GPU落ちで苦戦中。ラギアクルスより先にPCを討伐するしかない

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ゲームで強敵に負けるのはまだいい。
動きが読めなかった、回復が遅れた、攻撃を欲張ったなら、装備や立ち回りを見直せばいい。

でも、PCが落ちて狩猟が無効になるのは別である。

ラギアクルス戦の途中で、突然画面が真っ暗になる。
音やBGMは流れている。
でも、操作は効かない。
画面は戻らない。
キーボードショートカットも効かない。
最後は電源長押し。

これはもう、ラギアクルスと戦っているというより、PCと戦っている。

ラギアクルスより先にPCを討伐するしかない。
ただし、切れすぎるとこっちがジンオウガになる。


症状:画面真っ暗、BGMは残る、でも復帰不能

今回の症状はこうだ。

ゲーム中に突然モニターが真っ暗になる
BGMや音は残っていることがある
Win + Ctrl + Shift + B でも戻らない
Ctrl + Alt + Del でも戻らない
Win + P でも戻らない
Alt + F4 でもゲームを閉じられない
モニター電源OFF/ONでも戻らない
HDMI/DPケーブル抜き差しでも戻らない
電源ボタン短押しでも通常シャットダウンに入らない
最後は電源ボタン長押しで強制終了

この時点で、単なる「モニターの電源が切れた」や「画面出力モードが変わった」ではなさそうだ。

かなり深いところで、GPU・表示ドライバ・OS・ハードウェアのどこかがハングしている可能性がある。


Kernel-Power 41は「原因」ではなく「結果」

イベントログには、Kernel-Power 41 が出ていた。

Kernel-Power 41 は、Windowsが正常にシャットダウンされなかったことを示すイベントである。
つまり、電源断、強制終了、停止エラー、ハング後の再起動などの「結果」として記録される。

今回の場合、

黒画面ハング
↓
操作不能
↓
電源長押し
↓
再起動後にKernel-Power 41が残る

という流れだと考えるのが自然である。

つまり、Kernel-Power 41が出たからといって、即「原因は電源」と断定はできない。
ただし、Displayやnvlddmkmの復旧ログがなく、強制終了必須の深いハングになっているなら、電源・GPU・PCIe・マザーボード側の疑いは上がる。


TDRで普通に復旧している形ではない

Windowsには、GPUが応答しなくなったときに復旧を試みるTDR(Timeout Detection and Recovery)という仕組みがある。

通常のTDRなら、

画面が一瞬ちらつく
↓
ドライバが復旧する
↓
イベントログにDisplay/nvlddmkm/4101系が残る

ことがある。

しかし今回は、Win + Ctrl + Shift + Bでも戻らない。
Display / nvlddmkm / Event ID 4101 も確認できていない。

つまり、少なくとも現時点では、

GPUドライバが一瞬落ちて正常に復旧した

という軽いトラブルではなさそうだ。

むしろ、

GPU/表示系/OSのどこかが深くハング
↓
復旧不能
↓
電源長押し

に近い。


ここまでに試した対策

すでに、ソフト側の代表的な対策はかなり試している。

NVIDIA Overlay OFF
Windows Game Bar / Overlay系をOFF寄り
Monster Hunter WildsのFrame Generation OFF
FPS上限 60または120
グラフィック設定を中に変更
HDR / VRR / G-Sync系OFF寄り
Fresco Logic IDDCX Adapter無効化
マルチディスプレイなし寄り

それでも落ちた。

これにより、次の可能性は下がった。

画質設定が重すぎるだけ
Frame Generation単独犯
NVIDIA Overlay単独犯
Fresco Logic単独犯
マルチディスプレイ単独犯

完全にゼロではないが、「これだけ切れば直る」という単純な段階は過ぎている。


Fresco Logicは怪しかったが、単独犯ではなさそう

Fresco Logic IDDCX Adapterを無効化すると、マルチディスプレイが消えた。

これはかなり重要である。
つまり、サブディスプレイはFresco Logic経由、つまりUSB/間接ディスプレイ経由で動いていた可能性が高い。

Fresco Logicは、USB-HDMIやUSB-VGAのようなUSBディスプレイアダプタ系で使われることがある。
Windowsの表示パイプラインに別のディスプレイドライバとして入り込むため、ゲーム中の表示トラブルではかなり怪しい。

