答えやすいお題は「具体的な場面+1つのズレ」でできている
大喜利をやろうとして、最初に詰まるのはお題だ。
写真のお題は強い。でも、写真には誰かの顔や持ち物が写る。グループ内で使うなら気を遣うし、使えない人もいる。文字だけのお題でも、ちゃんと盛り上がる。
この記事では、写真なしで使える大喜利のお題を、場面別に30個並べる。後半には、自分でお題を作るときのコツと、使わないほうがいいお題の線引きも書く。すべてこの記事用に書いた一般的な場面のお題で、特定の人物や実在の出来事は扱っていない。
1. 答えやすいお題の作り方
お題が盛り上がるかどうかは、次の2つでだいたい決まる。
場面が具体的であること。 「おもしろいこと」ではなく「テスト中に、前の席の人が急に立ち上がった理由」のように、頭に絵が浮かぶ場面にする。絵が浮かぶと、答える人は説明を考えずに、ボケだけを考えられる。
ズレが1つだけあること。 場面は日常なのに、「なぜか」と思える点が1つだけ混ざっている。ズレが2つ以上あると、答える人が何にツッコめばいいか迷う。
逆に、答えにくいお題の典型は次のとおり。
- 場面が曖昧(「最近あった面白いこと」)
- ズレがない(「学校の好きなところ」)
- 答えが1つに決まってしまう(「〇〇といえば?」)
- 前提知識が必要で、一部の人しか答えられない
2. 学校の場面(8問)
- 授業中、先生が急に黙って窓の外を見つめた理由
- 全校集会で、校長先生の話が終わった瞬間に起きたこと
- 教室の黒板の隅に、ずっと消されずに残っているもの
- 修学旅行のバスで、全員が静かになった一言
- 給食(お弁当)の時間、なぜかみんなが同時に手を止めたもの
- 文化祭の出し物の名前が、決まらなくて最後に残った案
- テスト返却の日、教室に流れた不思議な空気の正体
- 体育の準備運動で、なぜか1人だけ別の動きをしている理由
3. アルバイトの場面(8問)
- バイトの休憩室に、なぜか置いてあるもの
- 開店前の朝礼で、店長が突然発表したルール
- 新人研修のマニュアルの最後のページに、小さく書いてあった一文
- レジの前に来たお客さんが、会計の前に必ず聞いてくること
- 閉店作業の最後に、全員でなぜか確認する項目
- 先輩が「これだけは絶対にやるな」と言った、意外な行動
- 忙しい土曜日の夜、厨房から聞こえてきた謎の掛け声
- シフト表の備考欄に書かれていた、見慣れない注意書き
4. LINEの場面(7問)
- グループLINEの通知が深夜に鳴った。その内容が絶対に重要ではない理由
- 既読がついたのに、返信が来ない。その間、相手がやっていること
- 間違えて違うグループに送ってしまったスタンプの、最悪の組み合わせ
- アイコンを突然変えた友達の、本当の理由
- 「今から行ける?」と来たメッセージの、続きの1文
- 「あとで説明するね」と言われたまま、永遠に説明されていないこと
- LINEのステータスメッセージに、ひっそり書かれていた一言
5. 日常の場面(7問)
- 満員電車で、隣の人のカバンから聞こえてきた音
- コンビニのレジ前で、全員が同時に見てしまったもの
- 家のドアを開けたら、いつもと1つだけ違っていたこと
- 美容院で「いつもどおりで」と言ったら、仕上がったもの
- 雨の日、傘を忘れた人だけが体験する特別なサービス
- 自動販売機に新しく追加された、謎のラインナップ
- 友達との待ち合わせに30分遅れてきた人の、堂々とした言い訳
6. 使うときの順番のコツ
30問を一気に出す必要はない。1回の遊びは3問ほどが適当なので、次のように選ぶと外れにくい。
- 1問目は、全員が経験している場面。 学校やLINEなど、誰でも絵が浮かぶものから。
- 2問目は、その場のメンバーに近い場面。 同じバイト先の仲間なら、バイトのお題を。
- 3問目は、少しだけ自由度が高いもの。 日常の場面や、答えが広がりやすいお題。
同じ場面のお題を続けると、答えが似てきてしまう。場面は1問ごとに変えるほうが、答えのバリエーションが増える。
7. 安全のための線引き
大喜利は、全員が安心して外せる場だから面白い。次のようなお題は、最初から避ける。
- 特定の人の外見・体型・年齢・性別をいじるお題。 笑う側と笑われる側が決まってしまう。
- グループ内の誰かの失敗や恋愛を前提にしたお題。 当事者が逃げられない。
- 差別・暴力・性的な内容に寄りやすいお題。 答えがそちらへ流れやすく、場が荒れる。
- 実在の個人名が入るお題。 友達でも、先生でも、有名人でも同様。
お題を作るときは、「人」ではなく「状況」をいじる。上の30問も、すべてその方針で書いてある。
また、答えが少し行き過ぎたと感じたら、そこで止めて構わない。盛り上がりより、全員が気持ちよく終われることを優先してほしい。
8. お題を回すのが面倒なとき
手元に30問あっても、実際の進行は意外と手間がかかる。お題を貼り、時間を測り、答えをまとめ、投票を集める。
ブラウザで遊べる大喜利ゲーム PIGPON では、お題の表示、60秒の回答タイマー、30秒の匿名投票、勝者の「PIGPON!」演出まで、ゲーム側が進めてくれる。招待リンクをLINEグループに貼るだけで、アプリなしでも、アカウントなしでも参加できる。
写真を使わない遊びが基本で、結果もテキストのカードとして共有できる。写真お題は、全員が18歳以上と申告した部屋だけで使える。
気になったら、PIGPON を見てみてほしい。この記事のお題は、そのまま手動でも使える。
まとめ
- 答えやすいお題は、具体的な場面と1つのズレでできている
- 学校・バイト・LINE・日常と場面を変えながら出すと、答えが似にくい
- 人の外見や失敗をいじらず、状況をいじるのが安全ルールの基本
- 進行が面倒になったら、ブラウザのゲームに任せてもよい
