餃子は10分、デッキは3秒で決めろ:第9弾初日に分かった「考えなくても強い」デッキの選び方

第9弾「アズヴォルト・レヴナント」は2026年8月27日リリース。新弾の日は忙しい。カードを読む。試す。エーテルを見る。足りない。10連だけ引く。欲しいカードは当然のように来ない。人類はレッドエーテルの残高を見ながら文明の限界を知る。

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5秒で結論: 初心者が「計算したくない・覚えたくない・今すぐ遊びたい」なら、最強Tierだけを見るより、毎ターンの判断が少ないデッキを選んだ方が強さを再現しやすい。候補は連携ロイヤル、ランプ系ドラゴン、アグロナイトメア。コンボエルフは強いが計算税、アーティファクト(AF)ネメシスは記憶税が重い。カットスロート本人は強烈だが、専用ハイランダーは別の意味で頭を使う。

1. 餃子10分、シャドバ第9弾、そして950戦

第9弾「アズヴォルト・レヴナント」は2026年8月27日リリース。新弾の日は忙しい。カードを読む。試す。エーテルを見る。足りない。10連だけ引く。欲しいカードは当然のように来ない。人類はレッドエーテルの残高を見ながら文明の限界を知る。

そんな日に、持ち帰り餃子が電話から約10分で完成した。店に着いたらもう焼けている。現実世界の待ち時間は消えた。おかげでシャドバに間に合った。ゲーム内では一方、シミュレーターがすでに約950戦を回している。

ここで重要なのは、950戦という数字と、シミュレーターの正しさは別物ということだ。試行数が増えると偶然のブレは小さくなる。しかしAIのプレイが雑なら、雑な判断を950回繰り返して「かなり安定した間違い」に到達することもある。新弾初日は攻略サイトのTier表も更新途中で上位候補が時刻やサイトによってズレる。だから初日の正解はTier1信仰ではなく、データ・実際に触った感覚・操作難度を分離して見ることになる。

2. 初心者の本当の敵は「頭の一時メモ」

カードゲームは、何を何回出したか、条件を満たしたか、今切るか温存するか、進化を誰に使うか、顔か盤面か、相手の返しは何か――を同時に考えさせる。

初心者にとって全部を要求するデッキは「理論100点、実戦60点」になりやすい。そこで非公式の評価軸として**頭の一時メモ税(ワーキングメモリー税)**を考えると分かりやすい。

  • 低い: 盤面を見ればだいたい次の一手が分かる。
  • 中: 条件を1~2個だけ覚える。
  • 高い: 過去ターンの回数、種類、温存札、順番を同時に持つ。
  • 地獄: 「何種類出したっけ?」から会議が始まる。

理想は3秒で出すカードが決まること。上限100点の難しいデッキより、毎回80~90点を雑に出せるデッキの方が初心者帯では実際に強い。

3. 「考えなくても強い」目線の暫定ランキング

これは大会Tierではなく、初心者・低レート・低認知負荷を重視した順位だ。

候補 生の強さ 頭の負荷 引きのブレ 雑プレイ耐性 一言
連携ロイヤル 高 低 低~中 非常に高い 出す→連携が勝手に増える→強札
ランプ系ドラゴン 高 低 中 高い PP増やす→デカいの投げる
アグロナイトメア 高 低 中~高 高い 相手が考える前に試合終了
コンボエルフ 非常に高い候補 中~高 中 中 強いが順番とコンボ数が請求書を送る
実験体ウィッチ 非常に高い候補 中 中 中 出力は高いが疾走化まで道筋あり
AFネメシス 非常に高い 高 中 低 AF種類管理が初心者を監査する
カットスロート系 単体は強烈 高 構築依存 低~中 毎ターン無料進化は強い。でもハイランダーが難しい

