スカーフガブリアスがスカーフマスカーニャに抜かれる理由|トリプルアクセルが氷タイプな理由も整理

ポケモンチャンピオンズで、こだわりスカーフを持たせたガブリアスがマスカーニャに先手を取られてトリプルアクセルで倒された理由を、素早さライン・技タイプ・持ち物・対策までまとめる。

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結論

ポケモンチャンピオンズで、こだわりスカーフを持たせたガブリアスが、こだわりスカーフ持ちのマスカーニャに抜かれてトリプルアクセルで落とされるのは、普通に起こる。

理由はシンプルで、ガブリアスは速いが、マスカーニャはさらに速いから。

  • ガブリアス:素早さ種族値102
  • マスカーニャ:素早さ種族値123
  • どちらもスカーフを持つと、元の素早さ差がそのまま拡大される
  • ガブリアスはドラゴン・じめんなので、こおり技が4倍弱点
  • トリプルアクセルはこおり物理の連続技
  • 3発当たるとガブリアス側はかなり厳しい
  • きあいのタスキ型でも、連続技なので貫通される

つまり、感覚としてはこう。

「スカーフガブなら上から殴れるやろ」
↓
「相手もスカーフマスカーニャ」
↓
「マスカーニャの方が元の素早さが高い」
↓
「上からトリプルアクセル」
↓
「氷4倍で死亡」

これはバグでも理不尽でもなく、スカーフ同士の素早さ勝負で負けているだけ。


1. こだわりスカーフは最初からあったのか

あった。

ポケモンチャンピオンズのこだわりスカーフは、攻略サイト上では初期から入手・初期から所持とされている。

効果はいつもの通り、だいたいこう。

素早さが1.5倍になるが、一度技を出すと交代するまでその技しか出せなくなる。

つまり、序盤からでも相手がこだわりスカーフを使ってくる可能性はある。

「え、もうスカーフあるの?」という感覚になるが、チャンピオンズでは初期から対戦用の持ち物がかなり揃っている前提で見た方がよい。

参考


2. なぜスカーフガブリアスが抜かれるのか

2-1. ガブリアスは速いが、マスカーニャはもっと速い

ガブリアスは素早さ種族値102。
これは普通にかなり速い。

昔からガブリアスは「102族」という絶妙な素早さラインで、多くのポケモンを上から縛れる存在だった。

ただし、マスカーニャは素早さ種族値123。
現代基準でもかなり速い。

なので、スカーフ同士になると、元の素早さが高いマスカーニャがそのまま上を取る。

標準的なLv50計算の感覚だと、だいたい以下のようなラインになる。

ポケモン 条件 素早さ実数値 スカーフ込み
ガブリアス 最速 169 253
マスカーニャ 準速 175 262
マスカーニャ 最速 192 288

つまり、最速スカーフガブリアスでも、準速スカーフマスカーニャに抜かれる。

ここが罠。

「ガブリアスにスカーフを巻いたから速い」
は正しい。

でも、
「だからマスカーニャにも上を取れる」
は正しくない。

2-2. スカーフは“逆転装置”ではなく“倍率装置”

こだわりスカーフは、遅いポケモンが何でも抜ける魔法の道具ではない。

あくまで素早さを1.5倍にするだけ。

だから、相手も同じ1.5倍を持っていたら、基本的には元の素早さが高い方が速い。

今回の構図はまさにそれ。

ガブリアスは速い。
でもマスカーニャはもっと速い。
そのマスカーニャもスカーフを持っている。
だから抜かれる。

これは、対戦でかなり重要な見方。

「自分が速くなっているか」
ではなく、
「相手も速くなっている前提で、どちらが速いか」

を見る必要がある。


3. トリプルアクセルはなぜ氷タイプなのか

3-1. 由来はフィギュアスケート

トリプルアクセルは、現実世界ではフィギュアスケートのジャンプ名。

アクセルジャンプは、フィギュアスケートの代表的なジャンプの一つ。
その3回転版がトリプルアクセル。

だからポケモンの技としては、

トリプルアクセル
↓
フィギュアスケート
↓
氷上競技
↓
こおりタイプ

という連想でこおりタイプになっていると見るのが自然。

マスカーニャが氷を作っているというより、スケート由来の連続キックだから氷タイプ判定になっているという感じ。

3-2. マスカーニャが覚える理由

マスカーニャは、草・悪タイプの猫ポケモン。
普通に考えると「なぜ氷技?」と思う。

ただ、マスカーニャは身軽で、トリッキーで、足技やアクロバティックな動きが似合う。
トリプルアクセルは、こおり技ではあるが、実態としては3回連続で蹴る物理技。

つまり、設定的には、

氷を操る猫

というより、

スケートっぽい連続回転キックをする身軽な猫

に近い。

このため、マスカーニャにとってはかなり自然なサブウェポンになっている。


4. トリプルアクセルの性能

ポケモンチャンピオンズでのトリプルアクセルは、攻略情報上では以下のような技として扱われている。

  • タイプ:こおり
  • 分類:物理
  • 威力:20
  • 命中:90
  • PP:12
  • 対象:相手1体
  • 1回目は威力20
  • 2回目は威力40
  • 3回目は威力60
  • 最大3回攻撃
  • 途中で外れると攻撃終了

