Adsterra広告の自動更新はOK?5秒・10秒・30秒・60秒を2週間問い合わせた結果

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「同じ広告枠を、ページ再読み込みなしで5秒・10秒・30秒・60秒ごとに自動更新していいのか?」

これだけを聞きたかった。

広告の置き場所でもない。Sticky Bannerの話でもない。Adsterra自身に自動更新機能があるかどうかでもない。

サイト運営者がJavaScriptなどで自前の広告refreshを実装していいのか。YESかNOか。許可されるなら最低何秒なのか。

ところが問い合わせは、約2週間かけて壮大な一周旅行を始めた。

問い合わせ側「自動refreshしていい?」 サポート「調査にもう少し時間が必要です」 問い合わせ側「了解」 サポート「Display Bannerはstaticで、ページをreloadしたときだけ更新されます」 問い合わせ側「いや、その機能の有無を聞いてない」 サポート「specific ad placementsについては案内できません。規約4、6、7を見てください」 問い合わせ側「配置も聞いてない」

コメント欄:

「YESかNOかで答えろォォォ!!」

「2週間かけて規約の入口に帰ってきた」

「サポート迷宮、スタート地点にワープ」

最終的には、むしろこの「規約4・6・7を見てください」が重要だった。

1. そもそも何を質問していたのか

質問はかなり具体的だった。

  1. ユーザーが記事を開く
  2. AdsterraのBannerが1つ表示される
  3. ページ自体は再読み込みしない
  4. 同じ広告枠だけを自動的に再描画・再読込する
  5. 5秒、10秒、30秒、60秒などで新しい広告を出す

聞きたいのは、このPublisher-side automatic ad refreshが規約上許されるかどうか。

さらに、

  • YESなら最低許可間隔は何秒か
  • NOなら禁止だと明言してほしい

とまで絞った。

つまり「AdsterraにSmart Refresh機能ありますか?」ではない。

ここを取り違えると全てがズレる。

2. 最初の回答:「少し時間をください」

最初は「調べるのにもう少し時間が必要」と返ってきた。

ここまでは普通である。

細かいポリシー判断なら、一次サポートが即答できず、担当部署に確認することもある。

問題はその後。

返ってきたのは、

「Display Banners are static ad units that refresh only if the user reloads the page」

という趣旨だった。

これは「Adsterra標準のDisplay Bannerは勝手にはrefreshしない」という説明にはなっている。

しかし質問は、

「Publisherが自分でrefresh処理を追加していいか?」

である。

問い合わせ人: 「自販機を改造していいですか?」

回答: 「この自販機には改造機能は付いていません」

そうじゃない。

3. YES/NOまで指定して聞き直した

そこで質問をさらに圧縮した。

「Adsterra自身に機能があるかは聞いていません」 「Publisher-sideの自動refreshはallowedですか?」 「YESかNOで答えてください」 「YESならminimum refresh intervalを教えてください」 「NOならprohibitedと確認してください」

ここまで書けば、さすがに論点は一つしかない。

だが返ってきたのは、

「specific ad placementsについては案内できない。Terms and Conditionsの4、6、7項を確認してほしい」

だった。

配置じゃない。

もう一回言う。

配置じゃない。

コメント欄:

「上ですか下ですか?を聞いてない」

「何秒で広告を更新していいか聞いてるんだ」

「会話の当たり判定が細すぎる」

ただし、この回答は役に立たないようで、実はかなり大きなヒントだった。

4. 規約4・6・7には何が書いてあるのか

AdsterraのPublisher Termsは2026年6月29日更新版が公開されている。

まず4.7。

PublisherはAdsterra Ad Tagを、Adsterraの事前の書面同意なしに変更してはならないとされている。

次に6項。

Publisherは、impression、click、actionの量をartificially / fraudulently inflateする方法で報酬を得ようとしてはならない。さらに不正なclick/impression/actionを生成する手法について、Adsterraが判断できる広い書き方になっている。

そして7項。

規約違反を疑う理由がある場合、Adsterraはアカウントを停止・終了できる。7.4と7.5では、条件によってサービス停止や利益の不払い、アカウント残高の失権につながる条項もある。

