説明文: トム・ハンクスのカボチャ男と踊る骸骨は何者?2016年の『Haunted Elevator』と2026年10周年の再注目を解説。
「質問ある?」と言う本人が、誰よりも説明を必要としている。 これがデヴィッド・S・パンプキンズの笑いの中心だ。2016年10月22日の米NBC『Saturday Night Live』(SNL)で生まれたコントが、2026年10月に10周年を迎えた。
恐怖のエレベーターで何が起きた?
トム・ハンクスが司会を務めたSNLシーズン42第4回の『Haunted Elevator』。ベック・ベネットとケイト・マッキノンが演じるカップルは「100階分の恐怖」をうたうアトラクションに乗る。案内係はキーナン・トンプソン。初めは普通の怪物が出てくるのに、途中からカボチャ柄スーツの男と踊る骸骨二人組が現れる。男はハンクス演じるデヴィッド・S・パンプキンズ、骸骨はマイキー・デイとボビー・モイニハンだ。何の伝説の怪物なのかも、なぜ骸骨と踊るのかも説明されない。
「Yes, several!」は何がおかしい?
デヴィッドは決め顔で「Any questions?(質問ある?)」と聞く。普通は説明の後にする質問だが、彼は何一つ説明していない。乗客が「Yes, several!(はい、山ほど!)」と返すと、見ている側の疑問が一気に言葉になる。名前のSは何? なぜ何階にも出てくる? 骸骨は彼の一部? 案内係だけはすべて当然のように扱う。常識人が理由を尋ねるほど、謎の男は自信満々に同じダンスを繰り返す。最後には本物のびっくり演出もあり、恐怖より困惑が先に積み重なる構成だ。
制作者は答えを知っていた?
脚本家のデイ、モイニハン、ストリーター・サイデルは、ハロウィーン版サンタのような人物と踊る相棒の案を組み合わせたと回想する。2025年に掲載されたモイニハンのインタビューでは、ハンクスは当初ほかの人に役を譲りたがったが、本番では奇妙な演技に振り切ったという。これは出演者の制作回想で、キャラクターの隠された公式設定ではない。2026年の10周年記事でも制作者は予想外の人気だったと語っている。
なぜ2026年10月にまた話題?
10月22日は初放送からちょうど10年。米SNLファンのRedditには記念投稿が立ち、実際に「Yes, several!」や骸骨への質問を再現する反応が集まった。10月23日には脚本家の振り返り記事も出た。2017年にはアニメ特番、2022年にはSNLへの再登場があったが、今回は新作の放送ではなく10周年の再発見である。
結論
謎が解けるから面白いのではない。全く正体不明の男が、自分を有名なハロウィーンの定番キャラだと信じ切って「質問ある?」と聞く。その瞬間、質問は当然山ほどある。
参考資料(4件)
- SNL公式『Haunted Elevator』原動画(2016年): https://www.youtube.com/watch?v=rS00xWnqwvI
- Cracked、2026-10-23、10周年と脚本家の回想: https://www.cracked.com/article_50031_bobby-moynihan-streeter-seidell-and-mikey-day-cant-believe-theyre-still-talking-about-david-s-pumpkins.html
- Entertainment Weekly、2025-10-25、モイニハンの制作回想: https://ew.com/snl-alum-bobby-moynihan-reacts-to-cast-changes-advice-11836893
- Reddit、2026-10-22、10周年の実際の反応: https://www.reddit.com/r/LiveFromNewYork/comments/1xcjk9s/ten_years_ago_today_the_birth_of_david_s_pumpkins/



