説明: 2026年10月22日のスペイン番組でペドロ・サンチェスが贈った犬型クッキー入れ。その歌とバッジが面白い理由を解説。
首相が犬の形をしたクッキー入れを贈ったのは、かつて自分への悪口だった「Perro Sanxe」というネット上のあだ名を、自分から笑いに変えるためだ。容器を開くと「Who Let the Dogs Out」が鳴り、中から同じ文字のバッジが出てきた。
10月22日の場面
スペイン公共放送RTVEのトーク番組『La Revuelta』に、ペドロ・サンチェス首相が出演。司会はダビド・ブロンカーノ。ゲストが贈り物をする番組の慣例に従い、まずチェス盤を渡した。共演者リカルド・カステリャは、チェスで「王を倒す」という政治的に聞こえる言い方をネタにした。
次の贈り物は赤いマントを着た白い犬の容器。首相は自宅の犬におやつを与える話をし、開けると犬が題材の曲が流れた。内部に隠された「Perro Sanxe」バッジを首相自身が胸に付けて、仕掛けが完成した。
元ネタは2023年以前
スペイン語のperroは「犬」。SanxeはSánchezのネット風の崩し方で、ペットの名前ではない。首相への揶揄として使われた呼び名を、2023年の選挙時期に支持者と社会労働党(PSOE)が逆に親しみあるジョークとして使い、関連グッズも作った。2026年の番組は、この既存ミームを再利用した。
どこが面白い?
首相が妙な犬を出す、犬の歌が流れる、かつての悪口を自分で胸に付ける。この三段階の意外性が笑いの構造だ。悪口を投げられた側が、その悪口を使った最後のオチまで自分で用意した。
放送は11月29日のスペイン総選挙を前にした時期。10月23日の現地報道には好意的な反応も批判もある。政治的支持と笑いの仕組みは別の話で、国外でも同じ規模で流行したという根拠はない。
結論
歌う犬は単なる珍しいプレゼントではなく、古い政治ミームを歌・小道具・バッジに変えた仕掛け。犬の容器を開けたら、3年前のネットネタが出てきた。
参考資料(6件)
- https://www.rtve.es/play/videos/la-revuelta/regalos-mensaje-pedro-sanchez/17279297/
- https://www.rtve.es/play/videos/la-revuelta/programa-22-10-2026-pedro-sanchez/17279095/
- https://www.heraldo.es/noticias/comunicacion/2026/10/22/un-perro-se-cuela-los-curiosos-regalos-pedro-sanchez-broncano-revuelta-2062041.html
- https://www.elespanol.com/espana/politica/20230804/psoe-explota-perro-sanxe-vende-camisetas-chapas-eslogan-tienda-oficial/784171673_0.amp.html
- https://www.infobae.com/espana/2026/10/22/los-dos-regalos-de-pedro-sanchez-a-david-broncano-en-la-revuelta-un-juego-de-cargarse-al-rey-y-el-guino-al-perro-sanxe/
- https://www.larazon.es/espana/falsa-risa-acaba-ganar-elecciones-redes-reaccionan-entrevista-pedro-sanchez-revuelta_202610236adb12261e66613d9f1a2927.html


