ある友達と、恋愛観や結婚観が似ていると感じることがある。
結婚に焦らない。
変な相手と一緒にいるくらいなら、一人の方がいい。
自由を失う結婚はきつい。
相手の不安処理係になるのは嫌。
安心はほしいが、自分が壊れる関係は無理。
最初は「恋愛観が似ている」と思う。
でも、よく見ると、趣味や休み方も似ていることがある。
散歩。
釣り。
一人行動。
温泉。
ホテルランチ。
海を見る。
静かな場所に行く。
早めに帰る。
派手なイベントより、神経が落ちる時間を好む。
これは、ただ趣味が似ているだけではない。
もっと根っこの、回復OS が似ているのかもしれない。
回復OSとは何か
回復OSとは、自分がどういう条件で回復するかのことだ。
人によって、回復の仕方は違う。
人と話して回復する人もいる。
大人数のイベントで元気になる人もいる。
新しい刺激で回復する人もいる。
買い物や街歩きで気分が戻る人もいる。
一方で、こういう人もいる。
静かな場所で回復する。
一人でいると戻る。
水辺や自然を見ると落ち着く。
温泉や風呂で身体から戻る。
人に合わせない時間が必要。
自分で距離を選べることが大事。
派手な刺激より、余白がほしい。
これが回復OSである。
恋愛観と回復OSはつながっている
恋愛観や結婚観は、ただの価値観ではない。
かなり神経の問題でもある。
一緒にいて安心できるか。
自分のペースが残るか。
NOが通るか。
相手の不安を全部背負わされないか。
相手の家族OSに飲み込まれないか。
お金や自由の感覚が合うか。
一緒にいることで、神経が荒れ続けないか。
ここがかなり重要である。
だから、回復OSが似ている人とは、恋愛観・結婚観も似やすい。
たとえば、二人とも、
「無理な人間関係で神経を荒らしたくない」
「自分のペースを失う関係は苦手」
「安心はほしいが、束縛はきつい」
「一人で満たせる生活力が必要」
「結婚で人生を丸ごと相手側に渡したくない」
と思っているなら、恋愛観はかなり近くなる。
老後みたいな趣味は、実は若いうちから強い
散歩。
釣り。
温泉。
ホテルランチ。
海を見る。
ぼーっとする。
早く帰って寝る。
若いうちは、こういう趣味を「老後っぽい」と感じることがある。
でも、これは枯れているのではない。
むしろ、かなり早い段階で神経に優しい楽しみ方を見つけているとも言える。
若い時は、刺激が多い遊びの方が「人生している感」がある。
飲み会。
イベント。
SNS。
旅行。
買い物。
恋愛。
深夜まで遊ぶ。
もちろん、それも楽しい。
でも、長期的に効くのは、意外と地味なものだったりする。
ちゃんと歩く。
外の空気を吸う。
水辺を見る。
ほどよく喋る。
うまいものを食べる。
風呂に入る。
よく寝る。
これは、若いうちから使える回復術である。
ソロ充は、老後の練習でもある
一人で楽しめる人は強い。
一人でランチに行ける。
一人で温泉に行ける。
一人で散歩できる。
一人で海を見られる。
一人で釣りを楽しめる。
一人で帰るタイミングを決められる。
これは、孤独になるという意味ではない。
むしろ、誰かがいないと楽しめない状態から少し自由になるということである。
人といる楽しさもある。
でも、一人で回復できる力もある。
この両方があると、人生はかなり強い。
老後も同じである。
友達と会えるなら会えばいい。
趣味仲間と行けるなら行けばいい。
でも、一人でも外に出られる、食べられる、歩ける、景色を見られる。
これはかなり大きな防御力になる。
根っこが似ている友達は貴重
表面の趣味が完全に同じでなくてもいい。
片方は釣りが好き。
片方は温泉が好き。
片方は散歩が好き。
片方はホテルランチが好き。
表面は違う。
でも、根っこが同じなら、かなり話が通じる。
人に振り回されたくない。
無理な関係で神経を荒らしたくない。
静かな時間がほしい。
自分のペースを守りたい。
派手な刺激より、回復する日常が大事。
結婚や恋愛で自分が壊れるのは嫌。
ひとりでも満たせる生活力がほしい。
こういう根っこが同じ友達は、かなり貴重である。
飲み会で盛り上がる友達とは別の種類の価値がある。
「それ疲れるよな」
「一人で散歩いいよな」
「釣りとか温泉とか、静かなやつが結局いいよな」
「変な結婚するくらいなら一人でよくない?」
これが通じる相手は、同じ回復OSを持っている。
人生を盛るより、荒らさない
現代は、人生を盛る方向に行きやすい。
もっと稼ぐ。
もっと成長する。
もっと恋愛する。
もっと旅行する。
もっと人脈を作る。
もっと映える。
もっと経験する。
もちろん、それが合う人もいる。
でも、全員がそれで幸せになるわけではない。
中には、人生を盛るより、人生を荒らさない方が大事な人もいる。
神経が荒れない。
睡眠が壊れない。
自分のペースが残る。
安心できる人間関係がある。
お金で逃げ道がある。
一人でも回復できる。
好きな人とは、無理のない距離でつながる。
これは地味だが、かなり強い幸福論である。
まとめ
恋愛観や結婚観が似ている友達は、趣味や休み方も似ていることがある。
それは偶然ではないかもしれない。
根っこに、同じ回復OSがある。
自由を守りたい。
神経を荒らしたくない。
静かな時間がほしい。
自分のペースでいたい。
無理な人間関係に飲み込まれたくない。
一人でも満たせる生活力がほしい。
こういう感覚を共有できる友達は、かなり貴重である。
若いうちから、散歩、釣り、温泉、ホテルランチ、ソロ活の良さを知っている人は、老後を先取りしているのではない。
自分の神経に優しい生活を、少し早く発見しているだけである。
人生を盛るより、荒らさない。
その感覚が合う友達は、長く大事にしていい。
