説明文: TikTokで広まった「Things to Say」は、面接や恋人の親に会う場面の「必勝台詞」を紹介しながら、実は場を凍らせる発言ばかり勧める画像ミーム。出所、時期、使い方、笑いどころを解説する。
堂々とした有名人の写真に「面接で言うべきこと」という長いリスト。しかし実際に言えば採用担当者が席を立ちそうな台詞ばかり。「Things to Say」は、役立つ助言のふりをして、意図的に最悪の発言を推薦するミームだ。
元ネタと広まり
Know Your Memeが記録した初期例は2026年8月17日、TikTokの@cawkringinvestorによる投稿。親密な時間のあとで恋人に言う言葉として、カード決済ができるか聞くような場違いな一言を紹介した。これは確認できる初期の例であり、ネット上の最初の投稿を確定したものではない。
8月30日にはマシュー・マコノヒーの写真を使った「恋人の父親に会ったとき」版、31日には「就職面接」版が登場。Know Your Memeが9月9日までに記録した数字では、投稿後約1週間でそれぞれ110万回、220万回以上再生された。Instagram Reelsにも広がり、『Dr.HOUSE』のヒュー・ローリーの写真を使った例も確認されている。
なぜ面白い?どう使う?
写真は「人生の勝者による必勝講座」そのもの。中身は人間関係を最短で壊す方法だ。その差が笑いを生む。失敗する助言を犬に言わせた昔の「Advice Dog」や、奇妙な投資話を題材にした「Rare Fish」とも近い。
作るなら「先生に言うべきこと」「初対面の家族への一言」など緊張する場面を選ぶ。自信たっぷりの人物写真と、現実では絶対に言わないような台詞の一覧を組み合わせる。相手の凍りつく顔を想像した時点でオチが完成する。
2026年10月2日発表のKnow Your Memeの9月ミーム投票では、11.6%の得票で1位。この数値は同サイト内の投票結果であり、国別の人気を測ったものではない。
最高の使い道はスクリーン上で読むこと。現実の面接で実践すれば、最速の退室方法になる。
