Monster Hunter Wildsで、ゲーム中に突然画面が真っ暗になる。
BGMは一部流れている。
でも画面は戻らない。
Win + Ctrl + Shift + Bでも復帰しない。
Ctrl + Alt + Delも効かない。
Win + Pで投影を切り替えても戻らない。
Alt + F4でも閉じられない。
モニター電源OFF/ONでも戻らない。
HDMI/DPケーブルを抜き差ししても戻らない。
電源ボタン短押しでも正常終了しない。
最後は電源長押ししかない。
しかも、それがラギアクルス戦で何回も起きる。
特に、水中から上がってきて、雷がパチパチする場面。
水、雷、反射、パーティクル、しぶき、発光。
その瞬間に画面が落ちる。
これはもう、ただのクラッシュではない。
ラギアクルスがハンターではなくPCを殺しに来ている。
そんな状態だった。
最初は、GPUや電源やNVIDIA設定を疑った。
Fresco Logic、NVIDIA Overlay、Frame Generation、FPS上限、電源、補助電源、たこ足、BIOS、PCIe Gen4、全部疑った。
しかし、最終的にかなり大きな原因候補として見つかったのが、configファイルが読み取り専用になっていて、設定が保存されていなかったことだった。
読み取り専用を外したら、configが更新された。
ゲーム設定が保存された。
低グラ・FPS60・Frame Generation OFFが反映された。
そして、今まで落ちていたラギアクルスの水中上がり演出を突破できた。
ラギアクルスに勝ったことより、PCに勝ったことの方が嬉しい。
この記事は、そのクソ長い流れをまとめた解決済みログである。
起きていた症状
症状はかなり重かった。
ゲーム中に画面が真っ暗になる
BGMは一部残る
操作不能
Win + Ctrl + Shift + Bが効かない
Ctrl + Alt + Delが効かない
Win + Pが効かない
Alt + F4が効かない
モニター電源OFF/ONで戻らない
HDMI/DP抜き差しで戻らない
電源短押しも効かない
電源長押し必須
イベントログには Kernel-Power 41 が出ていた。
BugCheckCodeは0だった。
これは、普通のゲームクラッシュや、単なるドライバ復旧とは違う。
OSがエラー内容を記録する余裕もなく、深くハングしているように見えた。
ただし、普通のPC作業はできる。
ブラウザ、記事作成、AIツール、軽い作業は普通にできる。
つまりPC全体が完全に壊れているというより、ゲーム中の特定条件でGPU/描画/電力/設定が破綻する状態だった。
最初に疑ったもの
最初に疑ったのは、よくあるGPUクラッシュ要因だった。
NVIDIA Overlay
Frame Generation
Fresco Logic IDDCX Adapter
マルチディスプレイ
グラフィック設定
FPS上限
HDR / VRR / G-Sync
電源ユニット
GPU補助電源
たこ足配線
BIOS / PCIe Gen4
GPU本体
VRAM
実際にやったことはかなり多い。
NVIDIA Overlay OFF
Frame Generation OFF
FPS制限
グラフィック中設定
Fresco Logic IDDCX Adapter無効化
マルチディスプレイ停止
GPU補助電源コネクタ挿し直し
たこ足配線確認
Kernel-Power 41確認
BugCheckCode確認
Gemini/Codex用の診断レポート作成
Fresco Logicを無効化したらマルチディスプレイが消えたため、サブディスプレイがFresco経由だったことも分かった。
しかし、Fresco無効化後も黒画面は再発した。
GPU補助電源コネクタが一部外れ気味だったことも見つかった。
それを挿し直した。
しかし、挿し直し後も落ちた。
つまり、どれか一つの単独犯ではなさそうだった。
中設定でも落ちたが、実はFPS120に戻っていた
途中で、グラフィック設定を「中」にした。
しかし、それでも落ちた。
最初はこう思った。
中でも落ちるなら、もうグラ設定の問題じゃないのでは?
