『Balatro』の大型無料アップデート1.1は、2026年10月25日時点でも制作が続いている。2026年内の配信日は確定しておらず、2027年への延期も正式発表されていない。 開発者LocalThunkは2026年9月、追加カードや調整内容を示しながら、完成するまで発売時期を約束しない姿勢を改めて伝えた。
「2025年予定」が消えたのはなぜ?
『Balatro』はポーカーの役を使って点数を伸ばし、ジョーカーやショップの強化を組み合わせるカードゲームだ。最初の発売後、2025年に大きな無料更新を出す予定が案内された。しかしLocalThunkは2025年9月12日の公式ブログで、その年の配信を断念すると発表した。
理由は制作放棄ではなく、働き方の見直しだった。2024年の発売、バランス調整、モバイル版制作が続き、本人は疲れ切ったと説明。長時間作業で期限を守るより、毎日また作りたくなる速度を選んだ。「2025年から2026年へ確定延期」ではなく、「2025年の目標を取り下げ、完成時に出す」が正確な読み方だ。
待っている人は何を心配している?
2026年3月8日のRedditには「新しいジョーカーが欲しい。更新時期は分かる?」という質問が投稿された。返答には、時期を急がせず待とうという意見と、2026年中を予想する声が並ぶ。モバイル中心で遊ぶため、PC向けの追加要素を導入しにくいという読者の発言もあった。これは確認できる個々の反応で、ファン全体の割合を示すものではない。
待つ側からすると、日付の空欄は「開発が止まったのでは」という不安に変わりやすい。特に『Balatro』は、ジョーカー一枚でいつもの役の価値がひっくり返るゲームだ。新しい組み合わせを試したい人ほど、更新の一日が長い。
2026年9月に見えた具体的な進捗
9月16日付のPC Gamerは、開発者が前日に公式Discordで語った内容を報じた。1.1には少なくとも4種類の新ジョーカーを入れる予定で、Lunkerという第2段階のバウチャー、次に店へ出るバウチャーの選ばれ方の調整、Blue Stakeの再調整などが挙げられた。これは開発者発言を取材した報道であり、完成版の全変更点一覧ではない。
新ジョーカーを増やすだけなら単純に見えるが、『Balatro』ではカードを引く順番やバウチャーの出方が得点の組み合わせを大きく変える。ここから先は考察だが、更新を急ぐほど既存の遊び方まで崩す危険がある。作者が「中途半端なものにしたくない」と語るのは、待ち時間を正当化するだけでなく、ゲームそのものの調整に関わる話だろう。
結論:日付よりも「手札」を見る
1.1の中止を示す根拠はなく、2026年9月には内容の具体例まで示された。公式ブログでは完成後に全プラットフォーム向けの無料更新にする方針が示されている。ただし機種別の配信日や2026年内の実現は、今後の正式案内を待つ段階だ。
発売日を当てる予想大会は続くだろう。でも今、開発者が見せたのはカレンダーではなく新しいジョーカーの手札。『Balatro』らしいのは、日付の数字より次の一枚で盤面が変わることだ。
出典・確認日(2026年10月25日): LocalThunk公式ブログ「I’m Slow」(2025年9月12日) · PC Gamer、開発者のDiscord発言報道(2026年9月16日) · Redditの実際の質問と返信(2026年3月8日).