ここで重要なのは、

規約本文には「広告refreshは30秒以上ならOK」「60秒ならOK」のような最低秒数が書かれていない

ことだ。

5. では自動refreshは「禁止」なのか

ここは事実と解釈を分ける。

確認できる事実

  • Adsterra公式ページはDisplay Bannerを「static」と説明している
  • サポートも、標準Bannerはページreload時に更新されると説明した
  • 規約4.7はAd Tagの無断変更を禁止している
  • 規約6はimpressionなどの人工的・不正な水増しを禁止している
  • 規約7は違反疑い時の停止・終了等を規定している
  • 公開規約に「5秒・10秒・30秒・60秒なら許可」という明示的なminimum refresh intervalは見当たらない
  • サポートは、Publisher-side refreshのYES/NOを明言せず、4・6・7項を読むよう案内した

ここからの実務的な解釈

ページを1回開いたまま、広告だけを何度も再リクエストすると、ページビューが増えていないのに広告impressionは増える。

それが必ず規約6違反になる、と公開規約だけから断定することはできない。

しかし、Adsterraが明示的な許可も秒数基準も出さず、人工的なimpression増加を禁止する条項へ誘導した以上、書面許可なしで自前refreshを続けるのはかなり危険である。

だから安全側の結論は、

「Adsterraから書面で許可を取るまで、Publisher-side automatic refreshは実装しない」

になる。

5秒だけ危険、60秒なら無条件セーフ、という話ではない。

秒数以前に、許可そのものが確認できていない。

6. 一番モヤるのは「それ最初に言ってくれ」問題

実は最大の不満はここだった。

もし最初の問い合わせで、

「当社は個別のrefresh実装について承認判断を案内できません。規約4、6、7項を確認してください。明示的な承認が必要なら書面許可を取得してください」

と返ってきていれば、ほぼ一往復で終わる。

それを、

「確認します」 ↓ 待つ ↓ 「Bannerはstaticです」 ↓ 「そこじゃない」 ↓ YES/NO形式で再質問 ↓ 「placementの案内はできません」 ↓ 「配置じゃない」 ↓ 「4、6、7を読んで」

と進んだ。

約2週間かけて、最初の日に言えたはずの場所へ到着。

これがつらい。

脳内コメント欄:

「最初からそれ言え!!!!」

「問い合わせ版・世界一周旅行」

「FAQにワープポイント置いといてくれ」

7. なぜこんな回答になりやすいのか

これはAdsterra内部を確認した事実ではなく、サポート運用として考えられる一般論だ。

広告networkでは、不正判定やfraud判定に関わる質問に一次サポートが軽々しく「60秒ならOK」と答えると、その一文が実質的な許可証になってしまう。

しかも広告配信は、

  • 広告フォーマット
  • 契約
  • traffic source
  • advertiser側の条件
  • impression計測
  • fraud detection

などが絡む。

そのため、担当者が「具体的な許可」を避け、最終的に規約へ戻す設計は理解できる。

理解はできる。

だが、それなら最初から、

「個別許可は回答できない」

と言ってほしい。

利用者が困るのは、「回答できないこと」より「回答してくれそうな状態で長く待たされること」だからだ。

8. Publisher側はどう動けばいいか

同じ疑問を持った場合、実務的には次の順番が安全だ。

  1. 自動refreshが標準機能なのか、自前実装なのかを分ける
  2. 自前実装なら「Publisher-side」「without reloading the webpage」と明記する
  3. 「allowed / prohibited」を聞く
  4. 許可されるならminimum intervalを聞く
  5. 明確な書面許可が取れないなら実装しない
  6. すでに実装中なら、許可確認まで停止する
  7. 回答は保存しておく

特に「60秒なら他社でもよくあるから大丈夫だろう」は危ない。

広告networkごとにルールは違うし、同じ会社でも商品ごとに条件が違う。

他社の60秒ルールは、Adsterraの60秒ルールではない。

9. 結論:欲しかったのは「できます」ではなく「やっていいです」だった

今回の核心は、機能説明と規約許可が別物だということ。

「Bannerはstaticです」 は、 「Publisherが自前でrefreshしていいか」 への答えではない。

そして約2週間の問い合わせの末、AdsterraサポートはYES/NOを明言せず、Publisher Termsの4、6、7項を参照するよう案内した。

現行の公開規約には、5秒、10秒、30秒、60秒といった自動refreshの許可ラインは明記されていない。

だから結論はこうなる。

明示的な書面許可なしに、自前で広告を自動refreshする前提では運用しない。

そしてサポートには一言だけ言いたい。

「それ、最初から言ってくれ。」

2週間かけて得た答えが「規約を読んで」なら、最初の返信にリンクを一本置いてくれればよかったのである。

参考資料(3件)

※本記事は公開情報と問い合わせ内容を整理したもので、法律相談ではありません。規約・運用は変更される可能性があるため、実装時は最新の公式規約と書面回答を確認してください。

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