説明文: ChatGPT for WordはFreeを含む全ChatGPTプランで利用できる。2026年10月1日から組織向けの既定設定も有効に。無料枠、Plus・Proとのモデル差、Codexと共有する利用枠、職場で表示されない理由を公式情報で整理。
使える。 ChatGPT for WordはFreeを含む全プランが対象だ。ただしWord内の利用には契約ごとのトークン上限があり、PlusやProではCodexなどと利用枠を共有する。2026年10月1日から組織向けのWordアクセスは既定で有効になったが、会社の管理者は引き続き制限できる。
いつ何が変わった?
OpenAIは2026年9月17日、Word用のChatGPTを公開した。Wordの横にチャット欄を開き、選択した文章の書き直し、文書の要約、見出しの調整、メモからの下書き作成ができる。ExcelやPowerPointと同じMicrosoftアドインを使う。10月1日の変更は、組織でのWordアクセスが既定で有効になるという設定の変更だ。会社のパソコンへ勝手にアドインが入るという意味ではない。
Free・Go・Plus・Proで何が違う?
| 契約 | Word利用 | Wordで使うモデル・注意点 |
|---|---|---|
| Free | 対象 | GPT-5.6 Luna。契約の利用上限内で使用 |
| Go | 対象 | GPT-5.6 Luna。利用上限は契約に従う |
| Plus | 対象 | GPT-5.6 Solが初期選択。対応する4モデルから選択できる場合がある。Codex・Work等と枠を共有 |
| Pro | 対象 | 同じくSolが初期選択。共有枠とモデル別消費量に注意 |
| Business・Enterprise・Edu | 対象 | 組織の許可、契約方式、地域、モデル設定で条件が変わる |
個人向け公式料金案内は、Free・GoではLuna、Plus・ProではLuna、Terra、Sol、Astraの4モデルを記載している。モデルの提供状況は地域や機能によって変わる。これはWord内のモデル条件であり、通常のChatGPTチャットの選択肢と混同しない。
無料なのに料金表があるのはなぜ?
Wordでの使用量は、処理した文章と回答の長さをもとに計算される。まず契約に含まれる利用枠を使い、上限後は購入済みクレジットがあれば対象機能で利用できる。追加購入は利用可能なアカウントに限られ、Free・Goでは購入機能の提供が限定的だ。「Freeで利用可能」と「何回でも無料」は別の話。 Plus・ProでWordを長く使うと、同じ枠を使うCodexやWorkに残る量が減る場合もある。公式資料はWordの一律「1日○回」や固定リセット時刻を示していないため、残量は自分のUsage画面で確認する。
WordにChatGPTが出ないとき
Microsoft MarketplaceからChatGPTアドインを入れ、Wordのリボンから開いてChatGPTにログインする。職場のアカウントではMicrosoft 365管理者によるアドイン許可と、ChatGPTワークスペース側の許可の両方が必要だ。10月1日の既定設定よりも、管理者が明示した禁止設定が優先される。アドイン内の会話は通常のChatGPTの履歴と別で、メモリも引き継がれない。
結論
無料版でもWordで文章を直せる時代になった。ただし請求と利用枠までWordの余白のように無限にはならない。まずアドインの表示、次に自分の契約と残量を確認しよう。
出典・確認日(2026-10-17): OpenAI「ChatGPT for Word」/OpenAI「Using Credits for Flexible Usage in ChatGPT (Personal plans)」/OpenAI「Enterprise and Edu release notes」2026-09-17。国別の検索需要は実測していない。