合計すると、全部当たった場合の威力は、

20 + 40 + 60 = 120

になる。

しかも連続技なので、きあいのタスキに強い。

1発目でタスキを発動させても、2発目・3発目がそのまま入るため、タスキを貫通する。

4-1. 命中不安はある

一方で、トリプルアクセルは命中90。
しかも途中で外れるとそこで終了する。

単純に3発全部当たる確率を考えると、

0.9 × 0.9 × 0.9 = 0.729

つまり、3発すべて当たる確率は約72.9%。

強いが、外す時は外す。
だから、スカーフマスカーニャ側も完全安定ではない。

ただし、ガブリアス側から見ると、1発でもこおり4倍、2発以上ならかなり危険。
「外してくれれば勝ち」は、勝ち筋ではあるが、安定した受けではない。


5. なぜガブリアスはこんなに厳しいのか

5-1. 氷4倍が重すぎる

ガブリアスはドラゴン・じめんタイプ。

ドラゴンはこおり弱点。
じめんもこおり弱点。

なので、こおり技が4倍弱点になる。

ガブリアスは合計種族値600で、攻撃も耐久も高い。
ただし、こおり4倍だけは明確な穴。

GameWithのガブリアス記事でも、ガブリアスの弱い点としてこおりタイプ技が4倍弱点であることが挙げられている。

つまり、ガブリアスは強いが、氷技には非常に弱い。

5-2. 連続技なのでタスキでも止まりにくい

ガブリアスには、きあいのタスキ型もある。
タスキで1発耐えて、ステルスロックや剣の舞、反撃につなげる動きは強い。

しかし、トリプルアクセルは連続技。
1回の行動で複数回攻撃する。

そのため、タスキを持っていても、

1発目でタスキ発動
2発目で倒される
3発目も入る可能性

という流れになる。

GameWithのガブリアス記事でも、きあいのタスキ型の苦手要素として、トリプルアクセルなどのこおりタイプ連続技が挙げられている。


6. スカーフマスカーニャは何が強いのか

6-1. 元から速い

マスカーニャは素早さが高い。
そこにスカーフを持たせると、かなりの範囲を上から叩ける。

チャンピオンズの攻略情報でも、マスカーニャのASスカーフ型は、こだわりスカーフで素早さをさらに高め、上から弱点を突くストッパーや初手削り役として紹介されている。

6-2. 技範囲が嫌らしい

代表的な技構成はだいたいこんな感じ。

  • トリックフラワー
  • はたきおとす
  • とんぼがえり
  • トリプルアクセル

この構成が嫌なのは、単に速いだけでなく、役割が多いこと。

トリックフラワー

草技。必中・確定急所。
防御上昇や回避上昇を無視しやすく、安定したメインウェポンになる。

はたきおとす

悪技。
相手の持ち物に干渉できる。
スカーフ、タスキ、回復アイテムなどを削る意味がある。

とんぼがえり

対面操作。
不利対面でも削りながら逃げられる。
こだわりスカーフの「同じ技しか出せない」縛りも、交代で解除できる。

トリプルアクセル

こおり技。
ガブリアス、カイリュー、ドラゴン、飛行、草、地面に刺さる。
連続技なのでタスキにも強い。

つまり、スカーフマスカーニャは、

速い
削れる
逃げられる
氷でドラゴンを狩れる
タスキにも圧をかけられる

というかなり実戦的な型。


7. 「スカーフガブリアス」は弱いのか

弱いわけではない。

スカーフガブリアスは、今でも役割自体は分かりやすい。

  • 高速帯を上から縛る
  • 終盤の掃除役になる
  • じしん・げきりんで高火力を押し付ける
  • 相手の積みアタッカーを止める
  • ストーンエッジ、どくづき、アイアンヘッドなどで範囲を広げる

GameWithでも、ASスカーフ型ガブリアスは「こだわりスカーフで素早さ関係を逆転させ、相手の積みエースや高速アタッカーを上から処理するストッパー」として紹介されている。

