説明: 初音ミクと『Half-Life』の主人公まで踊らされる「Let's Groove」。元は2005年のディズニー映画のダンスで、2026年夏にはゲームやアニメのキャラを入れ替える動画が広がった。何を真似しているのか、具体例とともに紹介する。
初音ミクとゴードン・フリーマンが、なぜか息ぴったりでダンス。これは「Let's Groove」という動画ミームの一例だ。誰を踊らせても、動きの元は同じ映画の二人。 意外な組み合わせほど「どうしてこの二人が?」と見てしまう。
元ネタはパンが焼けるまでのダンス
原型は2005年のディズニー作品『Kronk's New Groove』。クロンクとバードウェルがレーズンパンを作り、焼き上がりを待つ間に、Earth, Wind & Fireの「Let's Groove」に合わせて踊る場面だ。ネットで見る奇妙なペアダンスは、この振り付けや構図を別のキャラに置き換えたもの。
記録をたどると、2024年4月2日にはYuramecが『Spooky Month』のキャラを使った再アニメ化をXに投稿している。これは確認できる早い例であって、すべての投稿の起点と断定するものではない。
2026年、踊る人選が自由すぎた
2026年8月30日には『Five Nights at Freddy's』のキャラ版、31日には『Half-Life』のゴードン・フリーマンと初音ミクの版がTikTokに登場。9月1日には『Marvel Rivals』のミスター・ファンタスティックとインビジブル・ウーマンまで踊った。確認できる舞台は主にTikTokやInstagramだ。
使い方は単純。二人の動きを好きなキャラで描き直すか、元の振り付けを実際に踊る。ゲームの世界観もキャラの性格もいったん脇へ置き、音楽と動きだけ共有する。普段なら同じ部屋にもいない二人が、急に息の合ったダンス相手になるのがおかしい。
パンを待つためのダンスだったのに、2026年にはゲームの世界をまたぐ共通イベントに。踊る理由はもう誰も聞かない。次に誰と誰が踊るかのほうが気になる。
出典: Know Your Meme「Let's Groove」(2026年9月2日登録・9月5日更新)。投稿例の日付と作品名は同記事の記録による。
