ハンター試験一次試験は何km?一般人がゼロから走れるまで何年かかるのか

『HUNTER×HUNTER』ハンター試験一次試験の80km超マラソンを、現実のランニング・ウルトラマラソン基準で考察。一般人がゼロから到達する年数、練習メニュー、レオリオ10代の異常さまで整理。

読書機能の使い方

聴く:本文を読み上げます。速読:語句を順に表示し、速さを調整できます。語学練習:別の言語版と対訳を読み比べます。保存:このブラウザーにブックマークし、プレイヤーの保存済み一覧から開けます。

この記事をシェア
広告
広告

『HUNTER×HUNTER』のハンター試験を見返していると、序盤からおかしい。

ゴン、キルア、クラピカ、レオリオたちは、一次試験で試験官サトツについていき、地下通路を延々と走らされる。その距離は作中・関連情報では80km超として扱われている。しかも、それで終わりではない。地下通路のあとに階段があり、さらに「ヌメーレ湿原/詐欺師の湿原」を抜ける必要がある。

つまり、ハンター試験一次試験はただのマラソンではない。

80km以上走ったあと、危険生物だらけの湿原を突破する選抜試験である。

序盤から参加者の基礎スペックがバグっている。

まず結論

ハンター試験一次試験を現実換算すると、だいたいこうなる。

観点 現実換算
地下通路の距離 80km超
フルマラソンとの比較 フルマラソン42.195kmの約1.9倍
競技分類 ウルトラマラソン級
一般人がゼロから到達する目安 最低1.5年、現実的には2〜3年
ハンター試験の難しさ 距離+階段+湿原+脱落圧+危険生物
レオリオの異常さ 見た目おじさんなのに10代でこの距離についていく

80kmという距離だけでもすでに異常だが、ハンター試験の場合は「安全な舗装路」「給水所」「制限時間」「救護体制」が整ったレースではない。

むしろ実態は、ウルトラマラソン+サバイバル+心理戦に近い。

ハンター試験一次試験の距離は「80km超」

287期ハンター試験の一次試験では、試験官サトツについていき、地下通路を走り続ける。Hunterpediaでは、一次試験について「地下通路を未知の距離走り、のちに80km以上と示される」と整理されている。また、その後にミルシ湿原、いわゆる詐欺師の湿原を抜ける流れも説明されている。

ここで大事なのは、80kmは一次試験全体の上限ではなく、地下通路パートだけでも80km超と見られること。

つまり雑に言うと、

80km走った。はい終わり。

ではない。

80km以上走った。じゃあ次、湿原な。

である。

普通に終わっている。

80kmはどのくらいヤバいのか

フルマラソンは42.195km。World Athleticsも、マラソンを42.195kmのロード種目として説明している。

それに対して、ウルトラランニング/ウルトラマラソンは、伝統的なマラソン距離である42.195kmを超える距離として説明される。

つまり80kmは、分類上は完全にウルトラ側。

数字で見るとこう。

距離 感覚
5km 初心者ランニングの最初の目標
10km 走れる人感が出る
21.1km ハーフマラソン
42.195km フルマラソン
50km ウルトラ入門
80km 50マイル級。一般人から見ると別競技

しかも現実の80kmレースは、多くの場合「全部走りっぱなし」ではない。歩きを混ぜ、補給し、足裏や胃腸の状態を管理しながら進む。

ハンター試験はそこに、試験官についていくペース、脱落の圧、階段、湿原、危険生物が足される。

現実のレースなら運営に怒られるレベルの地獄である。

一般人がゼロから80kmを走れるまで何年かかるか

結論から言うと、最低1.5年、現実的には2〜3年くらい見たい。

もちろん「走る」の定義で変わる。

  • 80kmを歩き混ぜで移動しきる
  • 80kmを制限時間内に完走する
  • 80kmをほぼ走り続ける
  • ハンター試験みたいに階段と湿原込みで突破する

この中で難易度が全然違う。

ゼロから走り始める場合、いきなり80kmを目指すのは無理がある。まずは5km、10km、ハーフ、フル、50kmと段階を踏む必要がある。

NHSのCouch to 5Kは、9週間・週3回・歩きと走りを交互に行う形で、30分走れる状態を目指す初心者向けプランになっている。Mayo Clinicの5Kプランも、走る・歩く・休むを混ぜて、ケガや疲労を減らす考え方を取っている。

