努力するなら、耐える場所ではなく勝てる場所を選ぶ

努力は大切です。

読書機能の使い方

聴く:本文を読み上げます。速読:語句を順に表示し、速さを調整できます。語学練習:別の言語版と対訳を読み比べます。保存:このブラウザーにブックマークし、プレイヤーの保存済み一覧から開けます。

この記事をシェア
広告
広告

「ここで逃げたら終わり」を疑う

努力は大切です。

しかし、

努力していること

と、

正しい場所で努力していること

は別です。

努力量だけを評価すると、

合わない場所で耐え続けた人

まで「立派」とされます。

しかし、努力には配分があります。

時間、体力、注意力は有限です。

どこへ使うかを選ばなければなりません。

「ここで逃げたら終わり」は危険な言葉

職場や教育では、

ここで逃げたらどこでも通用しない
この場所で頑張れないなら次も無理

と言われることがあります。

しかし、本当にそうでしょうか。

仕事には、

  • 役割
  • 上司
  • チーム
  • 裁量
  • 評価制度
  • 勤務時間
  • 場所
  • 求められる能力

の組み合わせがあります。

一つの環境でうまくいかなかったからといって、すべての環境でうまくいかないとは限りません。

能力と環境は掛け算である

同じ人でも、

細かく監視される環境

では動けなくなり、

目的だけ共有され、方法を任される環境

では高い成果を出すことがあります。

逆もあります。

自由度が高いと不安になり、

明確な手順がある方が力を出せる

人もいます。

つまり、成果は能力だけではありません。

能力 × 環境適合

です。

環境を変えることは、逃げではなく配置調整です。

「努力できる場所」を探す努力

努力が苦痛なのではなく、

報われない場所で努力すること

が苦痛な場合があります。

たとえば、

  • 改善しても後から潰される
  • 工夫すると別の指示へ戻される
  • 責任だけ増える
  • 成果が自分へ返らない

という環境では、改善意欲が下がるのは自然です。

一方、

  • 相手の理解が直接返ってくる
  • 工夫できる
  • 成果が見える
  • 自分の強みを使える
  • 範囲を自分で調整できる

環境では、同じ人でも努力量が増えます。

この違いを、

やる気がある人/ない人

だけで説明するのは雑です。

教えることが楽しいのに、教育業務が嫌になる理由

人に教えること自体が好きでも、

  • 教える対象を勝手に増やされる
  • 方法を細かく指定される
  • 後から基準を変えられる
  • 継続体制がない
  • 責任だけ残る

と、教育業務が嫌になります。

これは矛盾ではありません。

本当に楽しい部分は、

相手の反応を見る
↓ 分かりやすく言い換える
↓ 例を変える
↓ その場で復習させる
↓ 理解したか確認する

という相互作用だからです。

裁量が消えると、この面白さも消えます。

努力のROIを見る

努力を資源配分として考えるなら、

何が返ってくるか

も見ます。

返り値には、

  • 報酬
  • 技能
  • 評価
  • 自由
  • 人間関係
  • 健康
  • 資産
  • 作品

があります。

努力しても、

責任だけ増える

ならROIは悪い。

同じ時間を、

  • 学習
  • 投資
  • 記事
  • 転職準備
  • 健康
  • 大切な人

へ使った方が、人生全体では高いリターンになることがあります。

努力をやめるのではなく、投資先を変える

これは、

頑張らない

という話ではありません。

むしろ、

努力の投資先を選ぶ

という話です。

合わない環境で耐える努力を減らし、

勝てる場所を探す
出口を増やす
強みを資産化する

方向へ移します。

結論

努力が尊いことと、

今いる場所で努力し続けるべき

は同じではありません。

努力する場所を選ぶことも、努力の一部です。

「ここで逃げたら終わり」と言われたときこそ、

本当にここでしか得られないものは何か
別の場所で同じ能力を使えないか

を考える価値があります。

広告

他の記事を探す

すべての記事

めんどいちゃん

この記事を書いた人

めんどいちゃん

仕事や日常の「めんどい」を構造化して、次に動きやすくする記事を書いています。

このサイトについて