説明: ゴルフに毎週通う人は、仕事の人脈のため? 上達したいから? 日本の調査と実際のプレー料金を使って、ハマる理由と年間費用を比べてみた。
「ゴルフにめちゃくちゃ頻繁に行く人って、何を目的に行っているんだろう?」
仕事の接待? 人脈づくり? それとも、週末のたびに何万円も払いたくなるほど面白いのか。
調べると、意外に答えはシンプルだった。楽しい。上手くなりたい。友達と遊びたい。そして身体も動かせる。 問題は、その楽しさに値札を付けてみたときである。
ゴルフを続ける理由は「仕事」だけじゃない
2025年に日本で、ゴルフを始めて3年以内の332人を対象に行われた調査では、続ける理由として「健康維持・運動不足解消」42.5%、「シンプルに楽しい」42.2%、「上達したい」34.9%が挙がった。始めたきっかけには仕事の付き合いもあるが、続ける楽しみはもっと幅広い。
別の190人調査でも、楽しさの上位は「うまく打てたときの爽快感」「自然の中でプレーすること」「交流の場になること」。つまり、運動、ゲームの攻略、友達とのお出かけが一つの予定に詰まっている。
しかもゴルフは、昨日うまく打てても今日うまく打てるとは限らない。90を切れば次は80。クラブ一本で始めたつもりが、気付いたら自分の記録との戦いが始まっている。これは毎週でも飽きにくそうだ。
ところが、年間費用を計算すると急に現実が来る
仮に、移動費なども含めて1回15,000円かかるとする。これは全国平均ではなく、計算用の仮定だ。
| 行く頻度 | 年間の試算 |
|---|---|
| 月1回(年12回) | 180,000円 |
| 月2回(年24回) | 360,000円 |
| 毎週1回(年52回) | 780,000円 |
| 毎週2回(年104回) | 1,560,000円 |
たけえ! 週1回で78万円。週2回なら156万円。ボールを穴に入れに行っているのに、家計にはずいぶん大きな穴が開く。
しかもクラブ購入費、ウェア代、練習代はこの試算の外。逆に、安いコースを選べば実際の支出はもっと下がる。
節約勢は、本当に別のゲームをしている
日本のグリーンフィールゴルフ倶楽部が公表した2026年6月の料金例では、平日の早朝9ホールは総額4,000円、早朝18ホールは総額9,640円。9ホールは通常の18ホールの半分なので、金額だけを同じ条件として比較するのは注意が必要だ。料金や受付条件も日付によって変わる。
それでも「毎回15,000円払うしかない」というわけではない。平日、早朝、短いコース、近場でのプレー、道具の中古購入など、出費を調整する余地はある。
では、何のために何十万円も払うのか
好きな人には、ゴルフはスポーツ+屋外レジャー+友達との時間+何度でも遊べる攻略ゲームなのだろう。一方、仕事の人脈づくりで費用を取り戻せるかは、その人の実績次第。ゴルフに行っただけで仕事が増える保証はない。
結局、本人にとって楽しいなら高い趣味にも理由はある。そこまでは分かった。
ただ、毎週の年間支出を出された瞬間、「なるほど」より先に「高すぎるw」が出てしまう。
参考:わたしのゴルフ、2025年2月27日調査(332人)/ライズ・スクウェア、2022年12月7日調査(190人)/グリーンフィールゴルフ倶楽部、2026年6月料金案内