しかし、あとで分かった。
FPSが120に戻っていた。
これはかなり重要だった。
グラフィック中設定
でも
FPS120
なら、まだかなり重い。
FPS60なら1秒に60枚描画する。
FPS120なら1秒に120枚描画する。
単純に描画回数が2倍になる。
ラギアクルスの水中上がり演出では、以下が一気に重なる。
水面
しぶき
雷エフェクト
発光
反射
パーティクル
影
カメラ移動
新しい描画素材の読み込み
この状態でFPS120なら、GPU・VRAM・電力・描画経路に瞬間負荷が出ても不思議ではない。
つまり、グラフィック中設定にしたつもりでも、FPS120に戻っていたなら、低負荷検証にはなっていなかった。
NVIDIA Appも疑った
NVIDIA App側で、ゲーム設定が戻っているように見えた。
自動最適化がONになっていた。
NVIDIAの設定を低くしても、ゲームを開くと戻る。
NVIDIA設定を開き直してもリセットされている。
これもかなり怪しかった。
モンハン内で低設定にする
NVIDIA側でも60fpsへ寄せる
↓
NVIDIA Appの自動最適化が働く
↓
推奨設定へ戻す
↓
FPS120へ戻る
↓
ラギア水雷演出で落ちる
この可能性があった。
NVIDIA Appの自動最適化、自動チューニング、OverlayはすべてOFFにした。
しかし、それでも設定が戻る。
そこで次に見たのが、ゲーム側のconfigファイルだった。
configの更新日が古いままだった
configを確認すると、更新日時が古いままだった。
2025/3/1のような、かなり前の日付のまま止まっていた。
これはかなりおかしい。
もしゲーム内で設定を変えて保存しているなら、configの更新日時が変わるはずである。
しかし変わっていない。
つまり、
ゲーム内で設定を変える
↓
保存したつもり
↓
でもconfigの更新日時が変わらない
↓
設定がファイルに書き込まれていない
という可能性が出てきた。
そして確認すると、configが読み取り専用になっていた。
読み取り専用configが原因だった可能性
configが読み取り専用だと、ゲームは設定を書き込めない。
ゲーム内UIでは設定を変えたように見えても、実際にはファイルへ保存できない。
流れはこう。
ゲーム内で低設定にする
↓
画面上では変わったように見える
↓
でもconfigが読み取り専用
↓
ファイルへ保存できない
↓
ゲーム再起動
↓
保存されていない設定に戻る
この状態だと、何回設定しても戻る。
ユーザーからすると、
ちゃんと保存したのに戻る
になる。
でも実際には、
保存処理がconfigに反映されていない
ということが起きている。
読み取り専用を外したらconfigが更新された
読み取り専用を外した。
その後、モンハンを起動して、設定を入れ直した。
プリセット:低
FPS上限:60
Frame Generation:OFF
レイトレーシング:OFF
HDR:OFF
Overlay:OFF
そして、正常終了した。
すると、configが更新された。
設定が反映された。
この瞬間、かなり見えた。
config読み取り専用
↓
設定が保存されない
↓
FPS120へ戻る
↓
低設定にしたつもりで実際は戻っている
↓
ラギア水雷サンダガで落ちる
この流れが、かなり自然だった。
低グラ・FPS60でも違和感はなかった
実際に低グラにしてみると、思ったより違和感がなかった。
高グラ → 低グラ
FPS120 → FPS60
この変更をしても、見た目の満足度はそこまで落ちなかった。
これがかなり重要である。
クラッシュしないなら、低グラでいい。
FPS60でいい。
画質より、PCが落ちない方が大事である。
特に、黒画面ハングで電源長押しになるような状態なら、高画質にこだわる意味は薄い。
ラギアクルスの水中上がりを突破できた
これまで、ラギアクルスが水中から上がってくる瞬間に落ちていた。
水+雷+反射+パーティクル。
この演出がかなり怪しかった。
しかし、低グラ・FPS60・設定保存成功後に挑んだところ、その瞬間を突破できた。
そして、ラギアクルスに勝てた。
でも正直、ラギアクルスに勝ったことより、PCに勝ったことの方が嬉しかった。
それくらい、今回の問題はゲーム攻略ではなくPC攻略だった。
設定保存係の猿を倒す
↓
FPS120サンダガを止める
↓
低グラ60fpsで水雷演出を突破
↓
PCが落ちない
↓
ラギア討伐
これはもう、モンスター討伐というよりPCトラブル討伐である。
GPU使用率100%じゃなくても画面だけ落ちる
今回の途中で気になったのが、
タスクマネージャーを見るとGPU使用率が100%ではないのに、画面だけ落ちるのはなぜか?
