「月曜、だるい」の容量が大きすぎる
コーヒーがぬるい。電車に乗り遅れた。月曜って嫌だな。
「Grr Mondays」は、その小さなぼやきに、どう考えても収まらない騒動を詰め込むミームだ。出来事は大ごとなのに、感想だけが寝起きのまま。温度差がひどい。
目の前の状況を詳しく説明する気はない。「月曜だから」で全部処理しようとしている。
元ネタは『テッド2』
Know Your Memeの解説によると、元ネタは2015年の映画『テッド2』。精子バンクでの騒動に、テッドが「#GrrMondays」を添える場面だ。
同資料が紹介する再投稿のTikTok動画もある。動画の直接確認はできていないため、由来は同資料への帰属として紹介する。元場面は大人向けの下ネタなので、視聴する際はその点に注意。
使うなら、出来事と感想をわざと釣り合わせない
例えば、これは架空の場面。月曜の朝、プレゼン資料をうっかり消してしまった。バックアップはあるけれど、復旧に手間がかかる。
そこで一言、「#GrrMondays」。
いや、月曜への感想で締めている場合ではない。まずバックアップを開け。
もっと小さく使うなら、「9時1分、未読メール87件」。大げさに疲れた顔と組み合わせるだけでも、始まったばかりなのに一週間終えたような気分を表せる。これは使い方を示す創作例で、実際の投稿ではない。
月曜は反論してこないので、責任を押し付け放題
このネタを一段おかしくしているのは、月曜がただの曜日なのに、苦情の受付窓口にされていることだ。
ファイルを消したのは自分。でも「自分の操作ミス」と書くより、「月曜、最悪」と書いたほうが気軽にぼやける。月曜には担当者もいないし、事情を説明して反論してもこない。
だから何でも背負わせられる。小さな不運から、曜日の責任では到底ない騒動まで。
便利な窓口だ。ただし、「今日は火曜でした」と訂正しても、消えたスライドは戻らない。
