最初の「盾」をもらったことだけが理由ではなかった、というのが出演者ジェームズ・アカスターの説明だ。 2026年10月9日にBBC Oneで放送された『The Celebrity Traitors』シーズン2・第4回で、歌手ジェームズ・ブラントは俳優ジュリー・ヘズモンドハルフを裏切り者と疑った。投票で追放されたジュリーは実際には忠実な参加者(Faithful)だった。10月15日の取材記事で、アカスターが別の経緯を明かした。
放送で見えた「盾」の推理
番組では秘密の裏切り者(Traitor)と、それを見抜こうとするFaithfulが円卓で投票する。盾は特定の局面で守ってくれる道具だ。放送版で目立ったブラントの理屈は、最も信頼され最初の盾を受け取ったジュリーこそ、秘密の仕掛けで選ばれた裏切り者かもしれない、というもの。信頼の証が疑惑の証拠にひっくり返る、ずいぶん大胆な推理だった。
アカスターが明かした会話
アカスターによれば、ゲーム序盤、肩をたたいて裏切り者を選んだ際、ブラントはジュリーに自分が疑う人物を話していた。その後アカスターはジュリーに、まだ仲間の正体を知らない裏切り者は味方を間違って告発しないよう、推理を共有しないかもしれない、と助言した。
ジュリーは後に皆の前でブラントを「推理を共有しない人」の例に挙げたという。しかしブラントには、彼女にすでに話した記憶がある。「さっき話したのに、なぜ話していないと言う?」という食い違いが、ブラントにとって嘘の証拠になった。アカスターは、円卓でもこの点が挙げられたと語った。
何が皮肉なのか
嘘つきを見つけるゲームで、誰が何を話したかという記憶の違いが無実の人を追放する材料になった。しかもアカスター自身は途中でTraitorに勧誘された参加者。彼の助言が結果としてFaithfulに不利に働いた可能性はあるが、意図的な罠だったという証拠はない。
編集は意図的な印象操作?
未放送部分はアカスターの証言であり、未公開の映像を独立に確認したわけではない。制作側はPA Mediaに、出演者ごとに経験した会話が異なり、1日の全場面を1話に収めることはできず、円卓の主要な判断材料を選んで放送すると説明した。編集意図を断定することはできない。
結論
放送は盾の仮説を強調したが、ブラントの疑念を強めたのは、ジュリーの発言と自分の記憶との矛盾だったというのがアカスターの説明。第4回は英国時間10月9日20時放送、取材は15日公開。10月18日時点で未放送映像は直接確認していない。
参考資料(5件)
- The Times, James Acaster interview, 2026-10-15: https://www.thetimes.com/culture/tv-radio/article/james-acaster-the-celebrity-traitors-ctrbnkx9w
- PA Media / The Irish News, production response, 2026-10-15: https://www.irishnews.com/entertainment/james-acaster-reveals-real-reason-for-julie-hesmondhalghs-traitors-banishment-TWLZXR3YZVMT3H3M3RWUZCOR7I/
- BBC Originals, series 2 episode guide: https://bbc.originals.watch/media/50435/the-celebrity-traitors/season/2
- The Guardian, episode 4 live recap, 2026-10-09: https://www.theguardian.com/tv-and-radio/live/2026/oct/09/the-celebrity-traitors-live
- The Independent, 2026-10-15: https://www.independent.co.uk/arts-entertainment/tv/news/celebrity-traitors-james-acaster-james-blunt-edit-b3067172.html



