天空闘技場は念能力者の希少性を強く印象づけた
天空闘技場は、下層から非常に多くの格闘家が戦っている。
ゴンとキルアは順調に勝ち上がる。
しかし200階クラスへ進むと、世界が変わる。
ヒソカのオーラ。
念の洗礼。
ギドたち新人狩り。
カストロ。
ここで初めて、
「ここから先は念能力者の領域」
という境界がはっきりする。
だから読者の頭には、
何百、何千という格闘家がいる中で、念まで扱う人間はごく一部
という印象が残る。
描かれる念能力者も限られていた
200階以上でも、念能力者が大量のモブとして画面を埋めるわけではない。
物語上目立つのは、
- ヒソカ
- カストロ
- ギド
- サダソ
- リールベルト
など。
だからG.I.で突然、
応募者200人
と言われると、人口密度がまるで違って見える。
「天空闘技場へ来ない念能力者が多い」で説明はできる
もちろん、念能力者全員が天空闘技場で戦うわけではない。
念能力には戦闘以外の用途が大量にある。
治療。
探索。
追跡。
操作。
情報取得。
商売。
護衛。
犯罪。
念能力者だからといって、格闘大会へ参加する理由はない。
したがって、
天空闘技場に念能力者が少なく見える ことと 世界全体に念能力者が多い ことは両立する。
それでも演出としては「希少性の更新」
ただし、天空闘技場を読んでいる時点で、
実は世界の裏側には念能力者がかなりいる
と強く感じる読者は少ない。
作品がG.I.やその後の章へ進むにつれて、
念能力は一般人には秘密だが、専門社会ではそれなりの人数が使っている技術
という世界像へ更新されていく。
