責任が押し付けられる会議の特徴
責任が曖昧な会議には、次のような特徴があります。
- 決裁者が不明
- 複数人が意見を言う
- 誰も最終判断しない
- 担当範囲が決まらない
- 素材提供者が決まらない
- 期限だけ決まっている
- 後から品質要求が上がる
この状態では、会議後に作業者だけが困ります。
最初に決めるべきこと
会議では、最初に以下を確認します。
- 最終確認者は誰か
- 必ず入れる内容は何か
- 各担当者が出す素材は何か
- 素材の期限はいつか
- 修正期限はいつか
これを決めずに作業を始めると、後から手戻りが増えます。
「みんなで確認」は危険
「みんなで見ればいい」という言葉は、一見よさそうに聞こえます。
しかし、意見が複数出ると、最終判断が曖昧になります。
返し方はこうです。
承知しました。 複数名で確認いただく場合でも、最終判断する方だけは決めたいです。 意見が分かれた場合の判断者を明確にしたいです。
「任せる」と言われたとき
承知しました。 任せていただく前提で進めますが、必ず入れる内容と最終確認者だけは決めさせてください。
任せると言われても、判断者がいない状態で進めると、後から「そういう意味ではなかった」と言われる可能性があります。
素材提供を明確にする
何かを作る会議では、素材の提供者を決めることが重要です。
たとえば動画であれば、
- 製造側の作業風景
- 技術側の設備映像
- 社内イベント映像
- 写真
- 説明文
- コメント
これらを誰が、いつまでに出すのかを決めます。
返し方はこうです。
こちらで編集は進めますが、素材については各部署で撮影・送付いただく形でお願いします。 素材がない部分は、既存資料やテキストで補う形になります。
修正期限を決める
会議でよくあるのが、完成直前まで修正が続くことです。
そのため、修正期限を決める必要があります。
修正が発生する場合、最終確認の期限を決めたいです。 期限がないと、修正が重なって完成しない可能性があります。
責任分解の言い方
責任を拒否するのではなく、分解します。
こちらでは、提供いただいた素材をもとに編集します。 素材の選定や撮影は各部署でお願いします。 最終判断は確認者にお願いします。
この言い方なら、協力姿勢を見せつつ、責任を全部吸わずに済みます。
まとめ
会議で責任だけ押し付けられそうなときは、感情で反論するより、役割を分解する方が有効です。
確認するのは以下です。
- 誰が決めるか
- 誰が素材を出すか
- いつまでに出すか
- どこまで自分がやるか
- 修正期限はいつか
これらを会議中に言語化するだけで、担当者だけに責任が寄るリスクを減らせます。