1. 主張
転職後に必要なのは、最初から全部できることではない。最初の一か月で、仕事がどう流れ、誰が決め、どこで詰まり、例外時に誰へ聞くかを地図化することである。
2. 質問魔ではなく構造回収者になる
- この業務の開始条件は何か
- 完了条件は何か
- 前工程から何を受け取るか
- 後工程へ何を渡すか
- 誰が判断するか
- 通常処理と例外処理の違いは何か
- どの条件でエスカレーションするか
- 過去にどこで詰まったか
3. 一か月の進め方
第一週は、人、用語、システム、全体像を取る。第二週は通常処理を一周する。第三週以降は例外処理、判断基準、ボトルネックを埋める。週に一度、自分の理解を図や箇条書きにして確認する。
4. 集合教育と現場OJTを分けて見る
導入教育が数週間あっても、配属後のOJTが弱ければ定着は難しい。逆に集合研修が簡素でも、現場で担当者が時間を確保し、順序立てて教え、質問を歓迎するなら定着しやすい。研修制度の名前ではなく実際の運用を見る。
5. 自分で補完しすぎない
説明が毎回変わる、質問すると嫌な顔をされる、判断基準がない、後出しで怒られる。この状態を「もっと自分が頑張れば」と無限に補完しない。自分側でできる立ち上がり努力と、組織側の受け入れ不全を分ける。
6. まとめ
転職初期の目標は、必死についていくことではない。仕事の流れを再現できるモデルに変換することである。
