「あなたの仕事はいつAIに奪われる?」というジョークサイトが話題になった。しかし2026年10月23日、開発者がRedditで報告したのは、アクセス急増でサイト自身が約10時間止まったという事件だった。人間の仕事の寿命を宣告する機械が、先に欠勤してしまった。数字は開発者の自己申告であり、外部監査の結果ではない。
何をするサイト?
deprecation.orgは職業名を入力すると、AIが辛口の評価と架空の「代替予定日」を出す仕組み。AIに会社を奪われた世界で最後の人間エンジニアが反撃する、未発売の独立ゲームの宣伝だ。サイトに並ぶ「人間は高コスト」「退職時にはケーキ」といった企業風の文句も風刺。実際の職業の未来を予測した研究ではない。
先に壊れたのはどっち?
開発者の10月23日の投稿によると、最初の2週間は1日約27回の診断だった。家族がXに紹介した後、10月21日の診断5,669回が翌22日には117,372回へ。ピークは1時間9,858回、一夜のリクエストは160万件だったという。Xの約200万表示という数字も本人の説明で、直接照合はできていない。閲覧数と診断回数と通信リクエストは別の指標だ。
入力された職業名は36,125種類。「リス崇拝者」「ラマ農家」まで登場し、同じ職業の答えを再利用する作戦も効きにくくなった。データベースが応答しなくなり、約10時間の障害に。機械が人間を代替する前に、機械の代わりを探す必要が出た。開発者は2日間で約200ユーロかかり、キャッシュなどで改善したと述べている。
実際のネット民のツッコミ
Redditでは「リス崇拝者に失職予定日がある」という発想を喜ぶコメントがあった。「.orgは非営利組織向けでは?」という問いに、開発者は今は利益がないから「無利益」だと返している。別の言語聴覚専門職コミュニティでは、AIの診断が現場を理解していないと指摘され、AIも仕事の現実を知れば車内で泣くというジョークが出た。いずれも実際の公開反応であり、AIによる創作ではない。
独自大喜利:機械の人事面談
以下は記事独自の架空の会話。 人事「人間の仕事はいつ終わる?」 AI「全職種を査定中です」 人事「あなたはなぜ10時間休んだ?」 AI「人間の職種が多すぎました」 人事「まず誰を代替する?」 AI「私のデータベースです」
結論
今回証明されたのは失職日の正確さではなく、人間の好奇心と職業名の多様さ。人類を代替する計画は、まず「リス崇拝者」にも答えられるサーバーを用意してからだ。
参考資料(4件)
- 開発者本人のReddit投稿と返信(2026年10月23〜24日): https://www.reddit.com/r/SideProject/comments/1xdar7y/my_joke_when_will_ai_take_your_job_got_viral_and/
- 専門職コミュニティの公開反応(2026年10月23〜24日): https://www.reddit.com/r/slp/comments/1xdoj1k/of_course_ai_cant_take_our_jobs_it_doesnt_even/
- 風刺サイト本体: https://deprecation.org/
- ゲーム紹介・架空企業の注記: https://deprecation.org/challenge
X原投稿のURL・閲覧数は直接検証できていない。数字は開発者の自己申告。



