米国の議会中継で、女性議員が口を開けて固まったように見える。カメラはその顔にじわじわ寄っていく。これが2026年9月末に広まった「ケイティ・ブリットの驚き顔」ミームだ。大げさな顔芸の収録ではない。まじめな公聴会の映像を、ネットが「今の発言、聞いた?」の顔として使い始めた。
発端は9月29日の米上院司法委員会。エリック・シュミット議員が元特別検察官ジャック・スミスに、アトランタ・ホークスの試合へ行ったかと質問した。スミスは否定し、見たのはアイオワ大学とメリーランド大学の女子バスケの試合だと説明。別の議員は、NBAのHawksと大学チームのHawkeyesを取り違えたのでは、と指摘した。その場で映ったケイティ・ブリット議員の表情が切り抜かれた。本人が実際に何を考えたかまでは分からない。
動画はXなどで広がり、失言や気まずい場面に「その顔になるわ」という字幕を付ける使い方が増えた。テレビ番組『ラリーのミッドライフ★クライシス』の気まずい曲を重ねる編集も登場。固まった顔に曲を付けたら、ただの議会映像が気まずさを実況する装置になる。
面白いのは、HawksとHawkeyesの違いを知らなくても使えるところだ。細かい事情は説明に時間がかかるのに、あの表情だけは0秒で通じる。言い間違えた本人より、隣で見ている人の顔が世界共通の「気まずい」に就職してしまった。※経緯は記録サイトに基づき、元映像は直接確認できていない。
出典:Know Your Meme(2026年10月2日更新)/資料で紹介されている映像付き投稿。映像付き投稿は直接確認しておらず、経緯はKnow Your Memeの記録に基づく。