さらにCDCは、成人の健康維持として週150分の中強度運動、または週75分の高強度運動に加えて、週2日以上の筋力トレーニングを推奨している。

つまり、普通の人がやるべきことは根性ではない。

走る習慣、休む習慣、筋力、足裏、補給、睡眠、全部を少しずつ作ることである。

ゼロからハンター試験一次を目指す練習メニュー

ここでは「80kmを走る+歩くで完走できる身体」を目標にする。

ゴンやキルアみたいに走りっぱなしで突破するのは、人間側ではなく魔獣側なので除外する。

0〜3か月:5kmを走れる身体にする

最初の目的は、速くなることではない。

膝、足首、ふくらはぎ、足裏を壊さない身体にすることである。

週メニューはこれくらいでいい。

曜日 内容
月 休み、または散歩30分
火 ラン&ウォーク30分
水 筋トレ20分
木 ラン&ウォーク30分
金 休み
土 ラン&ウォーク30分
日 長めの散歩60〜90分

最初は、

  • 1分走る
  • 2分歩く
  • これを10セット

くらいでいい。

慣れてきたら、

  • 2分走る
  • 1分歩く

に変える。

最終的に、30分ゆっくり走れるようになれば十分。

筋トレは難しいことをしなくていい。

  • スクワット
  • カーフレイズ
  • ヒップリフト
  • プランク

この4つでいい。

ハンター試験は脚だけではなく、体幹と姿勢も削られる。最初から心肺だけ鍛えると、脚が先に壊れる。

3〜6か月:10km〜15kmまで伸ばす

ここから「移動能力」を作る。

ハンター試験に必要なのは、短距離の速さではない。

止まらず進む能力である。

曜日 内容
月 休み
火 ゆっくりラン30〜40分
水 筋トレ20〜30分
木 ゆっくりラン30分+坂道少し
金 休み
土 長めラン8〜15km
日 散歩、または軽いジョグ30分

この時期は、土曜の長めランだけ少しずつ伸ばす。

例:

  • 8km
  • 10km
  • 12km
  • 休み週
  • 14km
  • 15km

みたいな感じ。

毎週ずっと伸ばすと壊れる。3週間伸ばしたら1週軽くするくらいがちょうどいい。

6〜12か月:ハーフ〜フルマラソン級へ

ここでようやく「一般人から一段抜ける」感じになる。

目標は、週30〜45kmくらい。

曜日 内容
月 休み
火 ゆっくりラン40分
水 筋トレ
木 坂道・階段トレ30〜40分
金 休み
土 長距離ラン15〜28km
日 回復ジョグ、または速歩60分

月1回くらいは、20km以上の長距離移動を入れる。

ただし、全部走らなくていい。

むしろ、

  • 走る7
  • 歩く3

くらいでいい。

ハンター試験の現実対策としては、きれいなフォームで走り続けるより、疲れても前に進める身体を作る方が大事。

12〜18か月:50kmウルトラ準備

ここからは「走力」よりも、長時間壊れずに動く力を作る。

曜日 内容
月 休み
火 ゆっくりラン45分
水 筋トレ
木 坂道・階段・不整地ラン45分
金 休み
土 長距離25〜35km
日 疲労状態で10〜20km歩く、または走る

この時期の重要メニューは、連日移動。

たとえば、

  • 土曜30km
  • 日曜15km

みたいな練習。

ハンター試験は「疲れたから終わり」ではなく、「疲れた状態から次の試験が始まる」タイプのイベントである。

なので、疲れている状態で動く練習がいる。

18〜24か月:80km対策

ここでようやく80kmが見えてくる。

曜日 内容
月 完全休養
火 ゆっくりラン60分
水 筋トレ+階段
木 ゆっくりラン45分
金 休み
土 30〜45kmロング
日 20〜30kmウォーク&ジョグ

この段階では、80kmを毎回練習する必要はない。

むしろ危ない。

本番前に一度だけ、50〜60kmの移動練習ができれば十分。

あとは、

  • 補給
  • 水分
  • 塩分
  • 靴擦れ
  • 足裏
  • 胃腸
  • 睡眠
  • 翌日の疲労

を管理する練習をする。

80kmは、脚だけの問題ではない。

身体全体の運用テストである。

ハンター試験式のペース配分

現実の一般人が80kmを突破するなら、ずっと走る必要はない。

おすすめは、

  • 走る10分 → 歩く2分
  • 走る20分 → 歩く5分
  • 坂や階段は最初から歩く

このあたり。

歩きを最初から入れるのは甘えではない。

80kmでは、歩きは戦略である。

最初の20kmで調子に乗ると、40km以降で脚が終わる。50km以降はメンタルと胃腸も削れる。ハンター試験なら、そこに湿原の危険生物と心理トラップが来る。

やはり地獄。

レオリオ10代、普通におかしい

ここで一番面白いのがレオリオである。

日テレ公式のキャラクター紹介では、レオリオについて「見た目は老けているが年齢は10代と意外と若い」と説明されている。

ネット上では、公式ガイドブック『HUNTER×HUNTER ハンター協会公式発行 ハンターズ・ガイド』由来として、レオリオは初登場時19歳と整理されることが多い。ただし、公式サイト上で直接「19歳」と読める一次情報は見つけにくいので、記事化するなら表現は少し丁寧にした方がいい。

