ウィッチが全勝で、実際にガロダートVSゼットを使う前の6ターンで終了する試合が出た。

これはデッキの思想と合う。現行攻略でも、アグロナイトメアは1ターン目から低コストを並べ、疾走・バーンで早期リーサルを目指す構成として説明されている。


7. ガロダート3積みを「強いから3枚」で終わらせない

現行GameWith例はガロダート3枚入り。カード単体も明確に強い。しかしレジェンド1枚の生成費は3,500。3枚をゼロから作れば10,500レッドエーテル。

ここで実戦速度を見る。


8. 海賊ロイヤルだけ別ゲーム:回復しても予約ダメージが飛んでくる

ここまでの実戦で明確に嫌だったのが海賊ロイヤル。

戦慄の海賊旗はカウントダウン7で、スペルを使うたびカウント-1、ラストワードで相手リーダーへ2点。アージュドールは旗を置きながら相手フォロワー全体へ2点、エンハンス6なら旗2枚+全体4点。つまり小型を掃除する行為そのものが、後の顔面ダメージの仕込みになる。


9. 旧シミュレーションの「対ロイヤル86.1%」を海賊へ使ってはいけない

第9弾ローンチ時のローカルシミュレーションでは、代表アグロナイトメアがロイヤルへ86.1%という値を出した。しかしこれは1セル36戦の初日小標本で、さらに重大な穴があった。

当時の公開ロイヤル40件のうち、財宝・海賊系は18件あったのに直接評価可能0件。海賊旗周辺の生成・固有挙動が完全対応していなかったため、代表対面に今の海賊ロイヤルが入っていない。


10. ビギナー帯なのにロイヤルが妙に分かっている問題

低いランク帯へ行けば全員初心者、とは限らない。特に新弾直後は、カード資産・クラス経験・復帰勢・新デッキ練習が混ざる。

しかも現行攻略では初心者向けクラスとしてロイヤルとドラゴンが推奨されている。海賊ロイヤルは勝ち筋も「旗を置く→スペルで進める→バルバロス」で見えやすい。


11. WELCOMEの烙印:対戦中も自分には見える、相手には見えない

ウェルカムカードはエースのスタンプ付き特殊版。性能は元カードと同じ。

公式は、使用しても対戦相手や観戦者からはウェルカムカードだと分からないと明記している。一方、自分側ではカードにWELCOME系の印が付いた見た目を確認できる。


12. レッドエーテルが貯まらない理由を数字で見る

生成費はブロンズ50、シルバー90、ゴールド750、レジェンド3,500。

分解は通常レジェンド1,200、プレミアムレジェンド2,500。しかも同名カードは、プレミアム等を含めて合計4枚以上になって初めて3枚まで分解できる。ウェルカムはこの所持枚数に数えない。


13. 知らないと損:Cygames ID 5パック+WebStore 1000ルピ、ただし1000ルピは2パック

Cygames ID連携は5パック特典があり、実際に連携後5パックを受け取れた。

さらに2026年8月22日付の公式Newsには、第9弾「Revenants of Azvaldt / アズヴォルト・レヴナント」リリース記念としてWebStore限定1000ルピプレゼントが掲載されている。


14. 最終結論:完成デッキを待つより、速い未完成デッキで先に走る

ここまでを一本にすると、結論はかなり単純。

  1. レッドエーテルは重い。レジェンド3,500は簡単に埋まらない。
  2. だから高級レジェンドを全部作る前に、役割の近い低レアで動かす。
  3. アグロナイトメアはリリム6枚、中尉、バーン、疾走で5~6ターンの終了を狙える。
  4. 今回の短期実戦では6連勝、対ウィッチ全勝まで伸びた。
  5. ガロダートは強いが、出る前に勝つ試合が多いなら枚数は検証対象。
  6. 海賊ロイヤルだけはAOE+旗+一括バーンが構造的にきつい。
  7. 旧シミュレーションのロイヤル高勝率は海賊未対応なので、そのまま信じない。
  8. 新しい海賊対応シミュレーターで再計算し、実戦と突き合わせる。

比べてみる: AIカードゲーム対戦シミュレーターの作り方――12,480戦して「ロイヤル最強!」になった時に疑うべきもの

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