1. 主張
働きやすさを比較するとき、給与や平均残業だけを見ると見誤る。休暇の実取得、休日出勤、柔軟勤務、業務の止めやすさ、現場依存度まで含めて「年間でどれだけ自由時間が残るか」を見るべきである。
2. 休暇は付与数より実取得
休暇が多く付与されても使えなければ意味は薄い。見るべきは平均取得日数、取得率、半休や時間休の使いやすさ、連休への接続、上司の反応、繁忙期でも取れるかである。
3. 週の途中の休みは認知負荷を下げる
週の途中に休みがあると、「まだ何日も残っている」という耐久感が消える。単純な勤務時間の削減以上に、先の長さを数え続ける負荷が減る。
4. 事務・間接系の強み
一般に、現場停止が難しい仕事ほど休日や生産計画に拘束されやすい。一方、事務・間接系は業務を平準化しやすく、休暇や柔軟勤務との相性がよい。ただし職種名だけで判断せず、実際の部署運用を見る必要がある。
5. 比較するときの五項目
- 通常月の残業
- 繁忙月の上限
- 休暇の実取得
- 休日呼び出し・休日出勤
- 勤務時間の裁量
これに仕事内容、役割境界、上司の管理スタイルを重ねる。
6. まとめ
本当に欲しいのは「残業が少ない会社」ではなく、仕事の外に自分の人生を残せる働き方である。
