説明文: TikTokで「lunch in my city」と検索し、最初に出た店で昼食を取る流行。地元の老舗を発見する一方、Redditでは動画の展開がそっくりだというツッコミも。何が面白いのか、実例と反応から解説する。
「Lunch in My City」は、TikTokの検索欄にその言葉を入れ、最初に表示された地元の飲食店へ実際に行くチャレンジ。2026年6月ごろから投稿が現れ、10月21日にKnow Your Memeが流行の経緯を整理した。面白いのは、昼飯を選ぶ権利を検索結果に渡したら、知らなかった店を発見できる一方で、紹介動画の話し方まで似てきたことだ。
検索結果が昼食の上司になる
ルールは単純。「lunch in my city」で検索して、最初に出てきた店に行き、食べて感想を撮る。最上位は広告ではなく必ず最高の店、という保証はない。投稿例として、6月29日の@deluxeklexeatsによる中華料理、7月8日の@sarahbettsによるCycho's Buffalo Wings、7月14日の@tabbymoschetti親子によるLa Famosaの食事がKnow Your Memeに記録されている。投稿者の実際の店選びと動画の内容は同サイトの記録に基づく。
この形式は、ランチの優柔不断を解決する。「今日は何を食べよう」を考え続ける代わりに、アプリへ決裁権を丸投げ。店を選ぶのはアルゴリズム、財布を開くのは人間。責任分担が少しおかしい。
22年間営業していた店が、ようやく近所に見つかる
米国の家族経営店La Famosaについて、10月に紹介された店主への取材では、22年間営業していても近所に存在を知らない人がいたという。@tabbymoschetti親子の投稿は、その店を新しい客に知らせるきっかけになった。流行の意外な主役は最新の店ではなく、ずっとそこにあった店なのだ。
つまり「秘密の名店」は隠れていたのではなく、みんなが通り過ぎていただけかもしれない。22年分の営業努力に、検索窓が今さら「はじめまして」と挨拶する。
Redditのツッコミは「全員同じ動画では?」
2026年10月4日のReddit投稿では、参加動画の構成が似すぎていると疑問を呈する人がいた。返信にも、説明、店名紹介、ひと口目の驚きまで同じ調子で、同じ動画を繰り返し見ている気分だという反応がある。これは公開検索で確認できた実在コメントの趣旨の要約。スレッド全体の直接閲覧やコメント欄の網羅調査をしたものではない。
こちらの皮肉も的を射ている。行く店はランダムなのに、動画の台本だけ全国共通。料理の自由研究を始めたら、発表会の冒頭挨拶が全員同じになったようなものだ。
当たりもあれば「閉店済み」もある
Food & Wineの検証では、良い候補が出た一方、同僚の検索にはすでに閉店した店の動画も表示された。最初の検索結果は発見の入口であって、営業中の保証書ではない。実際に試すなら、店の営業状況を別途確認したい。
独自大喜利:ランチ決定会議
以下は記事独自の創作であり、実際の投稿・コメントではない。
部長「本日の昼食先は決まったか」
社員「TikTokの検索結果が決裁しました」
部長「店の評判は?」
社員「動画では全員、ひと口目に驚いています」
部長「全員?」
社員「台本の承認は取れているようです」
部長「店は営業しているのか」
社員「そこだけは人間の仕事です」
結論
「Lunch in My City」の面白さは、アルゴリズムに昼食を決めさせる無茶と、地元の店を本当に発見できる実利が同居するところ。動画の台本は似ていても、皿の上の料理までコピーにはならない。最初の検索結果に従う前に、店が開いているかだけは確認しよう。
参考資料(4件)
- Know Your Meme:Lunch In My City Trend(2026年10月20日登録、21日更新)
- Reddit r/TikTok:Wtf is up with this “trend”?(2026年10月4日、検索結果で投稿と返信の一部を確認)
- Food & Wine:TikTok's Latest Trend Chooses Your Next Lunch Spot(2026年10月)
- TikTok News Hub:La Famosa店主取材の紹介とTODAYへの言及(2026年10月)
元TikTok動画は直接再生できず、投稿の内容と再生規模は二次資料に基づく。Redditの全文も直接取得できていないため、コメントは原文の直接引用ではなく、検索で確認できた範囲の要約とした。




