「エジルのゴールAI動画」は、2016年の実際のサッカーの名場面をAIで再現し、得点者をシュレックやスポンジ・ボブなどに替えるミームだ。キーパーを越え、滑り込む守備選手をかわし、最後はゆっくり流し込む動きが共通している。
元ネタはどの試合?
2016年11月1日、ブルガリアのソフィアで行われたチャンピオンズリーグ、ルドゴレツ対アーセナル戦。アーセナルは序盤に2点を失ったが、ジャカとジルーが追いついた。終盤、エルネニーのパスからメスト・エジルが飛び出し、キーパーをかわして3対2の決勝点を決めた。UEFAの当時の公式試合報告で確認できる。
同じシーズンにはアーセナルがルドゴレツを6対0で破り、エジルが3得点したホーム戦もある。今回の元映像は敵地での3対2の試合だ。
2026年10月の広がり
10月8日にはXでドラマのフィルおじさんが得点するAI版が投稿された。15日にはスポンジ・ボブやシュレック版、さらにウッディ、マリオ、ニワトリなどの派生も確認できる。イタリアのRivista Undiciは18日、米国のUSA TODAYは19日に取り上げた。投稿の時期は確認できるが、最初の加工者を一人に決める根拠はない。
17日の実在するX投稿には、ウッディがエジルのファンだったとは知らなかった、という冗談がある。「どう見ても選手じゃない人」が世界最高級の落ち着きでゴールを決める、そのズレが笑いなのだ。
曲と見分け方
よく使われる音楽はEmma Petersの「Clandestina」のリミックスだとRivista Undiciが説明している。ただし全動画が同じ音源ではない。浮き球でキーパーを越える、守備選手が次々滑る、空いたゴールへ余裕で決める。この順序が分かりやすい目印だ。
どう使う?
「次は誰がこのゴールを決めるのか」と意外な配役を提案する遊びに向いている。実際の試合映像とAI再現を区別し、他人の顔を使う場合は許可を取って合成動画だと分かる形で共有したい。
結論
2016年にエジルが決めたゴールは一つ。2026年には架空の選手団が順番に決め直している。毎回転ばされる守備選手だけ、なぜか契約が終わらない。
参考資料(6件)
- UEFA, 2016-11-01: https://www.uefa.com/uefachampionsleague/news/0233-0e9591456f5d-b1a200c579f0-1000--ozil-completes-arsenal-comeback-at-ludogorets/
- X @bootifulgame, 2026-10-08: https://x.com/bootifulgame/status/2108116438066004027
- X @nocontextfooty, 2026-10-15: https://x.com/nocontextfooty/status/2110675873682866583
- X @rangerfandan, 2026-10-17: https://x.com/rangerfandan/status/2111261245827436782
- Rivista Undici, 2026-10-18: https://www.rivistaundici.world/2026/10/18/goal-ozil-arsenal-video/
- USA TODAY via Yahoo Sports, 2026-10-19: https://sports.yahoo.com/articles/why-shrek-t-rex-scoring-162125188.html



