説明: 「Then I Walk In(そこに俺が登場)」はなぜ流行った?2026年9〜10月の自撮りコメント、散髪動画、本人の便乗、仮装パロディを時系列で解説する。
「Then I Walk In」は、誰かの動画のコメント欄に自撮りを貼り、「そして俺が登場する」と自信満々に宣言するTikTokのミームだ。2026年秋、Alexander the Greatという名義で活動する投稿者のコメントが注目され、ほかの利用者が同じ構図をまねし始めた。笑いの中心は顔の優劣ではなく、何の脈絡もない場面で突然主人公を名乗る、その勢いにある。
何を言っているの?
英語の「Then I walk in」は文字どおりなら「そのとき私が入ってくる」。ミームでは「みんなが何かしている? そこに俺が現れたら話が変わる」という、映画の登場シーンのような大げさな自己演出だ。動画本編よりコメントの自撮りが主役を奪おうとするのがポイント。
発端は散髪動画のコメント欄
Know Your Memeが2026年10月27日に公開した記録によると、元の投稿者は9月下旬には自撮り付きの自信満々なコメントを残していた。9月30日の散髪失敗を題材にした動画では「I deserve a barber?」というコメントと自撮りが話題になり、記録時点でそのコメントには約6,100件のいいねと300件以上の返信が付いていた。発祥を9月30日の一本に断定できるわけではない。
いつパロディになった?
10月8日には「この人は誰?」と問いかける関連動画が登場。10月22日のパロディは10月27日時点で200万再生超と記録された。同じ22日には本人も、自分が道で目撃された有名人のように振る舞う動画を投稿し、約240万再生。24日には別の投稿者が本人の格好を再現し、3日間で300万再生超となった。数値は個別動画の当時の記録で、合計視聴者数ではない。
使い方と面白さの境界
例えば「パーティーに誰も来ない」という動画に、決め顔の自撮りと「Then I Walk In」を添えれば、頼まれていない救世主の完成だ。実際に確認できるのは、自撮りの再投稿、同じ決めぜりふ、仮装での再現という型。誰かの容姿をけなすだけの投稿と、過剰な自信を演じるネタは分けて見たい。
結論
「Then I Walk In」は、コメント欄を勝手に自分の入場シーンにするジョーク。本人のコメントから模倣、そして本人のセルフパロディへと育った。動画に主役が足りない? コメント欄がもう入場曲を流している。
出典と確認範囲
Know Your Memeの10月27日公開記録と、同ページが示すTikTok原投稿へのリンクを照合。TikTokの原動画は直接再生できず、再生数・コメント数は同サイトの当時の観測値である。世界全体の投稿数や最初の発案者は未確定。