という点だった。
これは普通にありえる。
GPU使用率が高い
= 忙しい
GPUが落ちる
= どこかで応答不能・ドライバリセット・描画経路死亡
この2つは別である。
GPUには、3D描画、Copy、Compute、Video Decode/Encodeなど複数の処理系がある。
平均的なGPU使用率が100%ではなくても、特定の処理、たとえばVRAM確保、テクスチャ転送、DirectXの描画キュー、Frame Generation、Overlay、Copy/Compute処理のどこかが詰まれば、画面だけ死ぬことがある。
たとえるなら、
工場全体の稼働率は60%
でも
1本のベルトコンベアに荷物が詰まる
↓
出荷ラインだけ死ぬ
みたいなもの。
PCゲームでも同じである。
音声村は生きている
映像村だけ滅ぶ
↓
BGMだけ流れる
画面は真っ暗
今回の症状はこれに近かった。
見るべきはGPU使用率よりVRAMと描画経路
タスクマネージャーで見るなら、GPU使用率だけでは足りない。
見るべきはこれ。
専用GPUメモリ / VRAM
GPU 3D
GPU Copy
GPU Compute
GPU温度
落ちた時刻のイベントビューア
特にVRAMは重要。
GPU使用率が60%でも、VRAMがギリギリだと、描画が不安定になることがある。
高解像度テクスチャ、Frame Generation、レイトレーシング、水・反射・雷エフェクトなどは、VRAMや描画経路に負荷をかける。
だから、モンハンワイルズで黒画面が出るなら、
テクスチャ品質
高解像度テクスチャ
Frame Generation
レイトレーシング
水・反射
エフェクト
影
FPS上限
を下げるのは有効な検証になる。
裏アプリ・Overlayも疑う
ゲームの描画に横から割り込むソフトもある。
たとえば、
Discord Overlay
Steam Overlay
NVIDIA Overlay
Xbox Game Bar
ブラウザのハードウェアアクセラレーション
録画/配信ソフト
RTSS / MSI Afterburner
RGB制御ソフト
マウス/キーボード常駐ソフト
これらはGPU使用率を100%にするというより、ゲームの描画にフックする。
そのため、
重いから落ちる
というより、
描画経路に異物混入して落ちる
に近いことがある。
黒画面ハングが出る場合は、まずOverlay系を切るのが安全である。
解決後にやった方がいいこと
設定が保存され、低グラ・FPS60でラギアクルスを突破できた。
次にやるなら、いきなり高設定に戻すのではなく、順番に確認する。
1. ゲームを正常終了する
2. 再起動して設定が残るか確認する
3. 低グラ・FPS60で軽い場所を確認する
4. 少し重い場所を確認する
5. ラギアクルスの水中上がり演出を確認する
6. それでも落ちなければ安定プロファイルとして保存する
7. アップデート類を順番に進める
アプデ系も一気に全部やるより、順番に進める方がよい。
NVIDIA App
NVIDIAドライバ
ゲーム本体アップデート
Windows Update
チップセットドライバ
BIOS
このうち、BIOSは最後でいい。
まずはゲーム内設定・config・NVIDIA App・Steam Cloud・ドライバ周辺の安定化が先である。
解決済みチェックリスト
□ configの読み取り専用を外した
□ configの更新日時が変わった
□ ゲーム内設定が保存された
□ 低グラ設定が反映された
□ FPS上限60が反映された
□ Frame GenerationをOFFにした
□ NVIDIA Appの自動最適化をOFFにした
□ NVIDIA OverlayをOFFにした
□ ゲームを正常終了した
□ 再起動後も設定が残った
□ ラギアクルスの水中上がり演出を突破した
□ 黒画面ハングしなかった
このチェックが通れば、かなり解決に近い。
今回の結論
今回の大きな発見はこれ。
configが読み取り専用だった
↓
ゲーム内設定が保存されていなかった
↓
FPS120などに戻っていた
↓
低負荷検証が成立していなかった
↓
読み取り専用を外したらconfigが更新された
↓
設定が反映された
↓
低グラ・FPS60でラギアクルスの水中上がり演出を突破
↓
討伐成功
つまり、これまでの検証は、かなり前提が崩れていた可能性がある。
「低設定にしたつもり」でも、実際には保存されず、再起動で120fpsに戻っていたなら、ラギアクルスの水+雷演出で黒画面になるのも自然である。
一言でまとめるなら、
モンハンワイルズで設定が反映されないときは、まずconfigの読み取り専用を見ろ。
である。
そして、もう一つ。
NVIDIA Appの自動最適化、Steam Cloud、config更新日時、正常終了まで見ないと、設定保存を信用できない。
ユーザーがここまでやる必要があるのは正直おかしい。
ゲーム内で設定を変えたら、普通に保存されてほしい。
でも、今回のように黒画面やPCハングまで絡む場合、設定が本当に保存されているかを確認する価値は大きい。
ラギアクルスとNVIDIAと読み取り専用configが手を組むと、PC破壊サンダガになる。
まずはconfigを更新させる。
低設定・FPS60を保存する。
それから、ようやく検証開始である。
そして、ラギアクルスを倒したことより、PCに勝ったことの方が嬉しい。
