メンタルロードとは、家事そのものではなく、家を回すために頭の中でずっと覚えて考えている負担のこと。
title: 家のことを考え続ける負担とは?
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one_message: メンタルロードとは、家事そのものではなく、家を回すために頭の中でずっと覚えて考えている負担のこと。
「メンタルロード」と聞くと、難しく聞こえる。メンタルの道?精神的な介護?と思うかもしれない。でも、もっと簡単に言えば、これは「頭の中にずっと乗っている家の荷物」のことだ。ロードは道ではなく、荷物や負荷という意味で考えると分かりやすい。
皿を洗うこと自体は、目に見える家事だ。でも、その前後には見えない仕事がある。皿がたまっていることに気づく。次の料理でシンクを使うから、今洗った方がいいと考える。洗剤が切れそうだと覚えておく。誰に頼むか考える。頼んだあと、本当に終わったか確認する。これが頭の中の家事だ。
料理でも同じだ。冷蔵庫に何が残っているか。賞味期限が近いものは何か。今日の夕飯は何にするか。明日の朝ごはんは足りるか。子どもが食べられるものは何か。家族は何時に帰ってくるか。包丁を持っている時間だけが料理ではない。その前に、頭の中で何度も判断している。
育児ならさらに増える。予防接種はいつか。保育園の持ち物は何か。学校の提出物はいつまでか。熱が出たら誰が休むか。薬は残っているか。先生に何を伝えるか。これらは、誰かが覚えている。誰かが先回りしている。
だから、「手伝う」だけでは足りない。「言われたらやる」でも足りない。大事なのは、作業だけでなく、気づくこと・考えること・確認することまで担当として渡すことだ。
「皿洗いを手伝う」ではなく、「夕飯後の皿洗いは毎日担当する」。「買い物を手伝う」ではなく、「買い物リスト作成から買い出しまで担当する」。そうすると、頭の中の荷物が少し降りる。
