2026年10月24日現在、『Dragon Age』を別の開発会社が引き継ぐという公式発表はない。EAは10月21日にBioWareの閉鎖を決めた一方、『Dragon Age』の権利を売るとも、シリーズを永久終了するとも発表していない。次のゲームを待つ人にとっての答えは「制作体制が消えた。作品世界の行き先はこれから決まる」だ。 [1][2]
10月21日に何が決まったのか
EAの社内向け発表は、開発初期だった次の『Mass Effect』を進めず、BioWareとエドモントンの拠点を閉じると明記した。『Dragon Age』の新作計画、権利の譲渡先、復活時期はそこに記されていない。閉鎖の事実と、別シリーズの開発中止を一つにまとめて「Dragon Age 5も中止」と書くのは正確ではない。そもそも正式発表された『Dragon Age 5』という発売予定作品があるわけではない。[1][2]
最後の本編『Dragon Age: The Veilguard』は2024年発売。『Origins』『II』『Inquisition』から続くシリーズは、選択と仲間、そして世界の変化を味わうゲームだった。だからファンが惜しむのは会社の看板だけではない。これからもセダスで新しい決断をしたかった、という体験そのものだ。
「権利を売ってほしい」は実際に出ている声
10月21日のRedditの『Dragon Age』コミュニティでは、EAが権利を別の制作会社へ売ればシリーズが続くかもしれないという期待が投稿された。一方、EAは権利を保持し続けるのでは、という慎重な返信もある。過去作のリマスターを望む声も確認できる。これは同じスレッドにある複数の意見であって、売却交渉が進んでいる証拠でも、ファン全員の総意でもない。[3]
別会社が作るなら何が難しい?
考察として、権利が移るだけで『Dragon Age』らしさが自動的に戻るわけではない。セダスの歴史、仲間の会話、プレイヤーの選択が後の作品へどう響くかを、新チームがどう扱うかが肝心になる。過去作で選んだ王や友人のことを、単なる設定資料の一行にしてほしくない人もいるだろう。
逆に、長い年月をかけて積み上げた世界は一社のスタジオが閉じた瞬間に消えるものでもない。権利の移転、EA内部の新チーム、しばらく旧作を遊び続ける未来はそれぞれ別の話であり、現時点では可能性の比較にとどまる。
結論:最初に見るべきニュースは「Dragon Age 5」の噂ではない
今後の確かな変化は、EAによる『Dragon Age』の具体的な方針、権利の扱い、新しい開発主体の発表から判断できる。10月21日の発表だけで「別会社への売却決定」や「シリーズ永久終了」と結論づけるのは早い。ゲームで選択の重みを教わったファンが、今度はその世界の次の選択を待っている。
出典(2026年10月24日確認)
[1] Electronic Arts, “Building EA's Next Chapter,” 2026-10-21: https://www.ea.com/news/building-eas-next-chapter
[2] Jay Peters, The Verge, “EA is shutting down BioWare,” 2026-10-21: https://www.theverge.com/games/1015647/ea-is-shutting-down-bioware
[3] r/dragonage, “Bioware is closing. RIP Dragon Age...,” 2026-10-21: https://www.reddit.com/r/dragonage/comments/1xbt2wk/bioware_is_closing_rip_dragon_age/

