メタ情報
- ファイル名候補:
ai-gacha-is-evaluation-function.md - 想定タイトル: 思い通りのものが出ないとき、何が好きで何が嫌か伝えてみる
- サブタイトル: 出来上がったものが好みに合わないなら、欲しいところといらないところを伝える
作成を手伝う道具で画像・音楽・記事・資料を作っている人
出来上がったものが毎回ズレる人
何をどう指示すればよいか分からない人
自分の好みを作成を手伝う道具に伝えたい人
AIガチャ プロンプト
評価関数 AI
AI 出力 ズレる 理由
プロンプト 入れる要素 除く要素
AI 音楽 プロンプト 好み
AI 画像 プロンプト コツ
何度も作り直して好みのものを探す時、すべてが運で決まるわけではありません。音楽・記事・資料・画像の例から、好きな理由や共通点を見つけ、入れてほしいものといらないものに分けて、道具に伝えるお願いの文にする方法を整理します。
導入:何度も作り直して好みのものを探すことは本当に運なのか
作成を手伝う道具で何かを作ると、ガチャのように感じることがある。
当たりが出る。
外れが出る。
思っていたものと違う。
たまに妙に良いものが出る。
何回も回して、良いものを探す。
これは確かにガチャに見える。
しかし、すべてが運ではない。
良いものが出来上がるかどうかは、かなりの部分で何を良いとするかの判断基準の言語化にかかっている。
何を良いとするかの判断基準とは、
自分は何を良いと判断するのか
何が入っていると嬉しいのか
何が入っていると嫌なのか
どの要素を重視するのか
という基準である。
これを作成を手伝う道具に渡せると、ガチャの当たり率が上がる。
1. 曲の種類の名前を指定するだけではズレる
作成を手伝う道具に音楽を作らせる時、
ギターと太鼓が中心の曲を作って。
アニメで流れる曲のようにして。
ギターを激しく鳴らす曲にして。
と頼むと、ズレることがある。
なぜなら、曲の種類の名前は広すぎるからである。
ギターや太鼓が中心の曲でも、爽やかな曲もあれば、重い曲もある。
アニメの曲にも、奇抜で耳に残る歌、ゆっくりした歌、ギターや太鼓が中心の曲、電子音で踊れる曲、多くの楽器が重なって鳴る曲がある。
激しくギターが鳴る音楽にも、決まった形を磨く曲、低くうなる荒い声の曲、旋律がはっきりした曲、笑いを狙う曲、多くの楽器を重ねた曲など、いろいろある。
だから、曲の種類の名前だけでは、自分の好きな要素まで届かない。
必要なのは、何を良いとするかの判断基準である。
かわいい声
攻撃的なリズム
一番低い音域まで深く響く低音
高音質
戦闘曲っぽい高揚感
ネタ感はいらない
低くうなるような荒い歌声はいらない
ここまで指定すると、かなり当たりやすくなる。
2. 入れる要素と除く要素に分ける
何度も作り直して好みのものを探すことの精度を上げるには、入れる要素と除く要素を分ける。
入れる要素
- かわいい女性の歌声
- 元気な声
- 激しく力強い太鼓の音
- 曲の土台になる太い低音
- 深い低音
- 録音されたそれぞれの音が澄んでいて、聞き分けやすく整っていること
- 戦闘曲っぽい高揚感
- サビで開ける
- クリアな音
除く要素
- 低くうなるような荒い歌声
- 男性の激しく叫ぶ声
- ネタ感
- 変わった仕掛けを目立たせること
- 生の会場を感じさせる音
- 観客のざわめき
- 低音の濁り
- 弱い太鼓の音
- ふわふわしすぎたアイドル感
これで、作成を手伝う道具はかなり方向を掴みやすくなる。
「何が欲しいか」だけでなく、
「何がいらないか」も重要である。
3. 記事でも同じ
記事作成でも同じである。
ただ、
仕事術の記事を書いて
では広すぎる。
何を良いとするかの判断基準を入れるならこう。
具体的な違和感から入る
その現象がなぜ起きるか、出来事のつながりを整理する
短い名前をつける
読者が使えるチェックリストにする
次にすることまで出す
ただの精神論にしない
個人攻撃にしない
現場で使える文面を入れる
これなら、かなり出来上がったものが近づく。
4. 資料でも同じ
資料作成でも同じである。
ただ、
分かりやすい資料にして
では足りない。
何を良いとするかの判断基準を入れるならこう。
聞き手の理解順に並べる
1ページで1つのことを伝えるようにする
文字を詰め込みすぎない
話者が話しやすいレールにする
聞き手の誤解を先に潰す
決裁者が見た後に何を判断すべきか明確にする
これで、資料の質が変わる。
5. 画像でも同じ
画像生成でも同じである。
ただ、
かわいいキャラを作って
では広すぎる。
何を良いとするかの判断基準を入れるならこう。
猫耳
黒〜茶髪にピンクの差し色
青い大きな目
黒・深緑・紫・白の衣装
内向的だが清潔感がある
自分の良さには少し自信がない
でも一人で行動できる勇気がある
笑顔
露出は過度にしない
森倉円風の柔らかい雰囲気
これで近くなる。
6. 好みのものが出来上がりやすくなる手順
好みのものが出来上がりやすくなるようにするには、だいたい次の手順を踏む。
1. 好きな具体を集める
好きな曲。
好きな絵。
好きな記事。
好きな資料。
良かったもの。
嫌だったもの。
2. 共通点を抜く
なぜ好きなのか。
どの要素が刺さっているのか。
逆に何が嫌だったのか。
3. 入れる要素に分ける
必要な要素を書く。
4. 除く要素に分ける
いらない要素を書く。
5. 道具に伝えるお願いの文にする
作成を手伝う道具に渡せる文章へ変える。
6. 出来上がったものを見て再評価する
何が良かったか。
何が違ったか。
何を足すか。
何を除くか。
7. 道具に伝えるお願いの文を更新する
これで精度が上がる。
7. 好みを、作ってほしい内容として書き出す
この話を一言で言うなら、これである。
何度も作り直して好みのものを探すことは、好みを、作ってほしい内容として書き出すことである。
もう一つ言うなら、
作成を手伝う道具に任せるほど、自分が何を良いとするかの判断基準が問われる。
作成を手伝う道具が強くなるほど、何でも作れるようになる。
しかし、何を良いとするかは、こちらが決めなければならない。
だから、道具に文章や画像などを作ってもらえる時代には、
自分の好き
自分の違和感
自分が入れてほしくないもの
自分の判断基準
を言語化できる人が強い。
まとめ
何度も作り直して好みのものを探すことは完全な運ではない。
もちろん、生成には偶然もある。
でも、当たり率は上げられる。
そのために必要なのは、
好きな具体を集める
共通する理由や仕組みを抜く
入れる要素と除く要素に分ける
道具に伝えられるお願いの文にする
出来上がったものを見て更新する
という流れである。
最後に一言。
何度も作り直して好みのものを探すことは、運ではなく、何を良いとするかを言葉で伝える練習である。
