3時間で100PV。「今なにが起きた?」
小さなブログのアクセス画面で、深夜の3時間に100PV増えていた。思わず計算する。1日なら800PV? いやいや、夜と昼は違うし、勢いが丸一日続く保証もない。でも嬉しい。何が嬉しいって、最新記事だけではなく、前に書いた記事にも閲覧が付いていたことだ。
書き終わった日は静かだった文章が、何日も後になって誰かの画面で開かれる。昔の原稿が勝手に夜勤を始めた。作者が寝ている間に、過去の作者が出勤している。残業代は、たぶんPV払い。
なぜ、古い記事に後から人が来るのか
公開ボタンを押すことと、誰かに見つけてもらうことは別の出来事だからだ。検索サービスがページを発見するまで時間がかかる場合もある。タイトルを読み手の具体的な疑問に合わせ直すと、ページの内容が伝わりやすくなる。関連記事から入口が増えることもある。
ただし「タイトル変更が効いた」「登録改善が効いた」と、ひとつに決めつけるのは早い。同じ時期にいくつか直していたなら、増加の原因はまだ混ざっている。嬉しい数字と、原因の証明は別の棚に置こう。
12言語は、同じ記事に12枚の入口を付ける話
昔の日本語記事を別言語でも読みやすくすると、読者が記事にたどり着く道が増える。けれど単語の置換では足りない。その地域で使う言葉、検索しそうな疑問、導入で知りたい答えが違うからだ。
海外向けのページに閲覧が付いたなら、それは面白い一歩。ただし「外国語ページが読まれた」だけでは、読者の居住国まで証明できない。言語別の数字と国別の数字は分けて確かめたい。
ストックは貯金箱ではなく、本棚
ストック型とは、過去に作ったページが未来にも価値を届けられる形。今週の記事だけにすべてを背負わせず、去年の記事にも出番がある。
ただ、積めば必ず増える魔法ではない。ニュースの賞味期限が切れたり、情報が古くなったり、検索結果で選ばれなくなったりする。放置した本棚はホコリをかぶる。読者の疑問にちゃんと答える記事を作り、必要なところだけ手入れするのが大事だ。
見たいのは一発の花火より、翌週の足音
本当に知りたいのは、古い記事へのアクセスが7日後、28日後にも続くかどうか。新着と過去記事を分け、検索・参照元・言語・可能なら国を見て、同じ基準で比較する。PVはページを見られた回数で、人数そのものではない。
その結果、昔の記事が少しずつ読まれ続けるなら最高だ。今日の自分が何も書かない日に、昨日までの文章が読者に会いに行く。これがストック型の醍醐味。過去の自分、ようやく働き方改革に成功。
