本当の自由は、何を増やすかではなく、何から自由でいられるかで決まる

お金がほしい。

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1. 豪遊したいわけではない

お金がほしい。

でも、よく考えると、豪遊したいわけではない。 何億円も持って、巨大な家に住み、何台も車を持ち、誰かに見せびらかしたいわけでもない。

偉くなりたいわけでもない。 誰かを見返したいわけでもない。 権力を持って、人を動かしたいわけでもない。

欲しいのは、もっと静かなものだ。

好きな時に、好きなことをして、好きな人といられること。 嫌な人と働かなくていいこと。 嫌な仕事や、未定義の責任を無理やり背負わされないこと。 自分の時間を、自分のものとして使えること。

たぶん、それが自分にとっての金融的自由であり、ウェルビーイングの本体なのだと思う。

2. お金は目的ではなく、嫌な箱から出るための鍵

お金は大事だ。

ただし、自分にとってのお金は、物を増やすためだけのものではない。 むしろ、嫌な箱から出るための鍵に近い。

嫌な上司の下で働き続けなくていい。 未定義の仕事を押し付けられた時に、距離を取れる。 会社に全賭けしなくていい。 合わない部署や職場から、異動や転職という選択肢を持てる。

そういう意味で、お金は自由度を上げる。

家を十軒持つことより、嫌な人と働かなくていいこと。 車を十台持つことより、明日も自分の時間を自分で使えること。 高い肩書きを持つことより、体が安心して眠れること。

そちらの方が、自分には価値がある。

3. ウェルビーイングは「自由」「つながり」「できる感覚」に近い

心理学の自己決定理論では、人の動機づけやウェルビーイングに関わる基本的な心理的欲求として、 autonomy(自律性)、competence(有能感)、relatedness(関係性)が挙げられている。

これは、かなり実感に合う。

自分で選べていること。 自分はできる、成長できると思えること。 安心できる人とつながっていること。

この三つがあると、人はかなり生きやすくなる。 逆に、これらが奪われると、同じ仕事量でもかなり削られる。

たとえば、同じ残業でも、信頼できる人と、意味のある改善のためにやるならまだ納得できる。 でも、未定義の責任を押し付けられ、改善しても楽にならず、評価にも返らず、ただ会社の都合で時間を吸われるなら、まったく違う。

時間そのものよりも、選べているか。 仕事そのものよりも、意味があるか。 人間関係そのものよりも、安心できるか。

そこが大きい。

4. 好きな時、好きな人、好きなこと

自分にとっての幸せをかなり短く言うなら、

好きな時に、好きな人と、好きなことができること。

これに近い。

高級なものを買うことではない。 毎日派手に遊ぶことでもない。

好きな人とご飯を食べる。 安心できる場所で眠る。 気が向いた時にゲームをする。 散歩する。 温泉に行く。 記事を書く。 投資を考える。 アプリを作る。

そういう、自分の時間を自分に戻せる感覚がほしい。

だから、嫌な人間関係や、未定義の仕事や、終わりのない残業がしんどい。 それらは単に時間を奪うだけではなく、自分の人生の主導権を奪うからだ。

5. 会社に全賭けしないのは、かなり合理的

昔は、会社に長く勤めれば、普通の生活に届く可能性が高かったのかもしれない。

でも今は、そう単純ではない。 物価は上がる。 社会保険料や税負担も重い。 共働き前提の家庭も増えている。 黒字でも人員整理をする会社がある。 年齢を重ねても、尊重される保証はない。

そうなると、労働者側も、自分の人生に対して当事者意識を持つ必要がある。

会社が「当事者意識を持て」と言うなら、こちらも言える。

自分の人生に当事者意識を持ちます。 自分の時間を守ります。 自分の市場価値を上げます。 会社に全賭けしません。 合わない上司や環境から離れる選択肢を持ちます。

これは反抗ではなく、現代のリスク管理だと思う。

6. 自由は、働かないことではない

自由になりたいというと、働きたくない人のように見えるかもしれない。

でも、そうではない。

自分は、意味のある仕事ならかなりやる。 人が困っているなら、仕組みにして楽にしたい。 信頼できる人が相手なら、助けたいとも思う。

ただし、条件がある。

話を聞いてくれること。 強みを活かそうとしてくれること。 責任範囲が明確であること。 改善しても、ただ仕事が増えるだけにならないこと。 未定義の責任を、善意で回収させられないこと。

この条件があるなら、自分はかなり働ける。 むしろ楽しいと思う。

逆に、この条件がないなら、定時で帰る。 自分の時間を、自分に戻す。

これはサボりではない。 期待値の低い消耗から、自分の人生を守っているだけだ。

7. 金融的自由とは、選べること

金融的自由とは、ただ資産額が大きいことではない。

もちろん、お金は必要だ。 でも本質は、選べることだと思う。

この仕事を続けるか、離れるか。 この人と働くか、距離を取るか。 残業するか、帰るか。 会社に時間を使うか、自分の学習・投資・制作・回復に使うか。

選べる状態に近づくほど、人は自由になる。

そのために、投資をする。 転職カードを持つ。 副業や記事やアプリを作る。 自分の強みを言語化する。 合わない環境から離れる準備をする。

全部、同じ方向を向いている。

好きな時に、好きな人と、好きなことをするため。

8. まとめ

お金がほしい理由は、豪遊ではない。 偉くなるためでもない。 誰かを見返すためでもない。

本当に欲しいのは、自由だ。

嫌な人と働かなくていい自由。 未定義の責任を背負わなくていい自由。 自分の時間を自分で使える自由。 安心できる人と一緒にいられる自由。 好きなことを、自分のペースでできる自由。

だから、自分にとっての人生設計は、かなりシンプルだ。

会社に全賭けしない。 お金を、選択肢を増やすために使う。 合う環境を選ぶ。 合わない環境では背負わない。 好きな人、好きなこと、自分の時間を守る。

それが、自分にとってのウェルビーイングであり、金融的自由なのだと思う。

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