AI Hair Dye Filterは、写真1枚から「赤紫の染料を塗り、髪を伸ばし、最後は巻き髪になる」短い動画を作る流行だ。 代表例は実際の染髪工程を撮影したものではなく、AIが工程ごと生成した映像。2026年10月、ネパールとナイジェリアのTikTok投稿が注目された。
何が映っている?
ボウルからワインレッドの染料をブラシですくって塗る。画面が切り替わると、長く光沢のある赤紫のストレートヘア。アイロンが通り、最後は大きなカールと笑顔。普通の髪色変更フィルターと違い、色だけでなく染める作業まで作り出す。
いつ、どこで広まった?
テンプレート紹介サイトMakeViralが記録した初期の人気例は、10月11日にネパールの@bipanabhattarai279が投稿した動画で、約26.8万再生。同日はネパールのダサイン祭の開始日だが、祭りが流行の原因という証拠はない。10月14日にはナイジェリアの@harmie_273が投稿し、MakeViralの10月17日時点の記録で約220万再生、22万1900いいね。15日にも同国の別動画が伸び、16日には英語の作り方動画が登場した。いずれも個別投稿の過去の数字で、世界合計ではない。
コメントまでひっくり返る
MakeViralはナイジェリアの動画の目立つコメントとして「嫌う人はAIだと思うだろう」という趣旨の言葉を紹介する。動画が本当にAIなのに、そのリアルさを自慢する冗談になっている。コメントは第三者の紹介であり、原文を直接再確認したものではない。
同じ動画を探すには?
TikTokやCapCutで「hair dye filter」「AI hair dye」「burgundy hair」を検索し、ボウル→ブラシ→ストレート→アイロン→カールというプレビューを探す。CapCutには古い別形式の髪色テンプレートもあるので名前だけで判断しない。自分の写真か許可を得た写真を使い、料金・公開範囲を確認し、投稿時はAI生成と示そう。
結論
髪色よりすごいのは、染める手間まで映像化したこと。美容室に行った気分は10秒、洗うべき染料のボウルは存在しない。
出典と検証範囲
- Nepal TikTok, 11 October: https://www.tiktok.com/@bipanabhattarai279/video/7695222331706248456
- Nigeria TikTok, 14 October: https://www.tiktok.com/@harmie_273/video/7696656998959549704
- MakeViral, dated observations: https://www.makeviral.ai/templates/ai-hair-dye-filter
- Trend chronology, updated 22 October: https://jumponthetrend.app/trends/2026/
- CapCut official hair-color catalogue: https://www.capcut.com/explore/burgundy-hair-color-dye
- Nepal Dashain 2026 calendar: https://nepcalendar.com/dashain/
2026年10月23日確認。TikTok原動画・コメントは直接再生できず、数値は原投稿リンク付きのMakeViralの観測値。CapCut公式は一般的な髪色テンプレートの存在のみ確認できる。