安全な書き方はこれ。

レオリオは公式紹介でも10代とされるキャラで、公式ガイド由来の情報では初登場時19歳と扱われることが多い。

これなら強い。

そして、ここからが本題。

レオリオは作中で「一般人枠」っぽく見える。

ゴンは野生児。キルアは暗殺一家。クラピカは復讐者で頭脳も身体能力も高い。

その中でレオリオは、スーツ、サングラス、金にうるさい、医者志望、ツッコミ役。

どう見ても常識人側の顔をしている。

でも実際には、10代で80km超の一次試験についていく。

これは普通におかしい。

現実で言えば、19歳の医学生志望っぽい人が、スーツ姿でいきなりウルトラマラソン級の試験に参加して、しかも脱落しないようなもの。

おじさん顔でごまかしているが、身体能力は完全にハンター側である。

ハンター試験一次は「走力試験」ではなく「脱落しない人間の選別」

一次試験の本質は、単なるマラソンではない。

あれは、次のような能力をまとめて見ている。

  • 長距離を移動できる身体
  • 心が折れない耐久力
  • 試験官のペースについていく観察力
  • 他人に流されない判断力
  • 体力が削れた状態で湿原を抜ける危機管理
  • 途中で弱音を吐いても戻ってくる粘り

だから、現実の練習でも「80km走れる脚」だけ作っても足りない。

必要なのは、

疲れた状態でも判断をミスらず、補給し、歩き、走り、止まり、また進める力。

ハンター試験が怖いのは、体力があるだけでは突破できないところである。

一般人向けの最短ルート

ゼロからやるなら、最短ルートはこれ。

第1段階:3か月

  • 週3回、30分のラン&ウォーク
  • 週2回、脚と体幹の筋トレ
  • 休日に60〜90分歩く

目標は5km。

第2段階:6か月

  • 10km〜15kmを走る
  • 坂道や階段を少し入れる
  • 歩きを混ぜてもいいから長時間動く

目標は10〜15km。

第3段階:1年

  • 月1回20km以上
  • 週30km以上の移動量
  • ハーフ〜フルを視野に入れる

目標は42km級。

第4段階:1.5年

  • 土日連続で長距離移動
  • 30km+15kmなどを経験
  • 補給・靴擦れ・足裏管理を覚える

目標は50km級。

第5段階:2年

  • 50〜60kmを一度経験
  • 80kmは本番想定で歩き混ぜ
  • 階段、坂、不整地も入れる

目標は80km級。

このルートなら、かなり現実的。

逆に、半年で80kmを目指すのは危ない。心肺より先に脚が壊れる可能性が高い。

まとめ:ハンター試験一次は序盤のくせにもう人間卒業試験

ハンター試験一次試験は、地下通路だけでも80km超と見られる。

フルマラソンの約1.9倍。ウルトラマラソン級。そこに階段と湿原がつく。

一般人がゼロから目指すなら、最低1.5年、現実的には2〜3年は必要。

そしてレオリオは、公式紹介でも10代とされるキャラでありながら、この一次試験についていく。

見た目は30代の就活失敗した医学生みたいなのに、実際は10代でウルトラマラソン級を走る男。

普通に化け物である。

ゴン、キルア、クラピカが異常なのは分かる。

でも本当に怖いのは、レオリオみたいな「一般人枠の顔をした異常者」が普通についてきていることかもしれない。

ハンター試験、一次から基準がおかしい。

公開時の注意点

  • 原作・アニメ画像は使わない。
  • セリフの長文引用は避ける。
  • 「レオリオ19歳」は、公式サイトで直接確認できる表現ではなく、公式ガイド由来として流通している情報なので、「公式ガイド由来では19歳とされる」「公式紹介では10代」と書き分ける。
  • 距離についても「地下通路だけで80km超とされる」「一次全体は湿原込みでさらに長い」と書くと安全。
  • 健康・運動系は医療助言ではなく一般的な目安として扱う。

参考リンク

関連記事案

  1. ハンター試験を現実でやったら何人残るのか
  2. ゴンとキルアの身体能力は何歳時点で人類を超えているのか
  3. レオリオは本当に一般人枠なのか?医者志望キャラの異常な耐久力
  4. アニメの長距離走描写を現実のマラソン基準で考える
  5. 80km歩く・走るには何が必要か:脚より先に壊れるもの

この記事が役に立ったら、応援できます。 応援する

広告

今日これ読んで

この記事を読んだ人の次の疑問に、それぞれ答える記事です。

すべての記事から探す

他の記事を探す

すべての記事

めんどいちゃん

このサイトの運営者

めんどいちゃん

仕事や日常の「めんどい」を構造化して、次に動きやすくする記事を書いています。