2026年10月23日時点で『バルダーズ・ゲート4』の開発会社と発売日は発表されていません。 ただしシリーズの権利者側は後継作を作る意向を表明しています。『3』の開発元Larian Studiosに続き、『2』の共同リードデザイナー、ジェームズ・オーレンも制作の打診を断ったという2026年6月29日の報道が、ファンの不安を具体的にしました。
「続編を作る」と「制作チームが決まった」は違う
Wizards of the Coastの社長ジョン・ハイトは、シリーズの後継作をいずれ作る考えをインタビューで示しました。一方、Stig Asmussen率いるGiant Skullが手掛ける別の『ダンジョンズ&ドラゴンズ』作品については、これが『バルダーズ・ゲート』の後継作ではないと説明しています。つまり「会社がシリーズを続けたい」は確認できても、「どのスタジオが何年に出す」はまだ埋まっていません。
なぜLarianは降りたのか
『3』を成功させたLarianは、実際に続編の初期作業を進め、一部遊べる状態まで作っていました。それでも責任者スウェン・ヴィンケは、自社が所有しない世界で再び長い開発を繰り返すより、新しい自社作品へ挑戦する道を選んだとPC Gamerに語っています。「失敗したから降板」という説明とは逆で、成功したからこそ次に何を作るかを選び直したのです。
『2』のベテランまで断った理由
HasbroのCEOクリス・コックスから制作を打診されたと語ったオーレンは、『3』に対抗するにはLarianが積み上げたエンジン、道具、チームの経験が必要だと説明しました。彼の見立てでは、同等の土台を一から築くこと自体が非常に大きな仕事です。これは「誰にもRPGを作る才能がない」という話ではありません。『3』の遊び心地が、単一の天才より何年分もの制作環境から生まれたという話です。
ファンが怖がるのは番号だけの続編
6月30日のRedditの議論には、『3』が好きだからこそ別チームの続編が心配だという反応がありました。一方で、次の作品は『3』の完全コピーを狙わず、独自の強みを作るべきだという意見もあります。これは個別の投稿であり、ファン全体の投票結果ではありません。
本当に引き継ぎが難しいのは、キャラクターの名前や世界地図だけではないはずです。仲間の一言に反応が返る、妙な解法でもゲームが受け止める、選択が後で効いてくる――そんな「試したくなる自由」を、新チームがどう設計するかが勝負になります。
何が発表されれば前進といえる?
次に確認したいのは、権利者が正式に指名する開発スタジオ、制作責任者、ゲームの方向性です。発売年の噂や別のD&Dゲームの映像を『4』の証拠にするのは早計。『3』の人物が再登場するか、過去の選択が引き継がれるかも現段階では予想にとどまります。
結論
『バルダーズ・ゲート4』は権利者の構想として生きている。ただし作り手と製品像はまだ決まったと確認できない。 最高の続編に必要なのは「3より数字を大きくすること」ではなく、また誰かがダイスを振りたくなる新しい理由です。名前だけ引き継いでも、会話の選択肢までは自動で増えません。
出典(2026年10月23日確認): PC Gamer・2026年6月29日 / GamesRadar+・権利者幹部の発言 / Reddit・2026年6月30日の反応



