description: 2026年に広まったLosercore Playlistはどんな曲集?帽子の男と青・ピンクの2人、TV Girlの関係、AI動画への反応と元投稿を整理。
「Losercore Playlist」は、孤独や疎外感を連想させるオルタナ系の曲を集めたSpotifyプレイリスト。2026年、TikTokで繰り返し流れた奇妙なAIアニメ広告が、曲集そのもの以上に話題になった。「負け組っぽい音楽」という名前なのに、宣伝だけは妙に本気。その落差が笑いの入口だ。
帽子の男と青・ピンクの2人は何者?
動画には、ニット帽姿で「音楽にしか興味がない」と振る舞う孤独な青年や、離れられない青い男性とピンクの女性が登場する。後者の配色はTV Girlの2016年のアルバム『Who Really Cares』のジャケットを連想させる。これはTV Girlの公式MVだと確認された映像ではなく、プレイリストを宣伝するTikTok投稿だ。映像に使われる曲の一つ「Insomniac」はMemo BoyとChakra Efendiの楽曲で、プレイリストそのものの正式な主題歌ではない。
「loser」は敗者・さえない人、「-core」は雰囲気や美学を表すネット上の接尾語。診断名でもSpotifyが定めた正式ジャンルでもない。
いつ始まり、どう広まった?
Know Your Memeの記録では、@user406398991が2026年6月5日に宣伝動画を投稿し、6月9日のおすすめ曲スライドは約4か月で130万再生を超えた。9〜10月にレトロゲーム風のAIアニメへ変化。10月5日、6日、7日の動画は、同資料が記録した当時の短期間でそれぞれ70万、83万、91万再生超だった。これらは個別投稿の過去の観測値で、10月22日の最新値でも世界合計でもない。
Spotify上のプレイリスト名は「LOSERCORE」で、公開ページには作成者としてdepay178が表示される。Know Your Memeはdepay178と「d」を制作者として挙げ、10月初旬の保存数を18万7000件超と記録する。ただし、その保存数をSpotifyの現在値として直接再検証できたわけではない。
どこがネタで、なぜ批判もされた?
英語圏のTikTokからXへ転載され、動画のぎこちなさや宣伝の熱量にツッコミが集まった。10月7日には、Xの@antdoe13が自身の過去のTV GirlファンアートとAI動画の絵を並べ、作品が使われたと問題提起した。これは作者による申し立てであり、生成過程や法的な侵害の確定ではない。別の投稿者は「孤独な主人公に友達が何人もいる」と矛盾を指摘し、別の人は「そもそもなぜプレイリストをこんなに宣伝するのか」と疑問を呈した。いずれも実在する反応としてKnow Your Memeが投稿先を記録している。
笑い方は二段階。最初は不思議な低ポリゴン風アニメを見る。次に、これがゲームの予告でもドラマの新作でもなく、ただの曲リストの宣伝だと気づく。広告が商品を追い越した瞬間にミームが完成する。
使い方と見分け方
「losercore」と添えて広告を引用したり、妙に壮大な宣伝を見て「この企画、曲を聴く前に映画一本できそう」とツッコんだりする。実在コメントを捏造してはいけないので、これは説明用に作った例文だ。曲集を探すならSpotifyの「LOSERCORE」、動画の元を探すならTikTokの@user406398991を確認する。TV Girlの公式作品と、第三者のファンアートと、AI宣伝映像は別物として扱おう。
結論
Losercore Playlistの正体はSpotifyの曲集で、2026年秋にバズった主役はそのAI宣伝だった。音楽で孤独を演出していたはずが、宣伝を笑う人たちで周囲が大にぎわい。いちばん孤独じゃなくなったのは、プレイリストのコメント欄かもしれない。
参考資料(6件)
- Spotify:LOSERCORE(公開プレイリスト)
- TikTok:宣伝動画の実投稿、2026年10月6日
- X:ファンアート作者の申し立て、2026年10月7日
- Know Your Meme:Losercore Playlist、2026年10月8日登録・14日更新
- Know Your Meme:解説、2026年10月14日
- Spotify:Memo Boy / Chakra Efendi「Insomniac」
確認日:2026年10月22日。TikTok・X原投稿の直接再生・全文閲覧には制限があり、日時・過去の再生数・反応の文脈はリンク先を示すKnow Your Memeの記録で補った。米国・英語圏の投稿例は確認できるが、世界全体の地域別流行規模は未計測。




