子どもは怠けているのではなく、手伝おうとして怒られた経験で怖くなっていることがある。
title: キッチンに入ると怒られる家庭
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one_message: 子どもは怠けているのではなく、手伝おうとして怒られた経験で怖くなっていることがある。
子どもが家事を手伝わない。そう言われることがある。でも、本当に最初から手伝う気がなかったのだろうか。
子どもは、最初は助けようとすることがある。料理を見に来る。「何かやろうか」と言う。野菜を切ろうとする。皿を運ぼうとする。でも、そこで強く怒られると、子どもは覚える。キッチンは怖い場所だ。入ると怒られる場所だ。手伝おうとしても、正解が分からない場所だ。
親から見ると、「何も手伝わない」「気が利かない」「私ばっかり」に見える。でも子どもから見ると、「手伝おうとしたら怒られた」「何をしても違うと言われる」「怖いから近づかない」になる。
キッチンはこだわりが出やすい。火がある。包丁がある。時間との勝負がある。失敗すると夕飯が崩れる。だからピリピリするのは分かる。でも、子どもを追い出し続けると、子どもは生活を覚えられない。
大事なのは、入らせないことではなく、安全に入れることだ。最初は見るだけ。次はレタスをちぎるだけ。次は材料を洗うだけ。包丁は一緒に持つ。火は横で見る。できたら「助かった」と言う。
家事は、守るものではなく、少しずつ渡すものだ。
