説明: 軽トラの荷台でぐるぐる回り、尻尾をぶんぶん振るゴールデンレトリバー。犬は楽しいのか、田舎では普通なのか、大型犬をどう安全に乗せるのか。飼い主への信頼と事故への備えを分けて考える。
犬が楽しそうに乗っていることと、乗せ方が安全であることは両立しない場合がある。 開いた荷台での急ブレーキや転落を考えると、基本は車内で犬を適切に固定したい。
それはそうとして、軽トラの荷台でゴールデンレトリバーがぐるぐる回って尻尾をぶんぶん振る光景、テンションがすごい。
犬「うおおおおお! 風! 田んぼ! 出発!!」
犬の中だけでオープンワールドゲームが始まっている。
ぐるぐる回って尻尾を振るのは嬉しいから?
嬉しい興奮で犬が回ったり尻尾を振ったりすることはある。散歩の前、飼い主の帰宅時、遊びが始まる直前。体が柔らかく弾むように動き、周囲を好奇心いっぱいに見ていたら「この犬、ドライブ大好きかも」という読みは自然だ。
でも、尻尾は幸福度メーターではない。緊張しても振る。ぐるぐる回るのも、喜びから落ち着かなさまで理由がある。体が硬いか、自然に止まれるか、楽しげな反応が続いているかまで見たい。短い投稿の描写だけで「100%幸せ」「病的な繰り返し」と決めるのは早い。[1][2]
田舎では見慣れた光景なのか
畑へ、田んぼへ、作業場へ。日本の軽トラは農具や作物を運ぶ生活の足だ。犬も家族や作業の相棒として一緒に出かける家庭がある。
昔から見ている人は「うちの犬も自分から乗った」と思い出す。初めて見た人は「いや、急ブレーキで落ちない?」と心配する。
同じ風景なのに、片方はいつもの日常を見て、もう片方は事故が起こる一瞬を想像している。
その間にも犬はぐるぐる。
犬「次の曲がり角は!? 次の景色は!? うおおお!」
飼い主は犬を信用している。でも事故は犬の意思と無関係
乗り慣れた犬なら、荷台から飛び降りないよう覚えているかもしれない。飼い主も犬の性格をよく知っているのだろう。
しかし「自分から飛び降りない」と「急停止でも投げ出されない」は全く別。首輪に長いリードを結ぶ対策も、落ちた犬が引きずられたり首を締められたりする危険を生む。動物保護団体BC SPCAも、荷台での転落とリードの危険を具体的に警告している。[3]
犬を信用しても、慣性の法則までは信用で変えられない。
じゃあ助手席? 大型犬には現実的に厳しい
軽トラの小さな車内にゴールデンレトリバーを乗せると、犬が安定して座れる場所が限られる。エアバッグや運転の妨げにも注意が必要だ。
安全を優先するなら、犬の大きさに合うハードクレートを車内に確実に固定できる軽バンなどが選択肢になる。どうしても開いた荷台で運ぶなら、十分な大きさと通気性があるクレートを確実に固定し、暑さ・寒さにも備える。裸のまま、あるいは長いリードだけで荷台に乗せる方法は避けたい。JAFや米国獣医師会も適切な固定を勧めている。[4][5]
犬「乗せて!」、飼い主「任せろ!」。その間に一手だけ
犬が本当に楽しんでいる可能性もある。昔ながらの暮らしの中で育った信頼関係もある。だから数秒の場面だけで飼い主を悪人と断定する必要はない。
でも、犬が飼い主を信頼しているなら、飼い主は犬が考えられない急ブレーキまで考えてあげたい。
犬「うおおおお! 今日も行くぞおおお!」
飼い主「行こう。まず安全に乗ろうな」
犬のテンションはそのまま。安全対策だけ現代へアップデートしてほしい。
出典: [1] TeamHOPE:犬の尻尾の意味/[2] PETOKOTO:犬が回る理由(獣医師解説)/[3] BC SPCA:荷台で犬を運ぶ危険/[4] JAF:愛犬との安全なドライブ/[5] 米国獣医師会:ペットの移動時の固定
