説明: 「Lock 'Em Up(捕まえろ)」は、釣り場での口論を撮った2025年の動画から生まれたミーム。2026年10月にゲーム風の加工や忠実すぎる再現動画で再び広まった理由を、元ネタと実例から解説する。
「Lock 'Em Up」は、釣りをしていた人たちに男性が「ここは私有地だ」と詰め寄り、会話の途中で「捕まえろ」という話まで持ち出す動画が元ネタだ。2026年10月には、この緊迫したやり取りをゲームの世界に移植する編集や、動きまで再現する寸劇が再び話題になった。
「State Property」と何が違う?
どちらも同じ動画を指す呼び名だ。「State Property」は釣り人側がその場所を公有地だと思っていたことに由来し、「Lock 'Em Up」は相手の印象的なせりふに由来する。動画は2025年8月21日にTikTokへ投稿された。男性は釣り人に許可の有無を尋ね、土地が私有地だと主張する。口論の中で「逮捕しろ」という趣旨の伝言を再現する部分が、短い音声ネタとして切り出された。
2026年になぜまた出てきた?
2025年には音声に口を合わせる動画や、男性を別の背景へ置く編集が作られた。2026年10月には加工の舞台がさらに飛躍。10月5日には『The Elder Scrolls IV: Oblivion』のように見せる動画と、会話を細かく再現する寸劇が投稿された。10月13日には男性を『Minecraft』のボートに乗せる編集も登場した。Know Your Memeは、このボート動画が公開後1日で210万件を超える「いいね」を集めたと記録している。これは当該投稿の反応であり、国別の流行規模を示す数字ではない。
どこが面白くて、どう使う?
元動画では土地の持ち主をめぐる言い争いが続くのに、編集版では見慣れたゲームの住人が同じ調子で怒り出す。現実の揉め事を、ゲーム内で何度も聞かされる村人の会話のように見せる落差が笑いになる。2025年には「陪審員になった自分の耳に聞こえる声」という設定で法廷に置く例もあった。短い決めぜりふ、口調、場面を別の状況へ持ち込むのが基本の遊び方だ。
2025年は「釣り場で何が起きた?」、2026年は「次はどのゲームに現れる?」。釣り人を追い払おうとした一言が、今度は編集者に捕まって世界中の背景へ連れ回されている。
出典: Know Your Meme「Lock 'Em Up / State Property」更新2026年10月14日、Phillip Hamiltonによる解説、2026年10月14日。数字は出典が記録した時点の投稿別数値。