ただし、スカーフガブリアスには限界もある。

7-1. さらに速いスカーフ持ちには負ける

ガブリアスより元の素早さが高いポケモンがスカーフを持つと、ガブリアスは抜かれる。

代表例がマスカーニャ。

だから、スカーフガブリアスは、

遅い相手を上から叩く
中速〜高速の一部を縛る

には強いが、

もともと超高速のポケモンのスカーフ

には勝てない。

7-2. 技固定が読まれる

こだわりスカーフは、同じ技しか出せない。

ガブリアスでげきりんを押せば、フェアリーに無効化される。
じしんを押せば、飛行やふゆうに無効化される。

つまり、スカーフガブリアスは一度技を見せると、相手に交代で受けられやすい。

7-3. 氷技の圧が重い

ガブリアス最大の弱点は、やはりこおり4倍。

特にトリプルアクセルのような連続氷技を持つ高速ポケモンがいると、非常に動きづらい。


8. スカーフマスカーニャを見た時の実戦判断

8-1. 「ガブリアスで上を取れる」と思わない

まずここ。

相手にマスカーニャがいる時点で、ガブリアス側は、

相手はスカーフかもしれない

と見るべき。

特に初手マスカーニャなら、スカーフ・タスキ・対面操作のどれもありえる。

ガブリアスを出している時にマスカーニャと対面したら、

こちらがスカーフでも抜かれる可能性がある

と考える。

8-2. 氷受け・物理受けへ引く

マスカーニャ対策としては、物理耐久の高いポケモンや、草・氷・悪に耐性を持てるポケモンが重要になる。

GameWithのマスカーニャ対策でも、物理受けや、上からの高火力弱点技、優先度を持つ先制技が対策として挙げられている。

候補としては、

  • アーマーガア
  • エアームド
  • メガハッサム
  • 高耐久の物理受け
  • バレットパンチなどの先制技持ち
  • マスカーニャより速い高火力アタッカー
  • 炎・氷・虫・飛行などで弱点を突けるポケモン

など。

8-3. とんぼがえりを読んで盤面を取る

マスカーニャは不利対面になると、とんぼがえりで逃げられる。

だから、ただ受けに回るだけだと、相手に対面操作される。

こちらも、

  • 交代先に刺さる技を押す
  • ステルスロックを撒く
  • 物理受けで安定させる
  • 先制技圏内に入れる
  • マスカーニャのスカーフロックを利用する

など、次の盤面まで考えたい。

8-4. トリプルアクセル固定を利用する

相手がトリプルアクセルを押した場合、スカーフならその技に固定される。

つまり、次のターン以降は、

こおり技に強いポケモンへ引く
こおり半減・耐性で受ける
物理受けで止める
先制技で縛る

という対応ができる。

ただし、最初の1ターンでガブリアスが倒されると手遅れ。
なので、対面した瞬間の判断が重要。


9. マスカーニャ側の弱点

スカーフマスカーニャは強いが、万能ではない。

9-1. 耐久が低い

マスカーニャは耐久が低い。
等倍の高火力でも押し切られやすい。

だから、上から殴られると脆い。

9-2. 技固定がある

スカーフなので、技固定がある。

トリックフラワーで固定されたら、草半減や草耐性に引かれる。
はたきおとすで固定されたら、悪耐性に引かれる。
トリプルアクセルで固定されたら、氷耐性や物理受けに引かれる。
とんぼがえりなら逃げられるが、火力は落ちる。

つまり、スカーフマスカーニャは、

初手の圧は強い
でも、読まれるとロックを利用される

タイプ。

9-3. トリプルアクセルは外す

トリプルアクセルは命中90で、途中で外れると止まる。
強いが不安定。

このため、マスカーニャ側も、

できればトリプルアクセルを撃たずに勝ちたい

と思う場面がある。

ただ、ガブリアス対面では撃つ価値が高い。
氷4倍で、タスキにも強く、当たれば試合が大きく動くから。


10. まとめ:これは「ガブリアスが遅い」のではなく「マスカーニャが速すぎる」

今回の話を一言でまとめると、

スカーフガブリアスが弱いのではなく、スカーフマスカーニャがガブリアスより速く、トリプルアクセルがガブリアスに刺さりすぎる。

ということ。

ガブリアスは今でも強い。
ただし、マスカーニャのような高速スカーフ持ちを前にすると、昔の感覚で「スカーフガブなら上からいける」と思うと事故る。

今回覚えておくべきことは3つ。

1. スカーフ同士は元の素早さが大事

スカーフは1.5倍。
相手も1.5倍なら、元が速い方が勝つ。

ガブリアス102。
マスカーニャ123。
だから、スカーフ同士ならマスカーニャが速い。

2. トリプルアクセルはフィギュアスケート由来の氷技

マスカーニャが氷を操るというより、スケート由来の連続キック。
だから氷タイプ。

3. ガブリアスは氷4倍なので、トリプルアクセルが致命傷

3発当たれば高威力。
連続技なのでタスキにも強い。
ガブリアス側は、対面した瞬間に「上を取れる」と思わない方がいい。


実戦メモ

相手にマスカーニャが見えた時は、以下を意識する。

  • 初手マスカーニャはスカーフを疑う
  • ガブリアスで対面したら、こちらがスカーフでも抜かれる可能性を見る
  • 氷4倍なので、トリプルアクセルを受ける前提で動かない
  • 物理受けや氷耐性へ引く選択肢を用意する
  • バレットパンチなどの先制技で縛る
  • マスカーニャが技固定されたら、そのロックを利用する
  • トリプルアクセルは命中不安があるが、外し期待を本線にしない
  • タスキガブリアスでも、連続技で貫通されると見る

参考リンク


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