8月27日初動では攻略サイト間でも上位候補が一致していない。初日は順位そのものより、何が強い構造なのかを見る方が安全だ。

4. 連携ロイヤル:ゲーム側に数えてもらえるのが偉い

連携ロイヤルが初心者向けなのは、単に簡単だからではない。出したフォロワー数をゲームが数えてくれるのが偉い。

プレイヤーは「前のターン何したっけ?」を全部保存しなくていい。フォロワーを展開し、連携条件が達成したら条件付きの強カードを投げる。

しかも初心者帯では、盤面を毎ターン押し付けるだけで相手側に判断を強制できる。こちらは「並べる」。相手は「どれを取る?進化する?顔を守る?」と考える。難しい問題を相手に外注できるデッキは強い。

5. ドラゴンとアグロナイトメア:思想が一行で説明できる

ドラゴン

PPを増やす。大きいカードを相手より早く出す。

「金銀絢爛・リュミオール&アルジャンテ」はアクセラレートで最大PPを増やせて、後半は手札2枚を捨てて相手の全フォロワーとリーダーに4ダメージ。序盤は加速、後半は焼却。一枚で二職種。

「覇道の竜翼・フォルテ」は6コスト5/2疾走。超進化なら攻撃力8。見た目から「私は殴ります」で、説明書と商品が一致している。

アグロナイトメア

相手が難しいことを始める前に終わらせる。

低コスト、疾走、バーンで顔を詰める。初心者帯で相手が処理しすぎたり、進化を温存しすぎたりすれば、そのままゲームが終わる。ミッドレンジ型を試して弱く感じても、アグロ型は別物として見るべきだ。

6. コンボエルフ:強い。でも「強い」と「楽」は別

コンボはそのターンにプレイしたカード枚数を数える仕組み。バフ系要素と組み合わさると、軽いカードが後半に急に暴力になる。NPCが使っていてもバカ強く感じるなら、基礎カードパワーが高い可能性はある。

ただし人間側では「今何枚目?」「どの順番?」「今使う?育つまで待つ?」「疾走何点?」が発生する。

計算したくない人にとって、これは性能ではなく税金である。強いので使う、は正しい。強いから簡単、は別問題。

7. AFネメシス:ゆるふわ女子が突然6点で走ってくる

「奮励の追走・ミュー」は4コスト3/5。自分のAFフォロワーが出るたび相手のランダムなフォロワーに3ダメージ。進化でエンシェントAFを出し、超進化時にこの試合で出たAFが3種類以上なら疾走を持つ。

超進化は+3/+3なので、条件を満たせば6/8が突然走る。見た目は「できればまったり生きたい」系なのに、盤面へ3点を飛ばし本人まで走る。

一方フォルテは完全に戦闘お姉さんで、通常疾走5点、超進化8点。

フォルテ:絶対痛い→本当に痛い。 ミュー:ゆるい→なんでお前もこんな痛いんだ。

AFの本当の難所は火力ではなく、**「何種類出したか」**が強さに直結すること。計算・記憶を減らしたい初心者には、Tierが高くても相性が悪い。

8. カットスロート:スシロー全品!……ではなく無料進化工場

第9弾の「束刃の咎人・カットスロート」は2コスト2/2・必殺。進化するとデッキ内の残りのカットスロートを消滅させ、その後デッキに重複カードがなければクレストを得る。

そのクレストは、自分のターンごとに最初にプレイしたフォロワーを進化させる。

字面だけで強い。「毎ターン無料進化」はそりゃ強い。

ただし専用構築はハイランダー寄り。攻略側でも「難しい」「アドリブ力が必要」とされる。つまり、

カットスロート本人:分かりやすく強い。 カットスロートデッキ:毎試合違う手札で即興劇。

スシローだと思って入店したら、板前から「本日の魚40種で自分のコースを組んでください」と言われるタイプである。

9. 実験体ウィッチ:AdoのMVみたいな研究室で貝木が働いている

「心酔の研究者」は4コスト1/1で、出た時に「没入の実験体」を2体出す。8コストなら3体になり守護も付く。進化時には実験体1体へ必殺を付ける。

そして声優は三木眞一郎。〈物語〉シリーズの貝木泥舟も三木眞一郎。カードの声だけで「貝木じゃね?」と当てたなら普通に耳がいい。

さらに実験体ウィッチの青黒い研究・医療・不穏な雰囲気からAdo「心という名の不可解」を連想するのも自然。あの曲は医療ドラマ「ドクターホワイト」主題歌で、病名、カルテ、治療といった医療語彙が前面に出る。

