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理屈っぽい、扱いづらい、サボりと言われる人の中には、実は未定義業務や責任転嫁を拒否しているだけの人がいる。 - tags:
責任範囲, 未定義業務, 定時退社, 自己理解, 業務設計
職場では、こう見られる人がいます。
- 言うことを聞かない
- 理屈っぽい
- 扱いづらい
- 勝手に判断する
- 素直じゃない
- サボっているように見える
でも、その人が本当に怠けているとは限りません。
実際には、未定義のまま仕事を背負うことを拒否しているだけかもしれません。
「やることを残して帰る」と「上司が決めるべきことが残っている」は違う
仕事には、自分がやるべき作業があります。
一方で、上司や上位者が決めるべきこともあります。
- 優先順位
- 責任範囲
- 例外判断
- 部署間調整
- 期限
- 評価基準
- 何を止めるか
ここが決まっていない状態で、部下が善意で拾い続けると、責任が曖昧になります。
だから、担当分を終わらせたうえで、未定義の追加業務を自分から拾わず帰る。 これはサボりではありません。
上司が決めるべき未定義を、上司の箱に戻しているだけです。
PC作業は手抜きではない
PCで仕事をしていると、手抜きに見えることがあります。
紙をめくる。 電話する。 歩き回る。 人に聞いて回る。 残業する。 忙しそうに見える。
こういう姿の方が「頑張っている」と見える職場もあります。
でも、VBA、RPA、AI、Excel管理、チェックリスト、手順書、動画、テンプレート化は、手抜きではありません。
手作業を減らしている。 ミスを減らしている。 属人化を減らしている。 事故を減らしている。
特に、自分が手作業を抱え込むと事故りやすいと分かっている人にとって、自動化や仕組み化は弱点を補うための合理的な手段です。
弱点を根性で潰すのではなく、仕組みで補う。 そのうえで、強みである構造化、要件定義、ボトルネック抽出に寄せる。
これはかなり高度な働き方です。
「短所も含めて全部やれ」ではなく、強みを活かして弱点を仕組みで補う
昔ながらの会社員OSでは、こう言われることがあります。
「短所も含めて全部できるようになれ」 「一人で全部やれ」 「苦手なことも気合いで埋めろ」
もちろん、最低限の改善は必要です。 でも、弱点を個人努力だけで埋めようとすると、事故ります。
本来は、こう考えるべきです。
- 得意なことは伸ばす
- 苦手なことは仕組みで補う
- 役割を分ける
- チェックリストを作る
- 自動化する
- 相談先を明確にする
- 事故りにくい運用に変える
人は万能ではありません。 だからこそ、組織があります。
反抗ではなく、責任範囲の確認
未定義の指示に対して、すぐに動かない人は「反抗的」と見られることがあります。
でも、その人はこう考えているかもしれません。
- 何をどこまでやるのか
- 誰の責任なのか
- 優先順位は何か
- 例外は誰が判断するのか
- 後から責任だけ来ないか
これは反抗ではありません。 責任範囲の確認です。
言うことを聞かないのではなく、聞くに足る条件を求めているだけです。
合う環境なら、かなり伸びる
このタイプの人は、合わない環境では削られます。
- 未定義
- 後出し責任
- マイクロマネジメント
- 意識論
- 上位者が言ったから正しいOS
- 改善しても楽にならない職場
こういう場所では、能力を出す前に防衛で消耗します。
でも、合う環境ではかなり伸びます。
- 目的が明確
- 責任範囲が明確
- 相談先がある
- 強みを活かしてくれる
- 話を聞いてくれる上司がいる
- 改善が評価される
- 余白がある
こういう場所では、自分から助けようと思えます。
「言うことを聞かない人」ではなく、 「未定義に無条件で乗らない人」。
そう見方を変えると、その人の強みが見えてきます。
