2026年10月27日、中国の東鵬飲料と蒙牛がサッカー選手キリアン・エムバペとの協力終了を発表した。きっかけは、本人が毛沢東風の合成ミームを面白がったように見える動画だ。ただしAFPは動画の真偽を独自に確認できていないと明記した。[1][2]
動画で何が起きた?
エムバペが「自分に関する好きなミーム」を尋ねられ、中国の独裁者らしき人物に自分の顔を合成した画像を語っているように見える。APはフランスのネット番組The Bridgeに関係する場面と報じた。完全な元映像や編集の経緯は未検証だ。[1]
「独裁者エムバペ」の由来
この呼び名は2024年、ケバブのメニューをめぐるフランスの発信者との争いから広がった。同年11月には毛沢東風の合成画像がRedditに登場。2026年春には軍服姿の編集動画などがTikTokで拡散した。選手の権力を誇張するサッカー風刺であり、政治的信念の証拠ではない。[4][5]
企業発表と中国ネットの反応
東鵬と蒙牛は民族感情などを傷つける行為に反対するとして協力を終了。蒙牛の公式声明は北京日報が転載した。APは妙可藍多の動きも報道したため、早いAFP記事の「2社」と後の「3社」には時点差がある。微博では契約終了や不買の話題が上位に入ったが、全中国ファンの総意ではない。[1][2][3]
なぜ広告問題に?
サッカーファンの誇張した冗談も、中国では歴史上の指導者をどう扱うかという問題になる。焦点は画像の存在より、本人が画像をどう語ったと受け止められたか。内輪のネタが企業の契約判断に飛び火した。
結論
契約終了の発表は確認できるが、動画の完全な来歴と発言の文脈は未確定だ。2024年からのミームと2026年10月27日の企業判断を分けて考える必要がある。
参考資料(5件)
- [1] Associated Press (2026-10-27): https://apnews.com/article/china-mbappe-companies-mao-zedong-837fee251df278d5657894ec226fa069
- [2] AFP (2026-10-27): https://www.afp.com/en/mbappe-dropped-chinese-brands-offending-national-sentiments
- [3] Beijing Daily / Mengniu statement (2026-10-27): https://news.bjd.com.cn/2026/10/27/12008318.shtml
- [4] Know Your Meme / Dictator Mbappé (2026-04-07): https://knowyourmeme.com/memes/dictator-mbappe
- [5] Goal / Mohamed Henni dispute (2024-03-15): https://www.goal.com/en-us/lists/kylian-mbappe-ballon-d-or-french-influencer-psg-kebab-row/blt6155deace985c1c5