Adoっぽい研究施設で、貝木の声をした研究者が実験体を量産する。

新弾初日の情報量としては濃すぎる。

10. エーテル経済:10連しか引けないのに昔のカードも全部は砕けない

公式ルールでは、同じカードを4枚以上持っている場合、3枚になるまで分解できる。

  • 1枚所持 → 分解不可
  • 2枚所持 → 分解不可
  • 3枚所持 → 分解不可
  • 4枚所持 → 1枚だけ分解可能

ローテ落ちしてアンリミを一切やらなくても、3枚は資産として固定される。「昔のデッキ全部砕いて新弾へ」はできない。

現在のローテーションは公式に最新6カードパック+ベーシック。アンリミテッドは全カードパック+ベーシック。第9弾が入った時点では第1~3弾がローテ外、第4~9弾とベーシックがローテ対象になる。ベーシックは落ちない。

つまり「アンリミテッド」で絞るだけではローテカードも混ざる。ローテ外だけ見たいなら第1~3弾をパック指定する方が分かりやすい。

エーテルに変えたい? 3枚は展示品です。

11. 超進化と必殺:超進化した側から殴るなら踏んでいい

超進化は+3/+3だけではない。公式説明では、超進化したフォロワーは自分のターン中、受けるダメージが0、能力によって破壊されない。

必殺は戦闘でダメージを与えた相手フォロワーを破壊する能力。ダメージが0になっても必殺自体は働くが、超進化側には「能力で破壊されない」がある。

したがって、自分の超進化フォロワーから相手の必殺持ちへ攻撃するなら、必殺による破壊を受けない。 ただし耐性は自分のターン中だけ。

初心者向けに一行で覚えるなら、超進化したターンは必殺を踏んで盤面を取りに行ける。

12. 950戦シミュレーターの正しい使い方

950戦は無意味ではない。むしろ便利だ。ただし予言機ではなく、候補を削る機械として使う。

  1. 明らかに弱い候補を落とす。
  2. AIでも安定して勝つデッキを探す。
  3. 対面ごとの極端な弱点を見る。
  4. 難しいコンボを要求するデッキは割り引く。
  5. 最後は自分で数戦触って「頭が疲れないか」を確認する。

特に低レート帯では、選択肢が少ないほどミスの種類も少ない。 上限が少し低くても、強さを毎回再現できる方が実戦では強い。

13. 結論:最適解が出る頃に飽きているなら、今の楽しさも資産

「環境が固まるまで生成を待て」は長期資産の最適化としては正しい。でも目的が「半年後まで効率よく遊ぶ」ではなく、「今日、新弾を触って遊びたい」なら評価関数が違う。

待ってエーテルを守っても、Tierが確定した頃にゲームへ飽きていたら、その資産を使う機会自体がない。

この条件なら、

第一候補:連携ロイヤル — 覚える量が少なく、連携はゲームが数える。
第二候補:ランプ系・疾走系ドラゴン — PPを増やし、単体性能が高い札を投げる。
第三候補:アグロナイトメア — 相手が考える前に顔を詰める。
強いけど注意:コンボエルフ — パワーは本物でも順番・コンボ数・打点計算あり。
強いけど今回は避けてもいい:AFネメシス — 「何種類出した?」が始まった時点で目的からズレる。
カットスロート:カードは強い、専用デッキは別競技。

そして最後に最も重要な戦術がある。

餃子は電話予約しておく。

現実の待ち時間を10分で消せば、新弾を触る時間が増える。どのTier表にも載っていないが、人生のテンポは確実に上がる。


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