冬服を古着で安く揃えたい。700円の白無地を選んだら、まさかの半袖だった

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冬のロングコートはもう持っている。なら次に欲しいのは、その下に着る長袖のニット。新品を買うより安く済むなら古着でいい。そこまでは完璧な作戦だった。

問題は、服選びの相談がとんでもない遠回りをしたうえに、最後に季節そのものが変わったことだ。

まず似合う服を探したら、なぜかスーツになった

最初に冬服のおすすめを聞いたら、過去にスーツ姿を気に入っていたという情報を手がかりに、ロングコート、スラックス、革靴が次々と並んだ。

いや、冬の私服を探しているのであって、毎日ちょっとした式典へ向かうわけではない。

「スーツに引っ張られすぎ」

そう指摘すると、今度は古着らしいワークジャケット、ブルゾン、編み柄ニット、柄カーディガンを提案された。画像を見た結果は、潔い一言。

「ぜんぶだめや」

似合いそうという予測が、本人の好きという実感を置いて走り出していた。服選びでは、この順番を逆にすると候補ばかり増える。

「好きなブランド」を言ったら、やっと話が進んだ

そこで出てきたのが、ZOZOTOWNで扱うメンズブランド「CLEL(クレイル)」。

整った形の中に、短めの丈、立体感、素材の表情がある服が気になる。だからといってCLELの商品を全部好きなわけではない。実際に画像を見て、ハイネックの中綿ジャケット、短丈ブルゾン、合皮ブルゾンの三つには好反応だった。

「画像ないとわからん」

これも重要だった。服の名前を並べられても、実物の形が見えないと判断できない。以前のスーツ案も古着案も、説明が上手いだけでは好みの一致を証明できなかった。

好みが分かってきたところで、さらに基本的な事実を思い出した。

「ロングコート持ってるから、下に着るのを考えるとニット系になる」

ここでようやく、アウター探しからインナー探しへ。長かった。上着の会議が長すぎる。

ユニクロ3,990円。古着はその下を狙う

比較用に調べたユニクロの「ウォッシャブルミラノリブクルーネックセーター」は、確認時点の公式掲載価格が3,990円だった。[1] 洗濯機で洗える仕様なのも分かりやすい利点だ。

この価格より安く、好みの色と形で、状態のよい長袖が見つかるなら、古着は魅力的だ。見るところは、襟と袖の伸び、毛玉、汚れ、におい、洗濯表示、そして実際の着丈。コートの中でごわつかないかも試したい。

CLELのような雰囲気を参考にしながら、無地でも形や素材で気に入る一枚を選ぶ。ブランド名で買うより、本人が着たいかを先に決める。ここまで来れば、冬服探しとして筋が通っている。

そして、店頭で見つけたらしい候補が現れた。

「じゃあ古着700円で白無地だからこれでいいやw」

700円。

ユニクロの比較商品より3,290円安い。ただしこれは別の商品同士の値段の差で、同等品の82%引きという意味ではない。安さに興奮しつつ、いちおう確かめるべきことはある。

最後の一言で、冬が終了した

「半袖だけどね」

半袖かい。

ロングコートの下に着る長袖ニットを探し始め、スーツ路線を却下し、古着路線を却下し、好きなブランドを突き止め、画像を見比べ、ユニクロと価格を比較した。

その大捜索の最後に選んだのが、700円の白無地の半袖。

もちろん白い半袖そのものは便利だ。季節をまたいで着られるし、重ね着の一枚にもなる。ただ、冬の保温用ニットを探すという最初の用事は、しっかり残っている。購入を済ませたかどうかはさておき、候補の季節がずれている。

値段は冬物よりずっと軽くなった。袖まで軽くするとは聞いていない。

結局、冬用ニットはどう選ぶ?

ロングコートを持っているなら、まずコートを着た状態で長袖ニットの厚さと丈を確かめる。古着なら3,990円を一つの比較目安にして、価格だけでなく状態と着心地も見る。好きなブランドの写真は「こんな形が好き」という見本にする。

そして最後の確認項目を一つ追加。

袖はあるか。いや、ある。長いか。

参考資料(2件)

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