説明文: 2026年10月24日のナイナイ歌謡祭で岡村隆史が演じた「コナ人間」は何者?ドラマ撮影のメイク、ラジオの内輪ネタ、矢部浩之が電話ボックスで粉まみれになった流れを解説。
答え: 「コナ人間」は、岡村隆史がドラマ撮影で頭に黒い粉をかけてもらった話から、ラジオのリスナーに付けられた呼び名。それを本人がホラー映画の怪人のように大げさに演じ、矢部浩之を黒い粉まみれにしたのが、2026年10月24日の『ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭』のオープニングだ。粉の正体をめぐる小さなラジオネタが、横浜アリーナを使った巨大な復讐劇になった。
何が起きた? まず場面を順番に
会場は横浜アリーナ。主催者が発表した開演時刻は10月24日(土)16時30分、来場者は約1万2000人。これはテレビの生放送ではなく、ラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』の有料配信付きステージイベントだ。
白いタキシード姿の矢部がサザンオールスターズの「いとしのエリー」を歌い始める。ところが曲が途中で止まり、スクリーンに岡村が出現。自分を笑った人々への「復讐」を語り、怪人「コナ人間」としてステージに現れた。矢部は逃げて電話ボックスに入るが、そこへ大量の黒い粉が降り注ぐ。矢部が「ばかにしていない」と説明すると、岡村は意外なほどあっさり謝罪。現地取材記事では、粉を止める仕組みが分からないという追加のボケも紹介された。矢部は粉まみれのまま歌を再開した。
元ネタはドラマ撮影とラジオの呼び名
2026年8月にナインティナインの2人がゲスト出演したテレビ朝日ドラマ『名探偵のままでいて』。報道によれば、岡村はその撮影で髪の薄い部分に黒いメイク用の粉をかけてもらったとラジオで話し、リスナーが「コナ人間」と呼ぶようになった。番組で繰り返された言葉が、今回の舞台上で実体化したわけだ。
別の現地レポートは、ラジオでNetflix作品『ガス人間』の話題が出たことも、この奇妙な呼び名をめぐる会話の背景として紹介している。ただし「ガス人間」の正式な派生キャラクターという意味ではない。怪物っぽい語感と、現実のメイク事情が混ざったラジオ内の冗談だ。
なぜ笑いになった?
最初の落差は、しっとりした歌唱から突然ホラー調の復讐劇へ変わること。次は、日常のささいなメイクの話が「人間を粉まみれにする怪人」にまで膨らむこと。そして最大のオチは、凶悪そうな怪人が矢部の弁明をすぐ信じて謝るのに、粉だけは止まらないこと。脅威のスケールと本人の気の弱さが釣り合っていない。
従来の歌謡祭でオープニングを飾った反町隆史の「POISON」を期待した常連客にとって、曲の変更も前振りだった。初見の人なら、まず「コナ=粉」と理解すれば笑いの入口に立てる。これは出演者の私生活を暴く企画ではなく、本人が持ち込んだエピソードを誇張した舞台コントだ。
いつ、どこで見られる? 日付の注意点
公式イベントページと主催者の開催報告は10月24日(土)を明記している。一部の翌日掲載記事には「25日開催」との表記があるが、開催日には主催者の記録を採用する。公式案内では見逃し配信は11月1日23時59分まで。この記事は主催者発表と現地報道を照合したもので、配信映像全編を直接視聴した記録ではない。
矢部は10月29日をもってラジオ番組を卒業すると発表しており、歌謡祭には節目の意味もあった。そんな特別なステージの開幕が、感動的なデュエットではなく黒い粉。ラジオで生まれた一言が、1万2000人規模の「粉の恩返し」になった。
