ガウェインは都合よく強すぎる
神根島で拾った黒い機体、ガウェイン。
これがとにかく強い。
流れだけ見ると、かなり都合がいい。
- 神根島に飛ばされる
- 遺跡に入る
- なんか仕掛けが動く
- 奥に黒い機体がある
- しかも高性能
- ルルーシュ向き
- C.C.と二人乗りできる
ほとんどRPGの隠しダンジョンで専用装備を拾う展開である。
しかし、この都合の良さには意味がある。
ガウェインは、ルルーシュの弱点を埋めるための機体だからだ。
ルルーシュは強いパイロットではない
ルルーシュの強さは、KMF操縦ではない。
彼は盤面を見る。
人を動かす。
敵の心理を読む。
情報優位を作る。
演出で民衆を動かす。
つまり、ルルーシュは前線エースではなく、指揮官・戦略家である。
一方、スザクはランスロットで真正面から戦う。
カレンは紅蓮で前線をこじ開ける。
ルルーシュが同じ土俵で戦っても、勝ち目は薄い。
だから、彼に必要なのは近接戦闘用の高機動機ではなく、戦場を盤面ごと動かす指揮官機だった。
ガウェインは黒い指揮官チートである
ガウェインの強みは、ルルーシュに非常に合っている。
- 黒い見た目がゼロの演出に合う
- 空を飛べる
- 高火力で盤面を変えられる
- 二人乗りでC.C.と連携できる
- 指揮官として戦場に存在感を出せる
ランスロットが「白い個人戦闘チート」なら、ガウェインは「黒い指揮官チート」である。
スザクやカレンのように格闘戦で勝つ機体ではない。
ルルーシュが戦場を上から見て、必要な場所に強い一撃を入れるための機体である。
だから、島で拾った都合のいい黒い機体なのに、キャラ適性は非常に高い。
ガウェイン入手で、ゼロの格が上がる
ガウェインを手に入れる前のゼロは、仮面の指揮官だった。
もちろん存在感はある。
しかし戦場では、どうしても他者の戦力に依存する。
ガウェイン入手後のゼロは違う。
黒いラスボス機に乗る革命指導者になる。
これは演出的にも強い。
ゼロはもともと舞台装置を作る人間である。
仮面、マント、演説、登場タイミング。
そのゼロに、黒い巨大機体が与えられる。
都合はいい。
でも、その都合の良さがコードギアスらしい。
地獄の因果は容赦ないのに、装備入手だけはたまにRPGなのである。