ただし、Frescoを無効化しても落ちた。

現状ではこう見るのがよい。

Fresco Logic
→ 表示系ノイズ要因として怪しい
→ ただし今回の黒画面ハングの単独犯ではなさそう

現在の原因候補トップ5

1. 電源ユニット / RTX 3080の瞬間電力スパイク

RTX 3080は、瞬間的な電力消費が大きいGPUとして知られている。

平均消費電力が電源容量内に見えても、一瞬の電力スパイクに電源ユニットや補助電源ケーブルが耐えられないと、GPU出力停止やシステムハングにつながる可能性がある。

怪しい条件はこれ。

古い電源ユニット
容量ギリギリ
品質が低い
補助電源が二股/デイジーチェーン
電源タップや延長コードが弱い

2. GPU補助電源ケーブル

RTX 3080の補助電源が、1本のPCIeケーブルから二股で接続されている場合は要注意。

理想はこう。

電源ユニットから独立したPCIeケーブルを2本以上
↓
RTX 3080へそれぞれ接続

逆にこれは危ない。

1本のPCIeケーブル
↓
途中で二股
↓
RTX 3080の2口へ接続

3. GPU本体 / VRAM不安定

画面が真っ暗になり、音だけ残り、操作不能になる。
中設定でも落ちる。
OverlayやFrame Generationを切っても落ちる。

こうなると、GPU本体やVRAM不安定も候補に入る。

4. BIOS / PCIe Gen4 / AGESAの不安定

マザーボードはASRock X570 Phantom Gaming 4。
BIOSは2021年頃のP3.90Gで、かなり古い。

X570 + Ryzen 5000 + RTX 3080 のような構成では、BIOS/AGESA更新でPCIeやUSBまわりの安定性が改善されることがある。

いきなりBIOS更新が怖いなら、先に

PCIe Link Speed
Auto / Gen4
↓
Gen3

へ固定して検証する方法もある。

5. Monster Hunter Wilds固有の負荷・最適化問題

Monster Hunter WildsのPC版は、CPU/GPU最適化や安定性が話題になったタイトルである。

したがって、ラギアクルス戦など特定の重い場面で落ちる場合、

ゲーム側の重さ
×
自分のPC側の電源/GPU/ドライバ/表示環境

の掛け算として見るべきである。

ゲームだけが悪いとも、自分のPCだけが悪いとも決めつけない方がよい。


次にやるべき確認

ここからは、ゲーム内設定より物理・BIOS・電源側を確認する段階である。

1. 電源ユニット情報を確認する

メーカー
型番
容量
購入時期
80PLUS認証
使用年数

RTX 3080では、電源容量だけでなく、品質や年数も重要になる。

2. GPU補助電源ケーブルを確認する

PCケースを開けて、RTX 3080の補助電源を確認する。

見るポイント。

独立したPCIeケーブルが複数本使われているか
1本から二股になっていないか
コネクタが奥まで刺さっているか
変換ケーブルを使っていないか
焦げ・緩み・曲がりがないか

ここは最優先で見る価値がある。

3. GPUの挿さりと埃

GPUがPCIeスロットにしっかり刺さっているか
固定ネジが緩んでいないか
GPUが垂れ下がっていないか
埃が溜まっていないか
ファンが正常に回るか

物理的な接触不良や熱も候補になる。

4. BIOS/PCIe Gen3固定

BIOS更新は有効な可能性があるが、失敗リスクもある。

順番としては、

現状BIOS設定を写真に撮る
↓
PCIe Gen3固定を検討
↓
それで安定するか検証
↓
必要ならBIOS更新を検討

が安全である。

5. 温度ログ

HWiNFOなどで、

GPU Temperature
GPU Hot Spot
Memory Junction / VRAM温度
GPU Power
CPU温度

をログに残す。

落ちる直前にHot SpotやVRAM温度が跳ねているなら、温度・冷却側の疑いが上がる。


今日これ以上ゲーム検証すべきか

結論:

今日はもうゲーム検証しない方がいい。

理由はシンプル。

強制終了が必要な深いハング
複数回再発
ラギア戦でストレスが大きい
Windowsやストレージにも負荷がかかる
すでに十分な切り分けデータが取れている

ここから先は、ゲームを続けるより、PC側を確認した方がよい。

今日やるなら、

落ちた時刻をメモ
Gemini/ChatGPTに現状整理を渡す
電源ユニットと補助電源だけ確認する
または明日に回す

くらいで十分である。


苦戦中でも資産化する意味

今回のようなトラブルは、本当にだるい。

ラギアクルスに負けるならまだしも、PCが落ちて狩猟が無効になるのは、ゲーム外のストレスである。

ただ、ここまで整理すると、単なる怒りではなくなる。

黒画面が起きた
↓
復帰コマンドを試した
↓
Frescoを切った
↓
Overlayを切った
↓
Frame Generationを切った
↓
FPSを制限した
↓
中設定でも落ちた
↓
電源/補助電源/BIOS/PCIe/GPU本体へ疑いが移った

ここまで来れば、もう「なんか分からんけど落ちる」ではない。

苦戦中でも、現在地はかなり見えている。

これは記事化する価値がある。

同じように「ゲーム中に画面が真っ暗、音だけ残る、でも戻らない」で苦しんでいる人にとって、途中経過そのものが役に立つ。


まとめ:ラギアより先にPCを討伐する段階

今回の黒画面ハングは、単なるグラフィック設定の重さではなさそうだ。

すでに、

Fresco Logic無効化
NVIDIA Overlay OFF
Frame Generation OFF
FPS制限
中設定
HDR/VRR/G-Sync OFF寄り

を試しても落ちている。

さらに、

Win + Ctrl + Shift + B
Ctrl + Alt + Del
Win + P
Alt + F4
モニター電源OFF/ON
HDMI/DP抜き差し
電源短押し

でも戻らず、最終的に電源長押しが必要だった。

ここからは、次の段階である。

電源ユニット
RTX 3080補助電源ケーブル
GPU本体/VRAM
BIOS/PCIe Gen4
マザーボード/PCIeスロット
温度ログ

一言で言えば、

画面だけサンダガではなく、PCの深部サンダガ疑い。

ラギアクルスを狩る前に、まずPC討伐クエストである。


すぐ使えるチェックリスト

□ 落ちた時刻をメモ
□ Kernel-Power 41以外のログを確認
□ 電源ユニットの型番・容量・年数を確認
□ RTX3080補助電源が独立ケーブルか確認
□ 二股/デイジーチェーンになっていないか確認
□ GPUコネクタが奥まで刺さっているか確認
□ GPUがPCIeスロットにしっかり刺さっているか確認
□ GPU周辺の埃を確認
□ HWiNFOでGPU Hot Spot / VRAM温度ログ
□ PCIe Gen4 → Gen3固定を検討
□ BIOS更新は最後に慎重に検討
□ 今日は無理にゲーム検証しない

References / Research Notes

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