ここでは、読者の脳内を守るために、あえて強いラベルを貼る。
有給を取りにくくする上司の言葉には、いくつかのパターンがある。
それを「ゴミ調子パターン」と呼ぶ。
パターン1:「なんで取るの?」
一見、普通の確認に見える。
でも、休暇理由を聞いたあとに、
「その理由ならダメ」
「遊びならダメ」
「忙しいのに」
と評価してくるなら、それは確認ではなく審査である。
返答はこれでいい。
私用のためです。
業務上必要な引き継ぎがあれば対応します。
体調不良ならこれでいい。
体調不良のため、お休みします。
必要な連絡事項があれば確認します。
理由の深掘りに付き合いすぎなくていい。
パターン2:「俺も忙しいんだけど」
知らんがな、である。
上司が忙しいことと、労働者に有給があることは別問題だ。
返答はこれでいい。
業務上必要な引き継ぎは行います。
休暇の取得について、必要な手続きがあれば教えてください。
相手の忙しさを受け止めすぎると、自分の休みが消える。
パターン3:「成果出してないのに権利ばっかり」
これはかなり悪質。
成果評価と年休権は別物である。
成果が低いなら、評価制度・目標設定・業務改善の場で扱えばいい。
有給申請の場で人格攻撃のように出す話ではない。
返答はこれでいい。
成果や評価については、別途面談等で確認させてください。
今回は年次有給休暇の取得手続きとして申請します。
相手が混ぜてきた論点を、分離する。
パターン4:「みんな我慢してる」
みんなが我慢しているなら、職場設計が悪い。
返答はこれでいい。
他の方の状況とは別に、今回は私の休暇取得として申請します。
「みんな」を出されても、自分の有給は消えない。
パターン5:「休まれると困る」
困るなら、引き継ぎと時季変更の話をすればいい。
返答はこれ。
どの業務に支障が出るか教えてください。
引き継ぎ可能なものは対応します。
もし時季変更が必要であれば、代替日をご提示ください。
これでいい。
相手が本当に業務の話をしているなら、業務の話になる。
ただ圧をかけたいだけなら、ここでかなり止まる。
