長年の友達が突然グループ退会・全員ブロック。理由はどう考える?

タコパで静かになった友達が、突然グループを抜けて全員をブロック。誕生日のアイスが原因なのか。心配して何度も声をかけた側が、研究と時系列を手がかりに考えた結果。

読書機能の使い方

聴く:本文を読み上げます。速読:語句を順に表示し、速さを調整できます。語学練習:別の言語版と対訳を読み比べます。保存:このブラウザーにブックマークし、プレイヤーの保存済み一覧から開けます。ブロック崩しで読む:記事の文字そのものを的にして、ブロック崩しで遊べます。

この記事をシェア
広告
広告

タコパで静かになった友達が、突然グループを抜けて全員をブロック。誕生日のアイスが原因なのか。心配して何度も声をかけた側が、研究と時系列を手がかりに考えた結果。

たこ焼きパーティーから未解決事件へ

昔からの友達同士でたこ焼きパーティー。買い出しのあたりから、一人が妙に静かになった。普段はよく食べ、よくしゃべる人なのに、料理にもほとんど手をつけない。最後はほとんど何も言わず帰宅。そしてグループを退会し、複数の友達を個別にブロックしたらしい。

残された側は緊急会議を開催した。「何があったんだ?」「あのアイスか?」。しかし何人集まっても新しい事実はほとんど増えない。探偵だけが増員される不思議な事件になった。

誕生日のアイスが原因? それとも勘違い?

本人が誕生日にもらったアイスの引換券を、みんなで使おうと提案していた。パーティーの材料は割り勘。ほかの友達は「必要ならアイス代も払うよ」と声をかけていた。それでも「自分の誕生日の券なのに、なぜみんなに奢るんだ?」と感じたのでは、という仮説が浮かんだ。

ただし、本人に「アイスで喧嘩したのかと思って、みんな心配してた」と伝えたら、「全然違う」と返ってきた。本人が否定したのは少なくとも「喧嘩」だ。想像を本人の本心にすり替えたくない。

本人はアイスを食べずに帰ってしまい、残った人たちは「戻ってきたら多めに買って返そう」と相談して食べた。アイスだけ完食、真相は空腹のまま。

何度も「大丈夫?」と聞いていた

語り手は本人が部屋を出たとき、わざわざ後を追って話を聞いた。「仕事の件、大丈夫?」「問題はどうなった?」。みんなが心配していることも伝えた。返事はだいたい「大丈夫」。帰宅後に送った心配のメッセージは未読だった。

「誰も気遣わなかった」は、少なくとも語り手の行動とは合わない。ただ、個別に声をかけてもらうことと、集団の中で居場所を感じることは別かもしれない。

仮説は増える。的中率は上がらない

誕生日への期待外れ説。自分が静かになり、周りが話を振りづらくなり、それを排斥だと受け取った説。長年の不満説。仕事のストレス説。別の友達から聞かれて話した、待遇のよい職場や紹介採用の話を聞いて複雑な気持ちになった説。友達を敵だと思い込んだ説まで。

でも、職場の話が出たのは静かになった後だった。少なくとも沈黙の始まりは説明できない。本人に聞いてみたら過去の推測が何度も外れていた、という経験もある。筋の通る話を作る能力と、当てる能力は別物だ。

研究が示すのは「複数の可能性」

成人の友人関係は、徐々に離れる形でも、積極的に切る形でも終わり得る[1]。突然連絡を絶つ人にも、相手を気遣う動機が残る場合がある[2]。声をかける側は、その気遣いがどれくらい好意的に受け取られるかを過小評価しやすい[3]。疎外感が苦痛を生むことも研究されている[4]。

ただ、これらは誰か特定の一人の動機を確定する研究ではない。心理学の地図はあるが、友達の頭の中の録画はない。

別アプリに連絡先が残っていても追いかけない

メッセージアプリではブロックされても、送金アプリの連絡先は残っていた。単に消し忘れかもしれない。別の経路から連絡すると、距離を置きたい相手には負担になる可能性がある。すでに何度も声をかけたなら、今は相手の意思を尊重する。何日後に怒りが冷めるかという万能の期限もない。そもそも怒っていたのかさえ分からないからだ。

考察中、帰りの電車で自分が迷子になる

この日の語り手は、そもそも集合日を勘違いして、集合時刻に起床した。帰りには全員ブロックの衝撃で大きな乗換駅を通り過ぎ、戻るつもりで逆方向の電車に乗った。終電を調べ直し、最後の区間は歩けばいいと判断。帰路は約3時間。

他人の心理は精密に推理するのに、自分が乗る電車の向きは確認しない。今日一番、簡単に確かめられたはずの事実はホームの電光掲示板にあった。

結局どうする?

何年も会わなかった友達と偶然再会して、普通に会話できた経験は何度もある。今回も再会できるかもしれないが、相手が距離を保ちたいなら尊重する。推理は保留。気遣った事実は残す。連絡の迂回路は使わない。

友人全員の緊急会議の結論は「分からん!」。3時間かかった帰り道の結論も「分からん!」。少なくとも列車には行き先表示がある。

PRこのテーマの本を探す

この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。 広告について Amazonのアソシエイトとして、mendoi-appsは適格販売により収入を得ています。

この記事が役に立ったら、応援できます。 応援する

広告
広告
広告

もう1個、なんか面白いのない?

読み終わったついでに。近い話と、ぜんぜん違うけど面白い話を少しずつ。

  1. 近い話8.6秒バズーカーとボチリストは同一人物なのか?「10年後」説と現在の仕事を調べた
  2. 『80億分の1』理不尽ティア人生ゲームなのに、まず人生を選ばせてくれ
  3. ぜんぜん違うけどホーマーがコーヒー片手に踊るのはなぜ?「スマブラでお前を倒す」ミームの元ネタ
  4. 年金の世代間格差はなぜ不公平?「若い100万円」と老後の価値の違い
  5. 『惡の華』春日はなぜ「向こう側」を求めた?破滅の先で自分を受け入れるまで
  6. 100円の判断に30分使うな「思いついたら即やる人」の正体は、衝動性よりリスク圧縮と行動摩擦の設計だった

今日これ読んで

この記事を読んだ人の次の疑問に、それぞれ答える記事です。

すべての記事から探す「友人・人付き合い」の記事をもっと見る

他の記事を探す

すべての記事

めんどいちゃん

このサイトの運営者

めんどいちゃん

仕事や日常の「めんどい」を構造化して、次に動きやすくする記事を書いています。