インディアカ初参加で「経験者?」と聞かれた。なおレシーブは全部違う方向に飛んだ

読書機能の使い方

聴く:本文を読み上げます。速読:語句を順に表示し、速さを調整できます。語学練習:別の言語版と対訳を読み比べます。保存:このブラウザーにブックマークし、プレイヤーの保存済み一覧から開けます。ブロック崩しで読む:記事の文字そのものを的にして、ブロック崩しで遊べます。

この記事をシェア
広告
広告

インディアカに初参加したら、プレー中にも終わった後にも「経験者?」と聞かれた。スポーツ歴までさかのぼって確認される。ところが本人は、レシーブで羽球を狙いと違う方向に飛ばしまくっていた。

この日の謎は「初心者なのにうまかった」より、「うまそうに見えた初心者の、どこがうまくてどこが壊滅していたのか」にある。

経験者疑惑、ついに過去のスポーツ歴まで捜査される

「経験者?」 「いや、初めてっす」 「スポーツは?」 「やってないですね」 「昔は?」

最初の回答で納得してもらえず、過去にさかのぼって再調査。体育館で始まったのは競技経験の聞き取り捜査である。

「運動神経良さそう」とも言われた。理由の一つとして考えられるのが、膝を曲げて構えていたこと。でも、これには壮大な秘密がある。参加前に調べて、書いてあった通りにしただけ。

上級者の風格、情報源は検索結果。しかも初参加なのに「サークルに馴染んでいる」とまで言われた。フォームの事前学習と、人と普通に話せることが、別々の「経験者感」を演出していたのかもしれない。

アタックはできる。レシーブだけ目的地がない

実際、アタックは本人の感覚では普通にできた。勢いよく打つ場面ではそれなりに手応えがある。ところがレシーブになると話が変わる。

真ん中の上へ返したいのに、横へ飛ぶ。後ろへ飛ぶ。狙った方向とは別の場所へ出発する。羽球に自主性がありすぎる。

周囲からは「レシーブ難しいよね」と何人にも声をかけられた。本人も下手だと分かっている。攻撃は成立、守備は毎回新しい経路を開拓。 そりゃ「本当に初心者なの?」と「レシーブ難しいよね」が同じ日に発生する。

インディアカは羽根のついた専用球を、主に肘から先の手や腕で打つネット型競技。公式規則でもレシーブ・アタックには違う条件があり、最初の返球には両手が認められる場合がある。攻撃ができることと、飛んできた球を安定して受けることは、別の技術なのだ。[1][2]

原因を考え続けて、最後に出た答えが「ブンッ」

では、なぜレシーブが散らばったのか。膝は曲げている。真ん中の上に返したいことも分かっている。でも「そこへ飛ぶ球の軌道をイメージして」と言われても、プレー中にそんな余裕はない。

話を詰めていくうちに、一つの手がかりが出た。

「腕でやってたから、ばらついた説ある?」 「腕を大きく振ってた?」 「ぶん」

原因候補の説明が、擬音一文字で確定した瞬間である。ただし、腕を大きく振ったことがミスの主因だったかはまだ仮説。実際には当たる位置、手の面、移動の遅れも関係しうる。

初心者向けの実技解説でも、膝を軽く曲げ、手や腕の面を安定させ、球の下へ細かく動くことを勧めている。[3] 重要なのは「腕を一切使うな」ではなく、毎回違う角度で勢いよく当てないことだ。

次回の実験:ブンッを封印したらどうなる?

次は緩めの球で、狙いを「高く、味方が次に触りやすいところ」くらいに絞る。大振りを減らし、手の面と当たる位置をなるべく揃える。何本か続けて、横・後ろへ飛んだ割合が減るかを見る。

改善したら、腕の振りが原因の一部だった可能性が高まる。変わらなければ、立ち位置や打点、面の角度を一つずつ調整する。初回から正解を暗記するのでなく、次回は原因を一個だけ切り分ける。

もちろんインディアカの地域・大会・レクリエーションには運用の違いもある。細かい反則は参加先のルールを確認するのが確実だ。[1][2]

翌日、全身が筋肉痛。そこは初心者を隠せなかった

そして翌日。全身筋肉痛。

膝を曲げて構える。球を追って前後左右に動く。間に合わず転ぶ場面もある。アタックでは腕を振る。本人は「普通に遊んだ」つもりでも、体は全員出勤していたらしい。

運動神経の良し悪しを初回の一日で決める必要はない。アタックに手応えがあったこと、レシーブに課題があったこと、周囲から経験者と間違われたこと。それぞれ別の観察として残しておけばいい。

結論。スポーツ歴の事情聴取を受けるほど経験者っぽいのに、レシーブは全方向へ散る。前日に検索した膝だけは一人前。翌日は筋肉だけ全員経験者。

参考資料: [1] 日本インディアカ協会「ルール」(2026年10月19日参照)/[2] 愛知県インディアカ協会「ルール」(同日参照)/[3] レク・インディアカ初心者向けレシーブ解説(同日参照)。本人のプレーと周囲の発言は体験談。ミスの原因は未検証の推測。

この記事が役に立ったら、応援できます。 応援する

広告
広告
広告

もう1個、なんか面白いのない?

読み終わったついでに。近い話と、ぜんぜん違うけど面白い話を少しずつ。

  1. 近い話100円の判断に30分使うな「思いついたら即やる人」の正体は、衝動性よりリスク圧縮と行動摩擦の設計だった
  2. 『マイクラ』が『エルデンリング』に侵入?AIの「ゲーム合体」は本当に動く?
  3. ぜんぜん違うけどAIで100倍作れるのに、なぜ8時間働く?「作りすぎ」論とロングテールの話
  4. 8.6秒バズーカーとボチリストは同一人物なのか?「10年後」説と現在の仕事を調べた
  5. 踊る小人は昔の映画?『AI Rumpelstiltskin』の正体
  6. 『80億分の1』理不尽ティア人生ゲームなのに、まず人生を選ばせてくれ

今日これ読んで

この記事を読んだ人の次の疑問に、それぞれ答える記事です。

すべての記事から探す「制度・仕組み」の記事をもっと見る

他の記事を探す

すべての記事

めんどいちゃん

このサイトの運営者

めんどいちゃん

仕事や日常の「めんどい」を構造化して、次に動きやすくする記事を書いています。