シャナイアが「審査員を感心させて」と応援した直後に21点?『Strictly』の皮肉なタンゴ

2026年10月17〜18日の英国『Strictly Come Dancing』。シャナイア・トゥエインの応援メッセージ、曲名『That Don't Impress Me Much』、21点と翌日の敗退が重なった理由を解説。

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2026年10月17日の英国BBC One『Strictly Come Dancing』で、歌手シャナイア・トゥエインがサラ・ストーリーのタンゴを応援する動画を寄せた。その直後、審査員が付けた合計点は21点で、その夜の最下位。しかも踊った曲の題名は『That Don't Impress Me Much』(そんなのじゃ感心しない)。 曲名、応援、採点が一列に並んだ、狙って作ったコントのような偶然だ。

何の番組で、誰が踊った?

『Strictly Come Dancing』は英国の有名人とプロダンサーが組み、毎週異なる社交ダンスを披露するBBCの競技バラエティー。10月17日18時15分(英国夏時間)開始のシリーズ24・第4週は、歌手をテーマにした「Icons Week」だった。

今回の主役は、パラリンピックで数多くの金メダルを獲得した元競泳・自転車選手のデイム・サラ・ストーリーと、プロダンサーのジュリアン・カイヨン。2人はカナダ出身のカントリー・ポップ歌手シャナイア・トゥエインのヒット曲に合わせてタンゴを披露した。

応援映像から採点まで、どうつながった?

ダンスを終えた2人が得点発表を待っていると、本人からのサプライズ動画が流れた。トゥエインは幸運を祈り、審査員にも感心してもらえるはずだと励ました。ジュリアンは大スターが自分たちを知っていることに驚いたという。

ところが、続く採点は5・5・5・6点、合計21点。出演者の中でこの夜最も低い得点となった。翌18日の結果発表では、サラ組はベサニー・アントニア/ナンシー・シュー組とダンスオフに進み、審査員の判断で敗退した。

曲名が二重に効いている

『That Don't Impress Me Much』は、相手の自慢話に動じない、というニュアンスの英語タイトルだ。そこで歌手本人が「審査員を感心させて」と激励し、直後に審査員が高得点を付けなかった。曲のタイトルが、まるで採点結果の字幕になってしまったのである。

さらにサラは放送前の練習中、難しいタンゴに苦戦し、ちょうど失敗する箇所で曲の「感心しない」という言葉が聞こえることを自虐的に語っていた。偶然の言葉遊びが、本番でも回収されてしまった。

なぜ低得点だった? 曲のせい?

報道された審査員の講評では、足の運びや弾みすぎる動き、ソロ部分の完成度などが問題になった。一方で姿勢や表現力、タイミングを褒める意見もあった。ネット上には、ポップ色の強い曲がタンゴに合わなかったとする視聴者の声も報じられている。

ただし、曲の選択が21点や敗退の原因だったと証明されたわけではない。 番組の採点、視聴者投票、ダンスオフの審査は別の段階だ。「制作側が妨害した」という一部の推測を事実扱いするのも不適切だろう。

どこが笑いで、どこが切ない?

面白さは誰かの失敗を笑うことではなく、歌の題名が現実を予言したように見える構造にある。スターから届いた温かい激励、真剣なダンス、そしてタイトルどおりの厳しい採点。その組み合わせは脚本家でも少しやりすぎと思うほど整っている。

一方、サラ本人は不慣れなダンスに懸命に挑戦していた。ジュリアンとの別れを惜しむ視聴者の反応も実際に報じられた。笑えるのは言葉の偶然であって、挑戦者の努力そのものではない。

結論

10月17日に起きたのは、シャナイアの応援が外れたというより、「感心しない」という曲で踊った直後、本当に審査員を感心させきれなかったという強烈なタイトル回収。18日の敗退で、その皮肉がいっそう印象に残る場面になった。

参考資料(6件)

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