説明: ATMから紙幣が噴き出す白黒の防犯カメラ風動画は本物なのか。2026年10月のInstagram投稿、ロシア語圏の再現、2025年の別動画を整理する。
「ATM Glitch」は、現金自動預払機が突然お札を噴き出し、人が札束に埋まるAI動画のミーム。2026年10月にInstagramで広がった白黒の映像は、実際の銀行の故障記録ではない。嫌なはずの機械トラブルが大当たりに変わるのが笑いどころだ。
なぜ面白い?
初期の字幕「The only glitch I'm praying for this year」は「今年起きてほしい不具合はこれだけ」。普通ならATMの故障で困るのに、お金が無限に出てくる。固定カメラの地味な画角が本物らしく、紙幣の大洪水との落差を強める。MakeViralが記録した「MINE」というコメントも「その幸運を自分にも」という冗談だ。
元ネタと広がり
MakeViralがこの白黒形式の早い例として挙げるのは、2026年10月6日のInstagram投稿(@ehustlr、@aicreatedthis_)。13日に@laughtercoloursが転載、17日にロシア語圏の@prostoanastasiya_が写真1枚から人物を差し替える再現版を公開した。19日には@yaaramiwwの猫版も登場。ロシア語の別名「Банкомат」はATMを意味する。
Jump on the Trendの10月23日時点の観測では、17日の再現版に97万9,541いいね、猫版に4,352いいね。個別投稿の第三者記録であり、現在の公式値や世界累計ではない。MakeViralは米国、ナイジェリア、南アフリカ、パキスタン、インドへの転載も紹介するが、国別視聴数は示していない。
2025年の動画と同じ?
2025年10〜11月、南アフリカでは実在銀行の名前を付けてATMが現金を噴き出す動画が拡散。Africa Checkは11月25日、AIの透かしや不自然な動きを根拠に偽物と判定した。あちらは事件のように伝えられた映像。2026年の白黒版は「こんな故障なら歓迎」という願望ネタで、同じ原投稿だとは確認されていない。
使い方と見分け方
白黒の固定カメラ、ATMの前の人物、突然噴き出す紙幣が目印。自分やペットの写真で再現する場合はAI生成と明記し、他人の写真には許可を取ろう。銀行名を出して本当の事故だと主張する投稿は、銀行の公式発表を確認する。
結論
ATM Glitchは、最悪の故障を最高の給料日に変えるAIミーム。Instagramからロシア語圏の再現へ、さらに猫版まで広がった。現実なら銀行が大慌てだが、動画の猫はようやく餌代を稼げたらしい。
参考資料(7件)
2026年10月24日確認。Instagramの直接取得が制限されたため、投稿日・反応数・コメントは原投稿リンクを掲載する第三者の記録による。





